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〈小説「新・人間革命」〉 大山 四十三を読んだ感想と決意 島幸弘

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会場の中央にいた男性が立ち上がった。まだ三十代の東北方面の県長である。彼は、県長会の参加者に怒りをぶつけるかのように、声を張り上げて訴えた。
「皆さんは、先生が辞任されるということを前提に話をしている。私は、おかしいと思う。そのこと自体が、納得できません!」 沈黙が流れた。
伸一の声が響いた。
「辞任が大前提でいいじゃないか。私は、そう決めたんだ。これで新しい流れができ、学会員が守られるならば、いいじゃないか。
声を荒らげるのではなく、学会は和気あいあいと、穏やかに、団結して進んでいくことだよ。私と同じ心であるならば、今こそ、同志を抱きかえるようにして励まし、元気づけていくんだ。みんなが立ち上がり、みんなが私の分身として指揮を執るんだ!
 初代会長の牧口先生が獄死されても、戸田先生がその遺志を受け継いで一人立たれた。そして、会員七十五万世帯を達成し、学会は大飛躍した。その戸田先生が逝去された時、私は、日本の広宣流布を盤石にし、必ずや世界広布の流れを開こうと心に誓った。そうして今、大聖人の仏法は世界に広がった。
物事には、必ず区切りがあり、終わりがある。一つの終わりは、新しい始まりだ。その新出発に必要なのは、断固たる決意だ。誓いの真っ赤な炎だ。立つんだよ。皆が後継の師子として立つんだ。いいね。頼んだよ」
県長会は、涙のなかで幕を閉じた。
何があろうと、皆の心に峻厳な創価の師弟の精神が脈動している限り、新しき道が開かれ、広宣流布は伸展していくのだ。
引き続き、午後には総務会が開かれた。
この席上、伸一の会長辞任の意向が伝えられ、受理された。さらに総務会では、懸案であった「創価学会会則」の制定を審議し、採択。これに基づき、新会長に十条潔が、新理事長に森川一正が選任され、伸一は名誉会長に就任した。それは、伸一にとって、壮大な人生ドラマの新章節の開幕であった。(聖教新聞より転載)

 〈小説「新・人間革命」〉 大山 四十三を読んだ感想と決意 島幸弘

青年の雄たけび!私も数々経験があり先生のご指摘の通りであり、賢明な創価学会員としての言動・行動に注意して行きたい。がこの青年の雄たけびも先生は喜んでいたに違いない。先生にとってはすべてを包含し、新たな出発を機会に改めて異体同心になって、新時代の世界広布の出発点と歴史に残されたのだと思う。

昨日千葉県よりお客様がみえた。これで2度目の対話となった。「仏壇を購入したくなり桜梅桃李.comのサイトを拝見、店長の私に会いたくなった」との事。ブログも毎日のように見ておられるとの事、私自身がサイトアップした過去の商品についても、あの商品は動画でこのような特徴があったとい言っていましたね!と当方が感心するぐらい見て頂いている。今回もお仏壇を見に来られたが、しっくりされない感じなので、迷ったならスルーしてまたのチャンスとの判断で良いと思いますよとアドバイス、しばし考え次のチャンスに期待します。夢工房からお店に戻りしばし、信心談義、日曜の座談会でとても盛り上がったと話したところ、お聞きしたいとの事で内容をお伝えすると、本当に楽しい信心話ですね!もっと聞きたいですとの事、私もスイッチが入ってしまい!大いに盛り上がりました。私はお客様と仏壇を通して信心の話を体験をモットモットお話ししていきたい!全国の創価同志の皆様と信心の話をしたい!そう思う毎日です。今日もありがとうございます!

