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情熱店長ブログ

幸福の花束が先生から届きました!

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先生からの素晴らしい贈り物
少々拝読させて頂きました
心豊かに優しい気持ちで最高の婦人部である
家内に尊敬と愛情を込めてこれからも大切な
人生を支え合いながら信心根本で歩んで参ります

 

明2017年のテーマは「世界広布新時代 青年拡大の年」決定!おめでとうございました!

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2018年の「11・18」へ、世界の友と勝利の暁鐘を打て、鳴らせ!――「世界広布新時代第20回本部幹部会」が9日午後、「四国総会」の意義を込め、香川県高松市の四国池田文化会館で開催された。これには原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長をはじめ各部の代表が、研修会で来日した4カ国・地域の友らと出席。四国4県15会場と中継で結ばれ、約1万人が参加した。池田SGI(創価学会インタナショナル)会長はメッセージと和歌(別掲)を贈り、常楽我浄の平和の楽土を永遠に勝ち栄えさせていこうと呼び掛けた。席上、明2017年のテーマ「世界広布新時代 青年拡大の年」が発表。さらに、四国で誕生して35周年となる学会歌「紅の歌」が新たな歌詞となった。

 世界広布新時代 青年拡大の年へむけて

明2017年は私が60歳の還暦を迎えます!いよいよ青年の気概で世界広布に勇躍前進してまいります!生涯師弟共戦の誓いで日々力強く前進あるのみ!私自身の行動即広宣流布であるという自覚で仕事・組織・地域貢献に邁進してまいります!

〈小説「新・人間革命」〉 源流 三十三を読んだ感想と決意 島幸弘

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バジパイ外相は雄弁家として知られる。ジェスチャーも大きく、部屋中に響き渡る声で、アショーカの政治を、さらに、民衆と共に戦ったマハトマ・ガンジーの精神を語っていった。
山本伸一は、ガンジーが民衆のなかに分け入り、対話を重ねたように、外相も、しばしばどこかへ出かけては、人びとと車座になって語り合い、真摯に耳を傾けていると聞いていた。
そして、一例をあげれば、パスポートが発給されるまでに長い時間がかかり、人びとが困っていることを知ると、発給システムの改善に取り組んでいる。
 
雄弁と饒舌とは異なる。人びとの心をつかむ雄弁は、皆の思いの代弁であり、一人ひとりの意見を忍耐強く聴く努力から始まる、熟慮と信念と情熱をもってする魂の叫びなのだ。
外相は、詩人だが、観念の人ではなかった。行動の人であった。少年期から社会運動に身を投じ、民衆の啓発に心血を注いできた。
インドの独立運動では、若くして投獄されもした。また近年も、与党であった勢力によって、獄につながれた。だが、その微笑には、不屈の精神がみなぎっていた。
 
ガンジーは「最終的には、遺恨なく、敵をも友に変えられるかどうかが、非暴力の厳しい試金石である」(注)と記している。
外相は、非暴力運動の精神を生かした政治や外交の在り方を、真剣に模索しているようであった。しかし、その道は、決して容易ではあるまい。
インド亜大陸をめぐる大国の複雑な駆け引きもあり、パキスタンとの緊張も高まっている。この激浪のなかでの舵取りは、過酷な現実との格闘となろう。
だからこそ外相には、アショーカやガンジーの精神を継承・堅持して、対話に徹し、新しい時代を開いてほしかった。
 
バジパイ外相は、後に首相となり、長年、対立していた中国との関係を改善している。
困難のなか、インドの未来を担い立とうとする外相との語らいは、伸一にとって忘れがたいものとなった。
 
 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 KRISHNA KRIPALANI編『ALL MEN ARE BROTHERS』UNESCO(英語)

 源流 三十三を読んだ感想と決意 島幸弘

歴史とは真実でもあり願望でもある。人と人との粘り強い対話を基本にどのように改善したらその方は喜んでくれるのだろうか?そしてお互いの関係が良くなればお互いに幸福になり繁栄の道筋ができるのだと思う。私には私にしかできない使命がある。私は自分自身の仕事(創価仏壇販売等に関する一切の問題解決の手助けして行く)に使命と誇りと責任をもって自分の人生をかけている。この誉れある人生に感謝し、すべてのお客様に貢献していける境界の力をつけていきたいと決意しました。

〈小説「新・人間革命」〉 源流 三十一 を読んだ感想と決意 島幸弘

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ニューデリーは青空に包まれ、街路の菩提樹の緑が陽光に照り映えていた。
 二月八日の午前、山本伸一は、インド外務省に、アタル・ビハーリー・バジパイ外相を表敬訪問した。外相は、今回、訪印団の招聘元となったICCR(インド文化関係評議会)の会長であり、詩人、作家でもある。
 
