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情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 清新 六を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一は話を続けた。
 「今日は、岩手の大飛躍のために、ともすれば幹部が陥りがちな問題について、あえて厳しく語っておきます。
 幹部は、組織を自分のものであるかのように考え、会員の方々を部下のように思っては絶対にならないということです。
 学会の組織は、仏意仏勅の広宣流布のための組織です。“学会員は御本仏からお預かりした仏子である”と決めて仕えていこう、尽くしていこうとの思いで接することです。
 また、いよいよ『地方の時代』に入り、草創期から地域の中心となって頑張り、地域の事情や人間関係に精通した幹部の存在が、ますます大事になってきます。
 しかし、心しなければならないのは、長い間、地域のリーダーを務めていると、気づかぬうちに、そこの“主”のようになってしまうことです。
 かつて、ある地域に、草創からの幹部がおり、その人の考えや、好き嫌いの感情が、組織の運営や人事などにも、強い影響を与えていたということがありました。皆、何かあるたびに、その幹部のところへ、真っ先にあいさつに行かなければならないし、意向に従わなければ、何もできないというんです。
 それでは、平等性を欠き、新しい創造の活力が奪われてしまう。結局は、広宣流布の団体である学会の組織を崩し、前進を阻むことにもなりかねません。
 自分中心から広宣流布中心へと、常に自らを戒め、狭い境涯の殻を破っていくんです。そして、新しい中心者や後輩たちを前面に立てて、徹して守り支えていくんです。
 また、新たにリーダーとなった人たちは、地域に根差した草創からの諸先輩の意見によく耳を傾け、力を借りていくんです。
 土着の力と、新しい力が結合していくことによって、岩手は大発展します」(聖教新聞より転載)
「常に自分自身がみずみずしい清新な心で、皆が幸福感でワクワクと楽しい気持ちで日々活動できるよう現場の声を聴き改善して行きたい!」

〈小説「新・人間革命」〉 清新 五を読んだ感想と決意 島幸弘

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岩手は、ますます強くなってほしい。断じて勝ってほしい。そのために何が大切か。
 まず、“自分たちは一生懸命にやってきたんだから、これ以上は無理だろう。もう、できないだろう”という、あきらめの心を打ち破っていくことです。いかに困難であるかということばかりに目がゆき、現状に甘んじて良しとしてしまう。それは、戦わずして心の魔に敗れてしまっていることになる。
 背伸びをする必要はありません。焦る必要もありません。しかし、必ず、このように広宣流布の道を切り開いていくという未来図を描き、目標を決めて、成就していくんです。
 時代は変わります。いや、変えることができるんです。最初にお題目を唱えられたのは日蓮大聖人ただお一人だったではありませんか。そこから一切が広がっていった。現代にあっても、敗戦間近の焼け野原に戸田先生が一人立たれたところから、戦後の広宣流布は始まっている。当時は、誰も、今日の学会の姿など、想像さえできなかったはずです。
 “岩手を必ず広宣流布の模範の県にしよう。断じて勝とう”と心を決めるんです。そして祈るんです。必死に祈るんです。智慧を涌現しながら、果敢に行動するんです。動いた分だけ、友情も、同志の連帯も、広宣流布も広がっていきます。そこに勝利がある。
 心を定め、祈って、動く――それを粘り強く、歓喜をもって実践する。単純なことのようだが、これが、活動にあっても、人生にあっても、勝利への不変の方程式なんです」(聖教新聞より転載)
「決めて、祈って、動く、信心の鉄則、何を決めるか?一念を定めた通りの祈りが具体的に行動に現れ、そして現実となる。人生のドラマは自分で作る」

 

池田SGI会長 四季の励まし〉 「一人立つ勇気」を湧きいだせ 2016年6月19日

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 失った過去は取り戻せない。

 だが、未来は
 誰人にも平等にやってくる。
 「未来の果を知らんと欲せば
 其の現在の因を見よ」と。
 今この時を、いかに戦うか。
 次の瞬間を、いかに動くか。
 そして今日の一日を、
 いかに価値的に使うか。
 その連続闘争の中に、
 勝利の因がある。
  
 真剣な人間は、誠実である。
 真剣な人生には、充実がある。
 真剣に祈れば、智慧が湧く。
 真剣に動けば、道は開ける。
 真剣に語れば、敵も味方に変わる。
 真剣に戦えば、
 必ず諸天善神の守護が現れる。
 策でもなければ、要領でもない。
 「法華経の兵法」に徹して
 戦い抜く執念こそが、
 最強なのだ。
  