〈小説「新・人間革命」〉 大山 四十二を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一は、力強い口調で語り始めた。
「これからは、新会長を中心に、みんなの力で、新しい学会を創っていくんだ。私は、じっと見守っています。悲しむことなんか、何もないよ。壮大な船出なんだから」
会場から声があがった。「先生! 辞めないでください!」すすり泣きがもれた。それは次第に大きくなっていった。号泣する人もいた。
一人の壮年が立ち上がって尋ねた。
「今後、先生は、どうなるのでしょうか」
「私は、私のままだ。何も変わらないよ。どんな立場になろうが、地涌の使命に生きる一人の人間として戦うだけだ。広宣流布に一身を捧げられた戸田先生の弟子だもの」
青年の幹部が、自らの思いを確認するように質問した。
「会長を辞められても、先生は、私たちの師匠ですよね」
「原理は、これまでに、すべて教えてきたじゃないか! 青年は、こんなことでセンチメンタルになってはいけない。皆に、『さあ、新しい時代ですよ。頑張りましょう』と言って、率先して励ましていくんだ。恐れるな!」
次々に質問の手があがった。
「県長会には出席していただけますか」
壮年の質問に伸一は答えた。
「新会長を中心に、みんなでやっていくんだ。いつまでも私を頼っていてはいけない。
これまで私は、全力で指導し、皆の育成にあたってきた。すべてを教え、伝えてきた。卒業のない学校なんかない」
「各県の指導には回っていただけるんでしょうか。ぜひ、わが県に来てください」涙を浮かべながら、婦人が言った。
「ありがとう。でも、今までに何度となく各県を回ってきたじゃないか。これからは、平和のために、もっと世界を回りたい。いつ戦争になるかわからない国もある。できる限りのことをしておきたいんだよ」
平和への闘魂がほとばしる言葉であった。

 〈小説「新・人間革命」〉 大山 四十二を読んだ感想と決意 島幸弘

創価学会の新たな船出!池田先生が渾身の区切りをつけられた。新会長を中心に合議と納得で総合運営体制へと創価学会が動き出した。各県も同じように合議と納得で地域広布の戦いが始まった。組織運営も個人指導も同じうように進んできた。池田先生は名誉会長となりSGI会長として全世界に向けて世界平和の礎にならんとの壮絶な一歩を記し、今日の世界192か国地域へと大聖人の仏法は開かれて行った。池田先生が末法万年の未来に向けての真っ白なキャンパスに、世界広宣流布という大いなるビジョンを掲げデザインして描き出した。

しかして自分自身の人生の剣が峰を考えた時に、自分自身で描く未来の自分、そして地域はいかがなものか?人生の足跡はそのまま地域広宣流布のアウトラインになっているのか?広布責任世代として、所属組織に人材育成の流れは築けているのか?伝統は歴史は作られているのか?現在、我が地域の壮年男子で毎月の体験発表と池田先生の指導を学ぶ「先駆の日」は今月2月26日で102回目を数える。組織ラインからの指示ではなく、創価学会壮年部活動大綱に準拠した内容で支部の地区部長と協議して開催し現在まで続けられている。その内容は常に改善し101回目からは会合形式ではなく、ワークを取り入れ、信心即生活、自分と信心、ご本尊対自分へと問題提起をして、その場で短時間で自分が考えワークシートに記入する形を採用している。

信心とは座学ではなく実践して体験していく事である。より多くの方が自分自身の信心をより深く意識し自分自身の絶対的幸福境涯を確立していただけるよう我が地域では行動を開始している。文証・理証・現証の如く、自分自身の人生に何のための信心か?信心のおかげで今の自分がある。信心はすごい、創価学会で良かった!池田先生の弟子で良かった!地域の壮年・男子と信心の歓喜を共有していきたい!