五十代前半で、半白の髪に太い眉、鋭い目が印象的な精悍な顔立ちであった。前日、アフリカ訪問から帰国したばかりだという。幾分、目の縁が黒ずんで見えた。
伸一は感謝の意を表し、こう述べた。
「ご自身のためだけでなく、インドの国家にとって大事なお体です。どうか、健康には、十分に気をつけてください」
 
外相は、柔和な笑みを浮かべて答えた。
「インドでは、母と客と教師は神様といわれております。ですから、お客様の意を最大限に尊重するのが、主人の務めです。そこには、人として大切な道があります」
「教育的なお話ですね。まるで文部大臣のようです」
このユーモアに外相もユーモアで応じた。
「健康を気遣ってくださるあなたは、厚生大臣のようですよ」
二人は大笑いした。雰囲気は打ち解けた。
 
伸一は、国境紛争が続いている、インドと中国の関係について尋ねた。これは、デサイ首相にも質問したことであったが、両国の平和友好が、アジアの安定を決するカギとなるからだ。外相は、数日後に、インド閣僚としては十七年ぶりに、中国・北京を訪れることになっていたのである。
伸一の質問に外相は、ソファの上で両手を組み、しばらく言葉を探しているようであったが、顔を上げると語り始めた。 
 「インドと中国は同じアジアの国であり、隣国です。歴史を忘れても地理を忘れることはできません」――両国は隣り合って生きているという現実を直視しなければならないとの意味であろう。現実に立脚し、粘り強く理想への歩みを運び続けてこそ政治である。

 源流 三十一 を読んだ感想と決意 島幸弘

人と人との交流はお互いを思いやる所から始まる。その会話こそ真のコミュニケーションではないかと思う。政治であるならばなおさらだ、国民のためを基本に国益になるか、相手の国益になるかウインウインの現実的なコニュにケーションを欲する!今週は3日から昨日6日まで静岡で業界の新作展示会があり、全国の主要販売店が参加してきました。夜は夕食を共に頂き懇親会、1年に一度かをお合わせ互いの経営状態など話し合っています。昨年初めて会話しました会社と今回も巡り合い今後仕事で共通の課題に対して協力し合えることとなりました。やはり真摯で誠実な対話を重ね相互の利益・利便性を考えお互いがウインウイン内なるようなコニュにケーションは今後も必須ではないかと実践・体験してまいりました。

〈小説「新・人間革命」〉 源流 三十 を読んだ感想と決意 島幸弘

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ガンジス川は、インドで「ガンガー」と呼ばれる。ヒマラヤ山脈のガンゴトリ山にある氷河などに源を発し、インド北部を流れ、幾つもの支流に分かれて、ベンガル湾に注いでいる。
その全長は二五一〇キロメートルといわれる。仏典にある、六万恒河沙の「恒河」とは、ガンジス川をいう。法華経の従地涌出品第十五の「六万恒河沙」は、ガンジス川の砂粒の六万倍との意味であり、それほど多くの、無数の“地涌の菩薩”が大地から涌出することを説いている。
 
ゆえに、このインドにも、数多の地涌の菩薩が出現することは間違いないと、山本伸一は、強く、深く確信していたのである。
彼は、懇談会であいさつしたあと、インドの同志と記念撮影することにした。
 
撮影の際、メンバーは、自分たちの中央に大きな椅子を置いた。伸一のために用意したのである。
それを見ると、彼は言った。
私は、遠くから集ってこられた方など、皆さんの労苦に賞讃と敬意の意味を込めて、脇に立たせていただきます。皆さんを見守っていきたいんです。この椅子には、皆さんたちの中心者に座っていただきましょう」
 
インド広布への決意をとどめ、カメラのシャッターが切られた。
後年、この写真を見ながら、メンバーの一人は語っている。
「苦しい時もありました。辛いことも、悲しいこともありました。でも、私は、この写真を見詰め、抱きしめて頑張ってきました。この写真のように、山本先生は、いつも私たちと共にいる、そばに立って、私たちを見守ってくださっている――そう確信することができたからです」
 
伸一もまた、写真を見ては、インドの同志を思い起こし、題目を送り続けたのである。
直接、会う機会はなくとも、互いの心は通い合う。唱題によってこそ、魂の絆が織り成され、結ばれていくのだ

