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情熱店長ブログ

小説「新・人間革命」〉 清新 四十一を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一は、青森県新春記念指導会で、こう話を締めくくった。
 「今はまだ、青森の冬は厳しい。しかし、凍てる雪の下で、既に若芽は萌え出る準備をしているんです。御金言のごとく、冬は必ず春となります。そして、風雪の辛さを知るからこそ、春を迎えた喜びは大きい。
 苦労に苦労を重ねて広宣流布の道を開いてこられた皆さんには、最も幸福になる権利があるんです。皆さんが幸福に満ちあふれた、希望輝く清新の春を迎えることは明らかです。どうか、御本尊の功徳に浴し、立派な人間革命の姿をもって、晴れやかな人生を送られるよう念願し、あいさつといたします」
 大きな、大きな拍手が広がった。皆、歓喜に頰を染め、瞳を輝かせながら、新しい出発の決意を固めたのである。(聖教新聞より転載)
 
「人生は山あり谷あり、しかし現実は谷が多いのが常、私の人生もほぼ谷谷であった、しかしそのハザマであっても最善の努力を尽くしてその時を耐えに耐えてきた。そしていよいよこれからと言う時も谷の中にいる自分、谷から山に這い上がろうといつもどうしたら良いかを考えそして挑戦しています。振り返ると自分自身が結構強くなっている事に気が付きました。これこそが人間革命の功徳ではないのでしょうか?そして今度こそは!その谷から抜け出すチャンスが来ると確信しています」

 

〈小説「新・人間革命」〉 清新 四十を読んだ感想と決意 島幸弘

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生命の内奥から込み上げてくる人間の感情や欲望は、道徳や規律、また制裁の強化など、制度の改革をもってしても、根本的に抑制することはできない。一切の根源をなす生命そのものの変革、心の変革こそが、個人の幸福を実現していくうえでも、世界の平和を築いていくうえでも、最重要のテーマとなる。
 「心の錬磨に基礎をおかない限り、知性の開拓が人間を尊貴にすることはできない」(注)とは、スイスの大教育者ペスタロッチの箴言である。
 山本伸一は、力強く訴えた。
 「わが心を磨き、生命の変革を可能にするのが御本尊の力です。仏法を自分の狭い見識の範囲内で推し量ってはならない。
 そして、御本尊の無限の力を引き出していく具体的な実践が唱題なんです。ゆえに、唱題こそ、人間革命の原動力であることを銘記していただきたい。
 私たちは、不幸に苦しむ人びとのなかに飛び込み、この無量無辺の力ある御本尊のもとへと導き、自他共の幸せを築くため、日夜、法戦を展開してまいりました。それは、仏法の眼から見れば、仏の使いとしての実践であり、末法に出現した地涌の菩薩の振る舞いです。また、社会的に見れば、最も根源的な改革者の行動です。
 その戦う皆さん方を、御本尊が見捨てるわけがありません。すべての宿業を勝ち越えていけることを強く確信していただきたい。
 さらに、やがて人類の歴史は、民衆の手による、この地道な生命変革の運動を、高く評価することは間違いありません」
 青森は旧習も深く、さまざまな土着の信仰がある。しかし、加持祈禱頼みの信仰や“おすがり信仰”であれば、人間の内発的な力を開花させることはできない。
 伸一は、日蓮大聖人の仏法は生命の変革を説く「人間革命の宗教」であり、全人類の宿命を転換し、世界の平和を実現する、人間のための宗教であることを、あらためて確認しておきたかったのである。(聖教新聞より転載)
 
「人間は惰性が大好き、あまり変化を好みません。いつもなじみの店に行き同じような行動パターンを取るのが好き、そしてあまり努力もしません。
ただよく聞きく言葉は「頑張ります!」「戦います!」でも実はそれが本当にがんばったり戦ったりしているわけでもなく、自分なりにそう信じているって感じがおおくありませんか?
だから学会活動していても、功徳が無いなんて話が出てきません。
 
功徳は感じるもの、ものがもらえるものではない。
悪を滅し、善を生じる。
少しずつ、ドンドン良くなる!又は良くなっていく希望が感じられる。すべて自分で考え自分が変わりそれを続けそして自分の目指す方向に動いて行く!はっと気が付くと人間革命している自分がそこにいる。私は今それを感じつつ、そしてまた己心の魔とも戦っています