〈小説「新・人間革命」〉 大山 四十一を読んだ感想と決意 島幸弘

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県長会のメンバーは、十条潔の説明で、山本伸一が会長辞任を決意した理由はわかったが、心の整理がつかなかった。
十条は話を続けた。
「先生は、この際、創価学会の会長だけでなく、法華講総講頭の辞任も宗門に申し出られました。こちらの方は、宗門との間に生じた問題の一切の責任を負われてのことです。
先生が会長を辞められるというと、どうしても、私たちは悲しみが先に立ってしまう。しかし、大切なことは、先生の決断を、その心を、しっかりと受けとめ、未来に向かい、明るくスタートすることではないかと思う。
力のない私たちではあるが、これから力を合わせて、『先生。ご安心ください』と言える創価学会をつくることが、弟子の道ではないだろうか!
なお、今後の流れとしては、先生の勇退のお話を受けて、本日、午後から総務会を開催し、勇退が受理されたあと、記者会見を開き、正式発表となる予定であります」
彼の話は終わった。拍手が起こることはなかった。婦人の多くは、目を赤く腫らしていた。虚ろな目で天井を見上げる壮年もいた。怒りのこもった目で一点を凝視し、ぎゅっと唇を嚙み締める青年幹部もいた。
その時、伸一が会場に姿を現した。
「先生!」
いっせいに声があがった。
彼は、悠然と歩みを運びながら、大きな声で言った。
「ドラマだ! 面白いじゃないか! 広宣流布は、波瀾万丈の戦いだ」
皆と一緒に題目を三唱し、テーブルを前にして椅子に座ると、参加者の顔に視線を注いだ。皆、固唾をのんで、伸一の言葉を待った。
「既に話があった通りです。何も心配はいりません。私は、私の立場で戦い続けます。広宣流布の戦いに終わりなどない。私は、戸田先生の弟子なんだから!」
彼は、烈風に勇み立つ師子であった。創価の師弟の誇りは、勇気となって燃え輝く。(聖教新聞より転載)

〈小説「新・人間革命」〉 大山 四十一を読んだ感想と決意 島幸弘

池田先生の決断と実行力に弟子の一分として命の奥底を揺さぶられた。その時私は若干22歳であった。一念発起して男子部の戦いにはせ参じ、勢い増していた時期でもあっただけに大ショックを受けた一人であった。その衝撃は非常に強く、信頼できる先輩幹部に言い寄り意見をしつこいくらいに求めたことを思い出す。先輩も「ともかく池田先生が決まられた事だから大丈夫、男子部として地元でしっかりと戦うことが一番だ」とぶれずにしっかりと指導いただけた事に本当に感謝している。のちにその先輩に私の結婚の仲人をお願いしている。人生はドラマだ!面白いじゃないか!凄い師匠である。

 師と共に今世果たせる使命あり  

 報恩の人生送れ勝鬨を  

 来世まで師恩に報い歓喜舞

私の現在の心境を3首、現当二世の思いで読んでみました。

〈小説「新・人間革命」〉 大山 四十を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一の会長辞任は、あまりにも突然の発表であり、県長会参加者は戸惑いを隠せなかった。皆、“山本先生は宗門の学会攻撃を収めるために、一切の責任を背負って辞任された”と思った。だから、十条潔から“勇退”と聞かされても、納得しかねるのだ。
 宗門との問題が、会長辞任の引き金になったことは紛れもない事実である。しかし、伸一には、未来への布石のためという強い思いがあった。
 十条の額には汗が滲んでいた。彼は、皆の表情から、まだ釈然としていないことを感じ取ると、一段と大きな声で、「山本先生は、ご自身が勇退される理由について、次のように語っておられます」と言い、伸一の話を記したメモを読み上げた。
 「第一の理由――十九年という長い会長在任期間のため、体の限界も感じている。したがって学会の恒久的な安定を考え、まだ自分が健康でいる間にバトンタッチしたい。牧口・戸田門下生も重鎮としており、青年の人材も陸続と育っている今こそ好機である。
 第二の理由――一九七〇年(昭和四十五年)以来の懸案としてきた、社会と時代の要請に応える学会の制度・機構の改革も着々と具体化した。それを踏まえた会則も、このほど制定される運びとなった。次代へ向け、協議し合って進みゆく体制も整った。会の運営を安心して託せる展望ができた。
 第三の理由――近年、仏法を基調とした平和と文化・教育の推進に力を注いできた。この活動は、今後、日本、世界のために、さらに推進し、道を開いていかなくてはならないと感じている。また、一緒に歴史を創り、活躍してくださった全国の功労者宅への訪問や、多くの執筆等も進めていきたい。それには、どうしても時間を必要とする。
 以上が、山本先生の会長勇退の理由です」
 人も、社会も、大自然も、すべては変化する。その変化を、大いなる前進、向上の跳躍台とし、希望の挑戦を開始していく力が信心であり、創価の精神である。(聖教新聞より転載)