 源流 三十 を読んだ感想と決意 島幸弘

先生との出会い、そして金の思い。その原点を命の奥底に刻み込み、自身の使命に生きる師弟共戦の人生。一度の出会いが自分自身の人生を大きく変化させ、人間革命のドラマは始まる。何のための人生か?今日も使命に生きる人生の喜びかな。

〈小説「新・人間革命」〉 源流 二十九を読んだ感想と決意 島幸弘

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懇談会で山本伸一は、マイクを取って、あいさつした。
「本日は、インドの多くの同志とお会いできて本当に嬉しい。なかには、何日もかかって、遠くから来られた方もいらっしゃる。ようこそおいでくださいました。
十八年前、初めてインドを訪問した折のことが、昨日のように思われます。その時は、誰一人、メンバーであるインドの方とお会いすることはなかった。
しかし、私は思いました。強く決意しました。
 
“仏教が誕生した意義あるインドに、地涌の菩薩が出現しないわけがない。また、必ず出現させなければならない!”
以来、インドの地に、数多の同志が誕生することを、日々、真剣に祈ってまいりました。
そして、今日ここに、広宣流布の使命に生きようとする約四十人の代表が、喜々として集われた。まさに、大聖人が仰せの『地涌の義』であります。
これほど嬉しいことはありません。
 
皆さん方は、地涌の同志であり、宿縁深い“兄弟”であり、“姉妹”であるとの自覚で、インドの人びとのために、どこまでも仲良く、共に成長していっていただきたい。
今や世界の数多くの国に、創価の友がおります。国境、民族、文化の壁を超え、心の絆は固く結ばれています。その世界の同志は、仏教発祥のインドに注目し、貴国の未来に期待を寄せ、心から声援を送っております。
 
あの雄大にして悠久なるガンジス川の流れも、一滴の水から始まる。同じように皆さんは、インド広布の大河をつくる、源流の一滴、一滴となる方々です。洋々たる未来を信じて前進していっていただきたい。二十年、三十年、五十年後をめざして、広布のガンジスの流れを開いていこうではありませんか!
私も、私なりにインドの平和、発展のために尽くし抜いていくことをお約束申し上げ、スピーチとさせていただきます」
 
 ガンジスの一滴に――それは、インドの同志の誓いとなり、合言葉となっていった。

 源流 二十九を読んだ感想と決意 島幸弘

新たな歴史の第一歩、それは強気祈りの一念から始まった!人生も同様新たな歴史の一歩、それは自分自身の勇気あるチャレンジ精神からの行動でしかない。勝利の人生劇の主人公は自分自身なのである。

〈小説「新・人間革命」〉 源流 二十八を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一の妻の峯子は、各テーブルを回って女性たちに声をかけていたが、席に戻ると伸一に語った。
「インドには、たくさんの人材が誕生していて、未来が楽しみですね」
「そうだね。私は、仏教発祥の地であるこのインドにこそ、世界模範のSGIを創っていってもらいたいんだよ。そのためには、地道に、着実に、まだまだ、たくさんの人材を育てていかなければならない。インドは広大だもの。人びとから信頼され、豊かな見識を身につけ、日蓮大聖人の仏法を誤りなく皆に伝え、弘め、指導していくことのできる、大勢のリーダーが必要になる。
 
決して焦ることはないから、まず二、三十年ぐらいかけて、しっかり人を育て、盤石な組織の礎を築いていくことだね。二十一世紀になって、その基盤が完成したら、本格的な広布拡大の流れを開いていくんだ。
 
その時に、前面に躍り出るのは、今日、集った人たちの後輩や子どもさんの世代になるだろう。しかし、万年にわたるインド広布の源流を開く大事な使命を担っているのは、ここにいる方々だ。だから、皆さんには、一人も漏れなく、生涯、誉れあるインド広布のパイオニアとして信心を貫き通してほしい。どこまでも後輩を育て守り、金剛の団結を誇るインド創価学会を創り上げてほしい。
 
世界の模範の組織とは、先輩が後輩を温かく見守り、応援し、最高に仲が良い組織だ。わがままになって、自分中心に物事を考えるのではなく、皆が、広宣流布のために、互いに讃え合い、支え合っていける組織だ。そして、それがそのまま、各人の人間革命の姿であり、世界の平和の縮図となる。
 
「インド広布の未来を思うと胸が躍るね」
懇談会では全員でインド国歌を斉唱した。
また、「インド文化研究会」の友が、日本語で「春が来た」を披露すれば、インドのメンバーが民謡をヒンディー語で歌うなど、和やかな交歓のひとときとなった。

 源流 二十八を読んだ感想と決意 島幸弘

「世界の模範の組織とは、先輩が後輩を暖かく見守り、応援し、最高に仲が良い組織だ」池田先生のご指導の通りみんなが広宣流布のために、互いに称え合い、支え合っていける組織を構築してまいります。「組織革命とは人間革命の姿でもあり、それは世界平和の縮図となる」とのご指導だ。私たち全学会員がこの意を汲み、自身の使命を自覚して行く事が大切な事になっていく!