 

原田会長を中心に全国最高協議会 2016年7月30日(聖教新聞より転載)   SGI会長がメッセージ贈る

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原田会長を中心に全国最高協議会
             2016年7月30日(聖教新聞より転載)
SGI会長がメッセージ贈る
 
池田SGI会長はメッセージを贈り、全国の同志の奮闘を心から賞讃。明るく、楽しく、一段と朗らかに、民衆の幸福のため、世界の平和のため、若き世代の未来のために、心一つに進んでいきたいと呼び掛けた。
 ここでSGI会長は、仏意仏勅の創価学会の使命に言及。
 「釈尊は、法華経寿量品において、仏の永遠常住の生命を説き、『我は常に此の娑婆世界に在って、説法教化す』(法華経479ページ)と明かされた。
 日蓮大聖人は、『報恩抄』で『日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもなが(流布)るべし』(御書329ページ)と尽未来際への広宣流布を宣言されている。
 この釈尊、そして、御本仏の広大なる慈悲を体し、荒れ狂う娑婆世界で大法を弘通しているのは、学会しかない。戸田先生が『創価学会仏』と言い切られたゆえんである」と力を込めた。
 さらに、「学会が勝ち栄えなければ、広宣流布は断絶してしまう。学会を守ることが妙法を守ることだ。学会を永遠ならしめることこそ、慈折広布を永遠ならしめることなのである」と強調。
 学会の永遠性を確立するのは、まさに「今この時」であり、この「地涌の本懐」を宿縁深き同志と一緒に、断固と成し遂げていきたいと訴えた。
 続いて、「現在に眼前の証拠あらんずる人・此の経を説かん時は信ずる人もありやせん」(同1045ページ)との御聖訓を拝読。
 「われら創価家族はいやまして福徳の実証を示しながら、広宣拡大の歓喜の道を、青年育成の希望の道を広々と開いていこうではないか」と力説した。

 

イタリア共和国とイタリアSGIの宗教協約(インテーサ)が正式に発効 2016年7月30日(聖教新聞より転載)

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上下両院が満場一致で承認
大統領により発布 今月15日付官報に掲載
 
イタリア共和国政府とイタリアSGI(正式名称=イタリア創価学会仏教協会)との間で昨年6月に調印されたインテーサ(宗教協約)が、このほど同国の上下両院の満場一致で可決・承認され、セルジオ・マッタレラ大統領により発布された。インテーサとは、イタリア共和国憲法の第8条に基づく制度で、国家と宗教団体が結ぶ法的な取り決めのこと。今月15日付の官報(164号)に同SGIと締結した協約の法令が記載され、現地時間の30日から発効となる。これにより同SGIには、学校など教育機関を自由に設立する権利や、会員が宗教的祭日を遵守する権利が認められるなど、一定の権利と特典が与えられる

 

〈小説「新・人間革命」〉 清新 三十九を読んだ感想と決意 島幸弘

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会長・山本伸一の指導となった。彼は、無量義経を通して、御本尊に具わった生命変革の功徳力について語っておこうと思った。
 「無量義経は法華経の開経、序分となる教えであり、『無量義とは、一法従り生ず』(法華経二五ページ)の文は皆さんも、よくご存じであると思います。
 この『一法』こそが妙法蓮華経であり、さらには、日蓮大聖人様が御図顕になった南無妙法蓮華経の御本尊であります。そして、この『一法』が法華経二十八品へ、八万法蔵へ、一切法へと開かれていく。それは裏返せば、教育、科学、政治、経済等々の諸学問、諸思想も、『一法』である妙法に、すべて包含されていることを意味します」
 こう前置きしたあと、伸一は、無量義経の「善男子よ。第一に是の経は能く菩薩の未だ発心せざる者をして、菩提心を発さしむ」(同四三ページ)から、「善男子よ。是を是の経の第一の功徳不思議の力と名づく」(同四四ページ)までを講義していった。
 「文底の立場からこの文を見れば、人間の生命の変革を可能にする、御本尊の偉大なる力について述べられた箇所といえます。
 まだ発心しない菩薩には仏になる心を起こさせる。哀れむことをしない者には慈しみの心を起こさせ、殺戮を好む者に慈悲心を起こさせ、嫉妬心をいだく者には随喜の心を起こさせ、財宝や名誉などに執着する者には、そのとらわれの心を捨てさせる。
 また、強欲な者には施しの心を、慢心の者には自らを律する心を、人を恨み怒る者には忍耐の心を、怠惰な者には精進の心を、心が乱れている者には平静なる心を、愚痴が多い者には智慧の心を起こさせるというんです。
 現代は、エゴの渦巻く社会です。他を思いやる余裕もなければ、冷酷なほど利己主義が深まっています。家庭には不和、社会には複雑な葛藤、争いが絶え間ない。
 その根本的な解決の道は、信心による生命の変革、つまり、人間革命しかありません」(聖教新聞より転載)
 