 〈小説「新・人間革命」〉 大山 四十を読んだ感想と決意 島幸弘

この世の生命体の存続は強靭で力ある弱肉強食の生物ではなく、環境変化に柔軟に適合していく生命体である。という事は世界の常識でもある。自分自身の体も、組織も同じ原理が働く事になる。自分の体で言えば生老病死であり、加齢とともに日々の健康管理を含め信心即生活を基準に生きる必要がある。組織であればその存続を未来の人材に任せながら永続的に変化して適合できるようにしていく事になる。すべてが変化していく諸行無常の世界ならば自分自身が積極的に変化に気ずき、自分自身がいんげん革命して行く必要がある。なぜか、自分自身が絶対的幸福境涯を望んでいるからである。改めて個の生命尊厳という仏法哲理を基本確認し人生の総仕上げに向けて日々価値創造して行きたい!

〈小説「新・人間革命」〉 大山 三十九(聖教新聞より転載)

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未来を展望する時、社会も、学会も、ますます多様化していくにちがいない。したがって、山本伸一は、これまで以上に、さまざまな意見を汲み上げ、合議による集団指導体制によって学会を牽引していくべきであると考えていた。もちろん会長はその要となるが、執行部が、しっかりとスクラムを組み、力を合わせ進んでいくことを構想していたのだ。
 また、彼の組織像は、全同志が会長の自覚に立って、互いに団結し合い、活動を推進していくというものであった。
 理事長の十条潔は話を続けた。
 「山本先生は、ご自分でなくとも、会長職が務まるように、制度的にも、さまざまな手を打たれてきたのであります。
 先生は、以前から、私たちに、よく、こう言われておりました。
 『私がいる間はよいが、私がいなくなったら、学会は大変なことになるだろう。だから今のうちに手を打っておきたい。いつまでも私が会長をやるのではなく、近い将来、会長を交代し、次の会長を見守り、育てていかなければならない』
 また、『君たちは、目先のことしか考えないが、私は未来を見すえて、次の手を打っているんだ』とも言われております。
 その先生が、今回、『七つの鐘』の終了という歴史の区切りを見極められ、会長辞任を表明されたのであります」
 この瞬間、誰もが息をのんだ。耳を疑う人もいた。愕然とした顔で十条を見つめる人もいれば、目に涙を浮かべる人もいた。
 十条も万感の思いが込み上げ、胸が詰まったが、自らを励まし、言葉をついだ。
 「先生は、『次の創価学会の安定と継続と発展のために、新しい体制と人事で出発すべきである』と言われ、熟慮の末に会長勇退を決意されたのであります」
 弟子のために道を開くのが師である。そして、その師が開いた道を大きく広げ、延ばしていってこそ、真の弟子なのである。この広布の継承のなかに真実の師弟がある。

 〈小説「新・人間革命」〉 大山 三十九を読んだ感想と決意 島幸弘

自分自身が目先の現実に心を奪われてしまっていてはどうして未来が開けていく事ができるのだろうか?自分自身の生涯で考えれば10年先・20年先・そしれ30年先だ。しかし、末法万年の創価学会の組織であれば100年先、いや200年・1,000年先を描き広宣流布のデザインが必要であろう。池田先生のご構想を考えた時に、弟子である自分自身の10年先も考えていないようではならない。今世に生まれた自分自身の人生の使命を考え、これからのわずか30年を夢ある人生設計をデザインしていける自分自身でありたい。地元組織の未来のデザインも広布責任世代の大きな課題でもある。

 

〈小説「新・人間革命」〉 大山 三十八 (聖教新聞より転載)