 「前進!」――この一言に、
 光がある。翼がある。
 青春がある。建設がある。
 民衆の勝鬨がある。
 闇を切り裂く剣がある。
 「民主主義」とは、
 英雄がいなくなり、
 万人が平等に
 凡人になることではない。
 反対だ。
 万人が、すべての男女が、
 英雄の気迫で立ち上がってこそ、
 「民主主義」に魂が吹き込まれる。
  
 広宣流布は、常に、
 「一人立つ精神」から始まる。
 これは、三世永遠に
 変わらぬ法則であり、
 人間世界の絶対なる
 真実の歩みである。
 ゆえに、決然と
 「一人立つ人間」がいれば、
 必ずや正義の旗は翻り、
 勝利の波が湧き起こるのだ。
(聖教新聞より転載)

 

〈小説「新・人間革命」〉 清新 四 を読んだ感想と決意 島幸弘

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「私は、昨年、日本各地を回りました。
 大阪は“新・大阪の戦い”を開始し、永遠の常勝の都を創ろうと必死だ。兵庫は“二十一世紀の不落の広布城”を築くのだと、皆が燃えに燃えている。

 頼もしい限りです。
 中部で会った愛知の代表も、闘志満々だった。“堅塁”の気概にあふれている。
 この関西、中部とともに大奮闘しているのが九州であり、その先駆が福岡だ。

大変な勢いがある。さらに前進、勝利するだろう。
 そして、いよいよこれからは東北が広宣流布の大舞台に躍り出る時であり、その牽引力となるのが岩手です。

新時代の建設は、真面目で忍耐強いといわれる岩手人によってこそ、成し遂げられる事業であると私は思う」(聖教新聞より転載)


「意義ずけがあると全体感、部分感がわかり自分自身の存在感も自覚安い、なぜ?、どうして?と聞かれる前に何々する意義ずけをして行きたい」

 

〈小説「新・人間革命」〉 清新 三を読んだ感想と決意 島幸弘

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「『地方の時代』と広宣流布」と題する巻頭言を書いた。
 そのなかで彼は、「国をし(知)るべし・国に随って人の心不定なり……されば法は必ず国をかんが(鑑)みて弘むべし」(御書一四九五ページ)の御文や、「桜梅桃李」の原理を紹介し、人それぞれに個性があるように、それぞれの地方にも特色があり、東北には東北の特色があることを述べた。
 そして、法を弘めるうえでは、各地域の生活様式や文化的伝統をふまえて、押しつけではなく、生命を内より薫発していくことが肝要であると強調した。
 さらに、「『地方の時代』といっても、結局は、その地域を支えゆく一人ひとりの人間である」として、皆が主体性と愛着と誇りをもち、郷土の繁栄のために、着実な努力を重ねていくことの大切さを訴えた。(聖教新聞より転載)
「自分自身の生命の中からほとばしる歓喜の命こそが一番大切であり感謝の気持ちの根源でもある。押しつけの力では世の中も変わらない」

 

〈小説「新・人間革命」〉 清新 二を読んだ感想と決意 島幸弘

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広宣流布の熾烈な攻防戦においては、体を張って戦わなければならない時もある。
 新年の出発にあたり、一月五日に新人事が発表され、これまで東北総合長を務めてきた副会長の青田進が東海道総合長になった。そして、東北長であった利根角治が東北本部長に、さらに関東長を務めてきた山中暉男が東北長に就任したのである。
 九日、伸一は、東北平和会館で代表との懇親会や宮城県臨時代表幹部会に出席。
 十日には、同県の新年記念幹部会に臨んだ。
 席上、宮城県に「町村地域指導長」制の設置が決定をみた。これは、地域こそが広宣流布の本舞台であるとの認識に立ち、各町村の特色に合わせて、広布の運動を展開していくための態勢である。一人ひとりが生活の場である地域に深く根差してこそ、広宣流布の堅固な基盤をつくり上げることができる。(聖教新聞より転載)
「新しい時代の流れは自分自身の新しい発想から始まる!新たな課題を見つけ出し、果敢に挑戦し、さらにまた前進する。自分自身の人間革命こそ常に意識して進みたいものだ」

 

〈小説「新・人間革命」〉 清新 一 を読んだ感想と決意 島幸弘

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「長い広宣流布の道程にあっては、幾多の苦渋の嵐を受けるのは、御書に照らして当然の理なのであります。しかし、私どもには信心がある。信心とは勇気であります。幾多の大偉業も、すべて、この勇気という一点から実現したことを決して忘れてはならない。
 勇気のなかに真実の信仰があり、無限の希望と成長があり、時代の変革と新世紀への前進があるのであります」
 勇気は、人間を人間たらしめる力である。勇気なくしては、正義も、勝利もない。(聖教新聞より転載)
「人生は平たんな道など無い、目の前の断崖絶壁を見た時にさあ!一歩前進だ!との勇気ある決断と実践こそが無限の可能性を実現する一歩になる!」

