情熱店長ブログ
〈小説「新・人間革命」〉 力走 十七 を読んだ感想 島 幸弘
この日の朝、彼は、道場内を散策しながら、三重県長の富坂良史に尋ねた。
「今日、伺うことになっている名張方面で、私が家庭訪問すべきお宅はありませんか」価値創造は時間の有効な活用から始まる。「ぜひ、先生に激励をお願いしたい方がおります。以前、先生にご指導していただき、失明の危機を見事に乗り越えた、名張本部の本部長をしている高丘秀一郎さんです」「ああ、立川文化会館で激励し、今年の春に三重研修道場でお会いした方だね。元気になってよかった。嬉しいね。お訪ねしよう」懸命に励ました人が、悩みを克服できた報告を聞くことに勝る喜びはない。
「価値創造は時間の有効活用から始まる。自分の時は限られているからこそ、無駄にしたくない!人生を大切にして行きたい!」(画像・記事内容は聖教新聞から転載させて頂きました)
〈小説「新・人間革命」〉 力走 十六を読んだ感想 島 幸弘
「病に打ち勝つ根本は、大生命力を涌現させていくことです。その力は、他者を守るために生き抜こうとする時に、最も強く発揮されるんです。戦時下に生きた人びとの記録や、引き揚げ者の証言等を見ても、子どもを守ろうと必死であった母たちは、誰よりも強く、たくましく生き抜いています。私たちは、広宣流布という万人の幸福と世界の平和の実現をめざしている。その使命を果たしゆくために、自身の病を克服しようと祈るならば、地涌の菩薩の生命が、仏の大生命が涌現し、あふれてきます。それによって病に打ち勝つことができるんです。また、信心をしていても、若くして病で亡くなることもあります。それぞれのもっている罪業というものは、私たち凡夫には計りがたい。しかし、広宣流布に生き抜いた人には、鮮やかな生の燃焼があり、歓喜がある。その生き方、行動は、人間として尊き輝きを放ち、多くの同志に共感をもたらします。病床にあって見舞いに訪れる同志を、懸命に励まし続けた人もいます。薄れゆく意識のなかで、息を引き取る間際まで、題目を唱え続けた人もいます。それは、地涌の菩薩として人生を完結した姿です。今世において、ことごとく罪障消滅したことは間違いありません。さらに、生命は三世永遠であるがゆえに、来世もまた、地涌の使命に燃えて、地涌の仏子の陣列に生まれてくるんです。広宣流布の大河と共に生きるならば、病も死も、なんの不安も心配もいりません。私たちには、三世にわたる金色燦然たる壮大な幸の大海が、腕を広げて待っているんです」 伸一は、不二の関西の同志には、何ものも恐れぬ勇猛精進の人に育ってほしかった。
「生老病死は世の常、信心はそれをどのようにとらえ、学び、どう展開するか、すべてが功徳である」(画像・記事内容は聖教新聞から転載させて頂きました)
〈池田SGI会長 四季の励まし〉 失敗を恐れぬ人が伸びていく を読んだ感想 島 幸弘
若い皆さんは、
失敗を恐れないでほしい。
一切が勉強であり、
いくらでも取り返せるのだから。
クヨクヨしてはいけない。
「失敗は成功の母」である。
「挑戦しないこと」――
それが、青春の唯一の敗北だと、
私は思う。
朝の決意が、
一日の勝利につながる。
朝の勢いが、
社会の開拓となる。
朝を大切にする。
それは、
時間を大切にすることだ。
信心の「一念」とは、
限りある時間の中で、
生命を凝結させて、
最大の価値を
創造しゆく力なのである。
自分で決めたところが、
自分の“使命の舞台”となり、
“人間革命の道場”となる。
「足下に泉あり」である。
まずは今いる職場で、
「自分らしく戦い切った」という
努力と結果を
残していくことだ。
そこから、勝利の人生を
絶対に開いていけるからである。
どんなことも、
自分の成長の力に変えてみせる!