「先日神奈川県相模原市の施設で大変悲しい事件が起こりました。一人の人間の思想がこの問題を引き起こしたようです。私たちの生命の中には下地獄から上仏界に至る境涯があるのです。私たち人間自体に本体の仏としての人間の振る舞いを通し人間革命して行く人生修行でもあります。時代は21世紀に入りましたが世の中はさらに混とんとして不安や焦りの様相そのものです。世界ではいまだに紛争が後を絶たず避難民が他国へ希望をつなぎ何百万人となっています。一人の人間の思想から起こる数々の悲惨の二字を無くすために創価学会は存在している!その実証をいよいよ満天下に示す時が来ていると実感しています。」

 

〈小説「新・人間革命」〉 清新 三十八を読んだ感想 島幸弘

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青森県新春記念指導会は、午後一時半過ぎから開始された。
 勤行に続いて、県長の加取伸介ら県幹部のあいさつとなった。
 加取は「今日は『成人の日』です。いよいよ青森が、広布の若武者として出陣する日です!」と呼びかけた。
 また、婦人部の代表は、はつらつと訴えた。
 「東北、なかでも青森の使命である広宣流布の総仕上げに向かって、私たち婦人部は、唱題第一、実践第一、団結第一で、明るく、粘り強く、新しい挑戦を開始してまいります。
 そのために、まず私自身から、徹底して皆さんとお会いし、心を通わせ合い、すべての活動の先頭を切ってまいります!」
 すると伸一は、大拍手を送りながら、県長の加取ら壮年幹部を見て言った。
 「婦人部が一生懸命に頑張ろうとしているんです。本来ならば、ここで壮年部が、『いいえ、私たちが戦いますから、婦人部の皆さんはお休みになってください』と言うべきじゃないの。やっぱり、最後の総仕上げは、壮年でしょ。違いますか?」
 婦人たちから大拍手が起こった。
 壮年が立ち上がれば、皆が安心できる。(聖教新聞より転載)
「最後はすべて男が責任を持って決着して行く、そこに男としての使命と責任を感じています」

 

〈小説「新・人間革命」〉 清新 三十七を読んだ感想と決意 島幸弘

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創価学会の信心は、法華経の肝心たる南無妙法蓮華経の御本尊への絶対の確信から始まる。そして、地涌の菩薩の使命を自覚し、死身弘法の決意に立って、日蓮大聖人の民衆救済の大法を広宣流布していく、仏意仏勅の団体が創価学会である。

 ゆえに、もしも、御本尊への大確信を失うならば、創価の信心の火は消え失せてしまう。また、折伏・弘教の実践がなくなれば、学会の魂は絶え果てる。したがって、この二つを受け継ぐなかにこそ、創価の師弟があり、後継の正道があるのだ。(聖教新聞より転載)

「世界最高の大生命哲学の実践こそ創価学会の活動の原点である。
自分と言う人間の最高に素晴らしい可能性を信じ、開き、示していく
自他共の幸福を願い現実化して行くための実践を日々行っていく事が
一番大事になって来る!信心即生活だ!」

 