 

〈小説「新・人間革命」〉 力走 六十八を読んだ感想と決意 島幸弘

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嵐吹き荒れる激動の一年であった。創価の松明を掲げ、守り抜いた力走の一年であった。新しき歴史を築いた建設の一年であった。
 この一年間で訪問したのは、北は北海道、南は九州まで十方面、一道二府二十五県となり、海外では第四次訪中も果たした。
 会談した主な識者や指導者は、国内外で二十数人を数えた。
 また、作詞した各部や各地の学会歌は、実に三十曲ほどになっていた。
 大晦日の夜、帰宅して、門前に立った伸一は、空を仰いだ。星辰の瞬きが諸天の微笑みのように思えた。激戦、激闘を重ねた、必死の舵取りの一年が終わろうとしていた。彼の胸中には、微塵の後悔もなかった。ただただ師子の闘魂が、熱く熱くほとばしっていた。
 “風よ吹け、波よ立て。われは征くなり”
 心燃え立つ伸一の頰には、冬の外気が心地よかった。
 (聖教新聞より転載)
「自身の日々の生きた方が一年を作り、そして人生となる。
“今、戦わずして、いつ戦うのだ! 時は今だ! この一瞬こそが、黄金の時だ!”自身の人生はいつもこの気概でありたいものだ!」

 

〈小説「新・人間革命」〉 力走 六十七を読んだ感想と決意 島 幸弘

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徳島県の幹部総会では、県の組織が一圏三地域本部としてスタートすることが発表されるなど、明「人材育成の年」への、晴れやかな助走の総会となった。
 山本伸一は、あいさつのなかで、「其れに付いても法華経の行者は信心に退転無く身に詐親無く・一切法華経に其の身を任せて金言の如く修行せば、慥に後生は申すに及ばず今生も息災延命にして勝妙の大果報を得・広宣流布大願をも成就す可きなり」(御書一三五七ページ)の御聖訓を拝して指導した。
 「ここでは、私どもの信心の在り方を示されております。すなわち、断じて退転することなく、偽りのない強盛な信心を貫き、一切を御本尊様にお任せしきって、仏の言葉通りに仏道修行に励んでいきなさい。そうしていくならば、後生はもちろんのこと、今生においても、安穏な長寿の人生を飾り、すばらしい大功徳を受け、広宣流布の大願も成就していくことができるとの仰せなんです。
 つまり、生涯を信心に生き抜こうと心を定める“覚悟”こそが、一切の勝利の原動力であることを知っていただきたい。
 どうか、徳島の皆さんは、清流のように清らかな、たゆむことのない信心を貫き、明年もまた、悠々と師子のごとき一年を送ってください。お元気で!」(聖教新聞より転載)

「素晴らしい人生とは、信心根本に所願満足の人生を送っていく事、そのために生涯仏道修行を断じて行おう!」

 

〈小説「新・人間革命」〉 力走 六十六の感想と決意 島 幸弘

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伸一は、開会前、二十人ほどの青年たちと記念のカメラに納まった。一九六九年(昭和四十四年)の十月、香川県立体育館で行われた四国幹部会で合唱を披露した、「香川少年少女合唱団」のメンバーである。
 彼は、この四国幹部会終了後、幼い合唱団員と一緒に写真を撮り、こう語った。
 「今日は、全国、全世界の少年・少女部の代表という意味で記念撮影しました。
 みんなのなかから大人材が育っていくと、私は強く確信しています。十年後に、また会おう。みんな、立派な人になるんだよ」
 “十年後”――この言葉が、皆の目標となった。それから十年目に入った今、メンバーは伸一の四国訪問を聞き、互いに連絡を取り合って、喜び勇んで駆けつけてきたのだ。
 かつての小学生は、凜々しく、はつらつとした青年に育っていた。伸一は嬉しかった。
 「よく来たね! 本当に大きくなったなー」
 彼は、感慨を嚙み締めながら目を細め、声をかけ、一緒にカメラに納まった。皆、この日をめざして、立派な創価の後継者に育とうと決意し、受験や就職、また学会活動に奮闘してきたにちがいない。
 決意は大成の種子である。しかし、決意を成就するには、日々の着実な挑戦と努力が必要である。勝利の実証が尊いのは、その粘り強い精進の蓄積であるからだ。
 彼は、二十一世紀を託す思いで語った。
 「負けないことだよ。真っすぐに伸びるんだ。真っすぐ伸びて、大樹になるんだよ」(聖教新聞より転載)
「若き生命に刻まれた師匠の言葉は一生涯自身の命にほとばしる使命の歓喜へと昇華して行く!」