仕事で静岡出張に来いています

昨日から6日夕方まで静岡県のメーカー展示会、および仏壇撮影を行うためルネサンス全員で静岡に来ています。出荷やお手配はできませんが、お問い合わせやご注文は問題ございませんので、何卒よろしくおねがい申し上げます。

〈小説「新・人間革命」〉 源流 二十七を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一は、同じテーブルに着いたメンバーや、あいさつに訪れる人たちと語らい、時に相談にものり、激励を重ねた。
自分は地域の仏法のリーダーだが、信仰体験も指導力も乏しく、指導に際して自信がもてずに困っているという質問もあった。
 
「高みから人を引っ張っていこうなどと考える必要はありません。皆の輪の中に入り、一緒に広宣流布をめざしていこうと、進むべき方向を示していくのが指導なんです。
また、“なぜ勤行をするのか”“なぜ信心をすると周囲から反対されるのか”など、皆の疑問に、なかなかうまく答えられないこともあるでしょう。そうした時には、まず自ら真剣に教学を研鑽していくことです。
 
人に教え、納得させなければならないというテーマがある時、研鑽は最もはかどり、自分の理解も深まるものなんです。人を懸命に育てようとする時、いちばん成長しているのは自分なんです。
ともあれ、行き詰まったら、真剣に唱題し、思索していくことです。仏法では『以信代慧』(信を以って慧に代える)と説いています。強盛に祈れば智慧が湧く。誰よりも御本尊を信じ、自分を信じて、唱題第一に進んでいくんですよ」
 
また伸一は、壮年の一人に訴えた。
「釈尊の成道の地・インドで、今、真実の仏法を人びとに弘めようと、頑張っておられる。これは、決して偶然ではありません。あなたは、いろいろな悩みをかかえ、それを解決したいために信心を始めたと思っているかもしれないが、そんなことは一つの現象にすぎません。
 
あなたが、信心をした本当の意味は、地涌の菩薩としてインドの広宣流布をする使命を担っているからなんです。広布の使命に生き抜いていくなかに、最高の幸福境涯があり、人生の崩れざる勝利があるんです」
壮年は人生の本当の意味を初めて知った思いがした。使命に目覚める時、人生の新たなる価値創造の道が開かれ、世界は一変する。

 源流 二十七を読んだ感想と決意 島幸弘

自分が一番大変だったその時に、その課題をも乗り越え、目の前のメンバーを激励できるだけの信心パワーは必須です。そのために先生は都度一期一会の心で真心から精一杯の指導激励をされています。自身の人生の歴史もその瞬間から始まっています。さぁ今日も新たな歴史に挑戦して行こう!

10月2日茨城文化会館に新設されて恩師記念室見学研修会に参加させて頂きました。創価学会の根幹は日蓮大聖人の南無妙法蓮華経のご本尊・御書です。また三代会長が大聖人の仏法を正しく現代に展開され現在全世界192か国地域に広がっている現実があります。今回は三代会長の歴史を垣間見る展示、三代会長池田先生と茨城の展示がありました、先生が滞在されていたお部屋、仏間などをその時々のお写真と状況を一つ一つ丁寧に解説頂きました。

私自身が高校生の時、茨城スポーツ祭で先生がピンポンする姿を近くで拝見、その後記念撮影に、そして先生が最後にご来県になった平成2年の時には茨城文化会館の駐車場で男子部の人材グループで任務に着かせていただいた時、先生が会館の方から歩いてこられました。その時テント近くに任務していました私が先生とご一緒にお写真に納まっておりました。その後も自分自身が青年部から壮年部まで17年間の任務でで先生との金の思いでを思い確認しながら生涯師弟共戦の誓いを新たにしました!