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四月二十四日午前十時、東京・新宿文化会館で県長会が開催された。同会館は、信濃町の学会本部、聖教新聞社からも、徒歩十分ほどのところにある。統一地方選挙の支援活動を大勝利で終え、全国から集ってきた参加者の表情は晴れやかであった。
 まだ、会場に山本伸一の姿はなかったが、開会を告げる司会の声が響いた。
 冒頭、理事長の十条潔が登壇した。五月三日を前にした新出発の県長会である。しかし、彼の顔には、笑みも精彩もなかった。
 十条は「七つの鐘」の淵源を語り始めた。
 「山本先生は、戸田先生が逝去され、皆が悲しみに沈んでいた一九五八年(昭和三十三年)五月三日の本部総会で、『七つの鐘』の構想を語ってくださいました。かつて戸田先生が、『学会は創立以来、七年ごとに大きな前進の節を刻んできた』と話されたことを確認されて、この年が、『第五の鐘』を鳴らす時であると訴えられたのであります。
 それによって私たちは悲しみを乗り越え、『第七の鐘』が鳴り終わる一九七九年(同五十四年)を目標に、未来に希望を仰ぎ見ながら、新しい出発をいたしました。
 今、その『七つの鐘』が、いよいよ鳴り終わる時を迎えようとしているのであります。今後は、明一九八〇年(同五十五年)から五年ごとのリズムで広宣流布の歩みを進め、さらに二十一世紀から、再び新しい『七つの鐘』を鳴らし、前進していく構想を、先生は既に発表してくださっております。
 山本先生は、会長就任以来、広宣流布の流れを渓流から大河へ、大河から大海へと、大きく発展させながら、時代に即応できるよう、さまざまな改革に着手してこられました。運営面での民主的な下意上達の組織づくりをされ、合議制も深く根差してまいりました。七四年(同四十九年)には代表役員を会長から理事長にするよう推進されました」
 伸一は、未来のために新しい体制づくりを進めてきた。時代即応の適切な布石がなされてこそ、創価学会の永遠の栄えがあるからだ。

 〈小説「新・人間革命」〉 大山 三十八を読んだ感想と決意 島幸弘

池田先生は時代に即応した創価学会の組織を様々に着手改革されてきた。特に運営面で民主的な下位上達の組織つくりをされ、合議制も深く根差しているとの事。まさに創価学会の1000年先への布石でると感動する。しかして現場での会合革命・幹部革命・時間革命などはいかがでしょう。池田先生の一人の会員が信心に励み学会活動ができるように時代を鑑み手をうたれている。会合のための組織ではなく信心をさらに触発し進化させるための会合である。充分に参加者に配慮した形を望みます。運営が戦いではなく個人の人間革命の戦いであるとおもう昨今でもあります。徐々に現場の組織も変わりつつあると思いますが、時代は急速に変化しており徐々のスピード感では追いつくことは難しいと思ってしまいます。勘違いしてほしくないのですが、これは組織批判や中傷ではありません。池田先生のご構想を現実の組織でも実現する必要があると思う事からの意見であるからです。私自身も少しでも地域組織、なかんずく所属支部壮年・男子部のために貢献できるよう今後も頑張ってい参ります。

 

 

 

〈小説「新・人間革命」〉 大山 三十七(聖教新聞より転載)

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偉業は、継続のなかにある。真の大業は、何代もの後継の人があってこそ、成就するものだ。
 山本伸一は、さらに所感で述べていった。
 「ここで大事なことは、広宣流布は、不断の永続革命であるがゆえに、後に続く人びとに、どのように、この松明を継承させていくかということであります。一つの完結は、次への新しい船出であります。一つの歴史の区切りは、今再びの新たなる壮大な歴史への展開となっていかねばなりません。
 私は、二十一世紀への大いなる道を開くために、また皆様方の安穏と幸福のために、さらにお子様たちが、正法正義を受け継ぎ、永遠に繁栄していくために、その流れをどうつくりゆくか、ということに、日々月々に煩悶し思索し続けてまいりました。これが時代とともに歩みゆく、私の責任であったからであります。
 そして今ここに、化儀の広宣流布の歩みは、渓流から大河に、さらに大河から大海へと新しい流れをつくるにいたりました」
 続いて、この大河の流れを安定、恒久ならしめなければならないことを痛感しているとの心情を披瀝。広宣流布は「大地を的とするなるべし」(御書一三六〇ページ)との日蓮大聖人の御金言を深く深く心に刻み、たゆまざる信行学の前進を再び誓い合っていきたいと強く訴え、結びとしたのである。
 
