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2017年2月18日 AM 10:32

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 大山 四十を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一の会長辞任は、あまりにも突然の発表であり、県長会参加者は戸惑いを隠せなかった。皆、“山本先生は宗門の学会攻撃を収めるために、一切の責任を背負って辞任された”と思った。だから、十条潔から“勇退”と聞かされても、納得しかねるのだ。
 宗門との問題が、会長辞任の引き金になったことは紛れもない事実である。しかし、伸一には、未来への布石のためという強い思いがあった。
 十条の額には汗が滲んでいた。彼は、皆の表情から、まだ釈然としていないことを感じ取ると、一段と大きな声で、「山本先生は、ご自身が勇退される理由について、次のように語っておられます」と言い、伸一の話を記したメモを読み上げた。
 「第一の理由――十九年という長い会長在任期間のため、体の限界も感じている。したがって学会の恒久的な安定を考え、まだ自分が健康でいる間にバトンタッチしたい。牧口・戸田門下生も重鎮としており、青年の人材も陸続と育っている今こそ好機である。
 第二の理由――一九七〇年(昭和四十五年)以来の懸案としてきた、社会と時代の要請に応える学会の制度・機構の改革も着々と具体化した。それを踏まえた会則も、このほど制定される運びとなった。次代へ向け、協議し合って進みゆく体制も整った。会の運営を安心して託せる展望ができた。
 第三の理由――近年、仏法を基調とした平和と文化・教育の推進に力を注いできた。この活動は、今後、日本、世界のために、さらに推進し、道を開いていかなくてはならないと感じている。また、一緒に歴史を創り、活躍してくださった全国の功労者宅への訪問や、多くの執筆等も進めていきたい。それには、どうしても時間を必要とする。
 以上が、山本先生の会長勇退の理由です」
 人も、社会も、大自然も、すべては変化する。その変化を、大いなる前進、向上の跳躍台とし、希望の挑戦を開始していく力が信心であり、創価の精神である。(聖教新聞より転載)

 〈小説「新・人間革命」〉 大山 四十を読んだ感想と決意 島幸弘

この世の生命体の存続は強靭で力ある弱肉強食の生物ではなく、環境変化に柔軟に適合していく生命体である。という事は世界の常識でもある。自分自身の体も、組織も同じ原理が働く事になる。自分の体で言えば生老病死であり、加齢とともに日々の健康管理を含め信心即生活を基準に生きる必要がある。組織であればその存続を未来の人材に任せながら永続的に変化して適合できるようにしていく事になる。すべてが変化していく諸行無常の世界ならば自分自身が積極的に変化に気ずき、自分自身がいんげん革命して行く必要がある。なぜか、自分自身が絶対的幸福境涯を望んでいるからである。改めて個の生命尊厳という仏法哲理を基本確認し人生の総仕上げに向けて日々価値創造して行きたい!