〈小説「新・人間革命」〉 源流 二十六を読んだ感想と決意 島幸弘

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インドのメンバーとの語らいを通して山本伸一が感じたことは、多くの人が宿命の転換を願って信心を始めたということであった。
インドでは、業(カルマ)という考え方が定着している。
 
 ――すべての生命は、永遠に生と死を繰り返す。その輪廻のなかで、業、すなわち身(身体)、口(言語)、意(心)による行為で宿業
がつくりだされ、その結果として、現在の苦楽があるということである。
 
つまり過去世からの悪い行いの積み重ねが悪因となって、今世で悪果の報いを得る。反対に、良い行いをすれば、善果の報いを得られる。
また、今世の悪業は、さらに来世の悪果となり、善業は善果となる。
 
この生命の因果は、仏教の教えの基調をなすものでもあるが、問題は、悪果に苦しむ現世の宿業をいかにして転換していくかにある。
こうした考え方に立てば、いかに善業を積み重ねても、今世にあって悪業の罪障を消滅することはできない。苦悩の因となっている悪業は、
遠い過去世から積み重ね続けてきたものであるからだ。罪障の消滅は、現在はもとより、未来世も永遠に善業を積み続けることによってなされ、
今世では、自身の苦悩、不幸に甘んじるしかないのだ。
 
この世で苦悩からの解放がなければ、人生は絶望の雲に覆われてしまう。
しかし、日蓮大聖人の仏法では一生成仏を説き、今世において自身の仏の生命を顕現し、宿業の鉄鎖を打ち砕く道を教えている。
信心によって人間革命し、何ものにも負けない自分をつくり、一切の苦悩を乗り越えていくことができるのだ。
 
私たちは、この苦悩の克服という実証をもって、日蓮仏法の真実を証明し、広宣流布を進めていくのである。
いわば苦悩は、正法の功力を示すための不可欠な要件であり、宿命は即使命となっていくのだ。
 
 信心によって「あきらめ」の人生から「挑戦」の人生へ――インドのメンバー一人ひとりが、それを実感し、歓喜に燃えていたのだ。

 源流 二十六を読んだ感想と決意 島幸弘

この信心で一番大切で重要な事、それは宿命転換できるかどうか?である。自分自身の縮合はだれびともわからない、現証面で分かろうとすると宿命で自分の人生に襲ってくる様々な苦難でる。その苦難をこの信心で乗り越えて行くところに人間革命のドラマがある。創価学会の信心は宿命が使命へと転換できる本物の信仰であり人間の可能性を最大限に引き出す方法でもある。

〈小説「新・人間革命」〉 源流 二十五を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一は懇談会で、一人ひとりに激励の言葉をかけていった。
メンバーのなかに、全インドの責任者である地区部長を務める女性がいた。前日、伸一が図書贈呈したデリー大学で、経済学の講師として教壇に立つラビーナ・ラティである。
彼女が御本尊を受持したのは、一九七五年(昭和五十年)六月であった。
信心に励むなかで、難関の就職を勝ち取り、原因不明の頭痛や吐き気、めまいを克服した体験をもっていた。
 
また、北インドの責任者を務めるハルディープ・シャンカルという壮年は、中学校の教師であった。鬱病で悩んだ末に信心をはじめ、乗り越えることができたという。
彼は、いかにも生真面目そうな人柄であったが、ともすれば、沈んでしまいそうに感じられた。
伸一は書籍に、「いかなる時でも 明るく朗らかな 指導者たれ」と、モットーとなる言葉を認め、シャンカルに贈った。
 
家族が仏法に無理解のなか、ただ一人、信心に励んでいるアローク・アーリヤという青年もいた。伸一は、彼の報告を聞くと、「あなたの苦労、奮闘は、よくわかっています。大変だと思うかもしれないが、今、あなたは人生のドラマを創っているんです」と励まし、念珠をプレゼントした。
 
さらに、二カ月前に入会した婦人のスバルナ・パテールは、日蓮大聖人の仏法に巡り合った喜びに燃えて集ってきた。彼女は、のちに夫を病で、息子を交通事故で亡くすが、この日の伸一との出会いを胸に、勇気を鼓舞して、苦難を克服していくのである。
 
ここに集ったメンバーの多くは、その後、インドSGIの中核に育っていく。ラビーナ・ラティは幹事長となり、ハルディープ・シャンカルはインド創価菩提樹園の園長に、アローク・アーリヤは教育部長に、スバルナ・パテールは南インドの中心者となっていったのである。
 
渾身の激励は、発心の種子となり、その人のもつ大いなる力を引き出す。

 源流 二十五を読んだ感想と決意 島幸弘

創価学会の信心を始めたきっかけは皆さまざまである。それは全世界でも同じ人として内容は変わらないのではないかと思う。大聖人の大生命哲学は人種などの規定はなく世界宗教として全世界で希求されている大宗教である。御書に我もいたし人をも教化候え。行学は信心よりおこるべく候。力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし(諸法実相抄)とあります。信心をされたい方が目の前に現れます様に祈り行動してまいります。