 伸一のこの所感「『七つの鐘』終了に当たって」が掲載された「聖教新聞」を見た学会員は、同志に対する伸一の深い感謝の心と新出発の気概を感じ、新たな決意に燃えた。
 この日に会長辞任が発表されるなど、誰も予想だにしなかったのである。
 実は、学会員は、大きな喜びに包まれ、この朝を迎えたのだ。前々日の二十二日、第九回統一地方選挙を締めくくる東京特別区議選、一般市議選、町村議選などの投票が行われ、二十三日夕刻には、学会が支援した公明党の大勝利が確定したのである。

 〈小説「新・人間革命」〉 大山 三十七を読んだ感想と決意 島幸弘

時は流れ、変化し続ける。人生も時代も人も考え方も変化しそして続く、どのようにこの信心を継承できるようにして行くのか?わたしも自分の人生でまた仕事において非常に悩ましく思っている部分でもあるが、悩ましく感じている私自体が深々と自分革命を起こしている事でもある事に気づく。人ぞれぞれの課題があり悩みがあるものだ、自分だけが悩んでいるのではなく、同じところに立っていても、実は立ち位置そのものが違う事を理解できれば、当然違う意見が出てきて当たり前であり、逆に意見が出ないことが無言の承認ではない事に気づくべきでもある。特に日本人は自分の意思を表に出さない傾向があるように思う。であるならば安心して意見ができる場であり組織を考える必要が出てきている。この土壌を造らぬ限り広布継承の流れは先輩である私たち自身が止めている節がある、青年の本当の心を受け入れ次代の流れをスムーズにするための私たちでありたいものだ!

〈小説「新・人間革命」〉 大山 三十六(聖教新聞より転載)

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山本伸一は、人類の危機が現実化しつつあるなかで、地涌の菩薩の連帯は世界九十数カ国に広がり、日蓮仏法が唯一の希望となっていることに言及し、未来への展望に触れた。
 「いまだ世界にわたる平和と文化の実現は、緒についたばかりの段階でありますが、この地球上には、確実にその種子は植えられ、芽をふいております。これについては、私も今まで努力を積み重ねてまいりました。しかし、本格的に取り組むのはこれからであり、信仰者としての私どものなすべき大きな未来図として描いていかねばならない。
 平和、文化の魂は宗教であり、その潮流の力は、国家を超えた人間の力であります。古来、文化とは宗教が生命であった。
 平和もまた、人間の心の砦のなかに築いていくしかない。一つの基盤が整った時は、恒久的な文化、平和へと歴史の流れを私どもの力でつくっていくしかないのであります」
 宗教者が、宗教という枠のなかだけにとどまり、現実世界の危機に目をふさぐなら、その宗教は無用の長物といってよい。宗教は社会建設の力である。仏法者の使命は、人類の幸福と世界の平和の実現にある。ゆえに日蓮大聖人は、「立正安国」を叫ばれたのだ。
 文豪トルストイも、こう記している。
 「宗教は、過去に於けると同様に、人間社会の主要な原動力であり、心臓であることに変わりない」(注)
 伸一は続けた。
 「ともあれ、ここに広布の山並みが、はるかに展望し得る一つの歴史を築くことができました。既に広布への人材の陣列も盤石となり、あとには陸続と二十一世紀に躍り出る若人が続いている。まことに頼もしい限りであります。私どもは、この日、この時を待ちに待った。これこそ、ありとあらゆる分野、立場を超えて結ばれた信心の絆の勝利であり、人間の凱歌であります」
 それは、彼の勝利宣言でもあった。
 創価学会が、わが同志が成し遂げた、厳たる広宣流布の事実は永遠不滅である。

