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2017年2月20日 AM 09:21

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 大山 四十一を読んだ感想と決意 島幸弘

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県長会のメンバーは、十条潔の説明で、山本伸一が会長辞任を決意した理由はわかったが、心の整理がつかなかった。
十条は話を続けた。
「先生は、この際、創価学会の会長だけでなく、法華講総講頭の辞任も宗門に申し出られました。こちらの方は、宗門との間に生じた問題の一切の責任を負われてのことです。
先生が会長を辞められるというと、どうしても、私たちは悲しみが先に立ってしまう。しかし、大切なことは、先生の決断を、その心を、しっかりと受けとめ、未来に向かい、明るくスタートすることではないかと思う。
力のない私たちではあるが、これから力を合わせて、『先生。ご安心ください』と言える創価学会をつくることが、弟子の道ではないだろうか!
なお、今後の流れとしては、先生の勇退のお話を受けて、本日、午後から総務会を開催し、勇退が受理されたあと、記者会見を開き、正式発表となる予定であります」
彼の話は終わった。拍手が起こることはなかった。婦人の多くは、目を赤く腫らしていた。虚ろな目で天井を見上げる壮年もいた。怒りのこもった目で一点を凝視し、ぎゅっと唇を嚙み締める青年幹部もいた。
その時、伸一が会場に姿を現した。
「先生!」
いっせいに声があがった。
彼は、悠然と歩みを運びながら、大きな声で言った。
「ドラマだ! 面白いじゃないか! 広宣流布は、波瀾万丈の戦いだ」
皆と一緒に題目を三唱し、テーブルを前にして椅子に座ると、参加者の顔に視線を注いだ。皆、固唾をのんで、伸一の言葉を待った。
「既に話があった通りです。何も心配はいりません。私は、私の立場で戦い続けます。広宣流布の戦いに終わりなどない。私は、戸田先生の弟子なんだから!」
彼は、烈風に勇み立つ師子であった。創価の師弟の誇りは、勇気となって燃え輝く。(聖教新聞より転載)

〈小説「新・人間革命」〉 大山 四十一を読んだ感想と決意 島幸弘

池田先生の決断と実行力に弟子の一分として命の奥底を揺さぶられた。その時私は若干22歳であった。一念発起して男子部の戦いにはせ参じ、勢い増していた時期でもあっただけに大ショックを受けた一人であった。その衝撃は非常に強く、信頼できる先輩幹部に言い寄り意見をしつこいくらいに求めたことを思い出す。先輩も「ともかく池田先生が決まられた事だから大丈夫、男子部として地元でしっかりと戦うことが一番だ」とぶれずにしっかりと指導いただけた事に本当に感謝している。のちにその先輩に私の結婚の仲人をお願いしている。人生はドラマだ!面白いじゃないか!凄い師匠である。

 師と共に今世果たせる使命あり  

 報恩の人生送れ勝鬨を  

 来世まで師恩に報い歓喜舞

私の現在の心境を3首、現当二世の思いで読んでみました。