〈小説「新・人間革命」〉 清新 三十六を読んだ感想と決意 島幸弘

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彼は、青年を見ていて思った。
 “一人ひとりが光り輝いている。皆が、大きな可能性をもっている。この青年たちが育っていけば、青森の未来は大きく開ける。
 苦労し、苦労し抜いて、忍耐力を培ってほしい。苦労なくしては、強くなれない。人の苦しみはわからない。
 そして、広宣流布への大情熱を、さらに、さらに燃え上がらせてほしい。自らに情熱なくしては、友の心を温めることはできない。分厚い困難の根雪をとかすこともできない”
 伸一は、成人式を迎えたメンバーだけでなく、役員の青年たちとも記念撮影した。
 「皆さんのお父さんやお母さんなど、草創の同志は、真剣勝負で戦ってきた。最初は、周囲に誰一人として理解者はなく、村八分同然のなかで、何をされようが、勇敢に折伏に歩いた。広宣流布の道は、常に猛吹雪です。しかし、それを乗り越えて進むしかない。君たちが、その決意と実践を受け継いでこそ、広宣流布の原野を開くことができるんです」
(聖教新聞より転載)
「承継の課題はありとあらゆるところで現在的な問題である。ゆえに自分自身が一人でも多くの人材を育成して行けるようにしていきたい!」

 

〈小説「新・人間革命」〉 清新 三十五を読んだ感想と決意 島幸弘

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青森の山村では、家庭訪問に行けば、次に訪ねる会員宅まで、一キロ以上も離れていることが珍しくない。夫妻は、積雪さえも払い飛ばす烈風のなかを勇んで歩いた。青森の気質である、“じょっぱり”といわれる強情さをいかんなく発揮し、風雪に、いやまして闘魂を燃え上がらせた。
 “歩いた分だけ、広宣流布の道が広がる。人を励ました数だけ、人材の花が咲く。動いた分だけ、福運となる”と自分に言い聞かせながら、青森の大地に、広布開拓のクワを振るい続けてきたのである。
 山本伸一は、深い感慨を込めて語った。
 「青森支部の誕生から、既に満二十年が過ぎた。その間の青森広布の伸展は目覚ましいものがある。それは、金木夫妻のように、ただただ広宣流布のために、一切をなげうつ思いで、懸命に走り抜いてきた方々がいるからだ。その決意と実践がなければ、広宣流布の前進はない。(聖教新聞より転載)
 
「自分の足で歩く!自分自身で開拓する。人生も仕事も学会活動もすべて同じだ。自分が考えて決めて勇んで一歩前進して行こう!」

 

〈小説「新・人間革命」〉 清新 三十四を読んだ感想と決意 島幸弘

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伸一は方面・県幹部との懇談で皆に尋ねた。
 「大野支部の中沢さん夫妻もそうだが、青森の幹部は、夫婦で支部長・婦人部長などとして活躍しているケースが実に多い。これは、地域広布を進めるうえからも、すばらしいことだと思う。こうした流れは、いつごろからつくられたのかね」
 県の幹部が答えた。
 「青森支部の初代支部長の金木正さんからです。たとえば、夫人だけが入会を決意した場合、『ご主人も一緒に信心した方がよい。私が話をしに行きます』と言って、何度もご主人のもとに通われました。『一家和楽の信心なんだから、夫婦そろっての入会が大事なんだ』と、よく語っていました。
 事実、夫婦で信心を始めた方は、退転する人も少なく、夫婦一緒に、組織のリーダーに育っていることが多いのです」
 伸一は、頷きながら言った。
 「みんながみんな、夫妻で信心するわけにはいかないだろうが、紹介者や幹部は、入会した人が、その後、堅実に信心を全うしていけるように、さまざまな応援をしていくべきです。成果に焦った折伏だと、どうしても、その基本がおろそかになり、結果的に新しい人材が育たないことになってしまう。(聖教新聞より転載)
 
「成果に焦った折伏は、基本がおろそかになり、結果的に新しい人材が育たないようになってしまう。創価学会の成果とは入会後に人間革命しながら自分の人生を幸福境涯にして言える人の数であるとおもう。
入会する事はとても大切だが、本当に入会したいのか?入会して創価学会員として人生を生きていく決意がきちんとされているのか?そのフォロー体制はきちんとされるのか?この信心、仏法を本当に宣揚し世界広布につなげていくのなら、そのように考えじっくりとさせらずに順縁広布の時代を折伏して行きたい!」