 〈小説「新・人間革命」〉 大山 三十六を読んだ感想と決意 島幸

平和・文化の魂は宗教である。との先生のご指導を最近身に染みて感じているところである。人の心というものは純粋な生命に、様々な感情が取り巻き縁にふれ現実のその人の人柄に現れてくる。自分自身が意識もしていないような言葉や行動に自分自身が驚き慌てることも少なくない。これは自分自身の過去経験したものの積み重ねて、その縁に触れた瞬間に反射的に現出するものである。魂の中にある宗教(生きる基本的な思考)により過去世から現世に至る自分自身の体験は自分自身の正直な気持ちと合致している。宗教自体が平和思想なのか?文化を重んじる思想なのか?逆に問いたい。日蓮大聖人の南無妙法蓮華経の宗教・信心は人間の根本的な幸福感・平和・文化思想で元に自らその人間生命を覚醒し、自ら自分自身に蘇る根本思想である。願わくば国家の最高権力者は民衆の不幸を是正する根本思想のもと政治を行い国家・国民の真の幸福・平和・安心・繁栄を施政してほしい!

 

今日は聖教新聞休刊日ですので、朝から唄三線でも一曲お届けいたします

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沖縄県の宮古島に古くから伝わる代表的な民謡です。教訓かでもあるので、興味のある方がご覧くださいませ

以下内容はhttps://www.churashima.net/shimauta/05/から転載させれ頂きました。

歌詞】
一、サーなりやまや なりてぃぬなりやま
   すぅみやまや すぅみてぃぬ すぅみやま
   イラユマーン サーヤーヌ
   すぅみてぃぬ すぅみやま

二、サーなりやま参いってぃ なりぶりさます゜なよ
   すぅみやま参いってぃ すぅみぶりさます゜なよ
   イラユマーン サーヤーヌ  
   すぅみぶりさまっす゜なよ

三、サー馬ん乗らば 手綱ゆゆるすなよ
   美童屋行き 心許すなよ
   イラユマーン サーヤーヌ  
   心許すなよ

 


 

(大意)
一、慣れているヤマへ行っても染まってはいけませんよ

二、慣れているヤマへ行き、女性に惚れてしまって
   仕事をしなくなってはいけませんよ

三、馬に乗ったら手綱を許してはいけません。
   美しい女性の屋敷へ行っても心を許してはいけませんよ

池田大作先生 四季の励まし〉 感謝の心で人生は輝く(聖教新聞より転載)

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感謝がある人は幸福である。
 心には豊かさがあふれ、
 喜びに満ち、
 生き生きとして明るい。
 福徳が輝く。
 感謝のない人は不幸である。
 いつも、不平と不満、
 嫉妬と恨みと愚痴の
 暗雲が渦巻いている。
 だから、人も離れていく。
 わが人生を輝かせゆく源泉は、
 報恩感謝の一念にこそあるのだ。
 
 誰のどのような行いによって
 今の自分があるのか。
 そのことを深く知り
 感謝することで、
 自己を最も強く肯定し、
 自分自身の存在の基盤を
 確立することができる。
 自身の基盤を確立することは、
 自分自身の大いなる
 発展の土台となるのである。
 報恩とは、
 自身の可能性を最大に開いていく
 「人間革命」の挑戦なのだ。
 
 大文豪ゲーテは言う。
 「感謝しなければならぬ人と
 出あいながら、
 感謝をわすれていることが、
 どんなにしばしばだろう」
 その通りである。
 陰で支えてくれた方々に、
 感謝の声を掛けていくことだ。
 決して
 当たり前と思ってはならない。
 声一つ、言葉一つで、
 人間の心は動く。
 その心が一切を決める根本だ。
 
 感謝を忘れず、
 報恩に徹すれば、
 自ずから
 為すべき行動は定まる。
 必ず無限の勇気と智慧が、
 滾々と
 湧き起こってくるのだ。
 感謝の人は光る。
 報恩の世界は栄える。