そう肚を決めた青年は、
無敵である。
いかに意地悪な人間も、
その誇り高き魂だけは、
絶対に侵すことはできないのだ。
私は待っている。
君たち、あなたたちが、
人生と社会の
「勝利の達人」と飛翔しゆく、
その時を!
「私も毎朝少しでも早起きして勉強している!毎日の少しずつの積み重ねでコツコツと成長の礎を作っている。その日々の行動が私の確信に繋がっている」(画像・記事内容は聖教新聞から転載させて頂きました)
〈小説「新・人間革命」〉 力走 十五 を読んだ感想 島 幸弘
人生には、病に襲われることもあれば、失業や倒産など、多くの苦悩があるが、それ自体が人を不幸にするのではない。その時に、“もう、これで自分の人生は終わりだ”などと思い、希望をなくし、無気力になったり、自暴自棄になったりすることによって、自らを不幸にしてしまうんです。つまり、病気などに負けるというのは、その現象に紛動されて、心が敗れてしまうことをいうんです。したがって、苦境を勝ち越えていくには、強い心で、“こんなことで負けるものか! 必ず乗り越え、人生の勝利を飾ってみせるぞ!”という、師子のごとき一念で、強盛に祈り抜いていくことです。日蓮大聖人は、『南無妙法蓮華経は師子吼の如し・いかなる病さは(障)りをなすべきや』(御書一一二四ページ)と仰せではないですか。また、苦難、悩みがあるからこそ、それを乗り越えることによって、仏法の功力の偉大さを証明することができる。闘病体験もまた、広宣流布を進めていくうえの力となっていきます。人生のすべてを生かしていけるのが仏法なんです。だから、病の診断を受けたら、“これでまた一つ、信心の体験が積める! みんなに仏法の力を示す財産が増える!”と考えていくことです。くよくよするのではなく、堂々と勇み立って、病に対していくんです。
「信心の目的とは、この信心ですべての難を乗り越える事であり、本当の幸福を実感する事だ」(画像・記事内容は聖教新聞から転載させて頂きました)
〈小説「新・人間革命」〉 力走 十四 を読んだ感想 島 幸弘
「病気のこと、心配しております。私も、強く、御祈念いたします。長い人生と長い法戦のうちにあって、さまざまな障魔があることは当然です。断固、病魔を打ち破って、また生き生きと、共に学会の庭で勇み活躍されますように、私たちは待っております。ともかく、少し、人生、思索の時間も必要なものです。それを御本尊様が、お与えくださったと思うことです」伸一は、手紙を書き終えると、十和田に言った。「栗山さんに無理をさせるわけにはいかないので、関西婦人部長の後任人事も検討した方がいいだろう」そして、人事の相談にのりながら、病への考え方について語っていった。「長い間、頑張り抜いてくれば、疲労がたまったり、病気になったりすることも当然あるよ。そもそも仏法では、生老病死は避けることができないと説いているんだもの。だから“病気になったのは信心が弱かったからだ。幹部なのに申し訳ない”などと考える必要はない。そう思わせてもいけません。みんなで温かく包み、『これまで走り抜いてきたのだから、ゆっくり療養してください。元気になったら、また一緒に活動しましょう』と、励ましてあげることです」
「仏法は慈悲、自分自身にも他の方にも慈悲を感じられるそのような境涯でありたい」(画像・記事内容は聖教新聞から転載させて頂きました)
〈小説「新・人間革命」〉 力走 十三を読んだ感想 島 幸弘
歌詞の冒頭、伸一は「富士」を詠んだ。そこには、「富士のごとく、烈風にも微動だにせぬ、堂々たる信念の人たれ!」「富士のごとく、天高くそびえ立つ、気高き人格の人たれ!」「富士のごとく、慈悲の腕を広げ、万人を包み込む大境涯の人たれ!」との、静岡の同志への願いが託されていた。
それから三十年後の二〇〇八年(平成二十年)十一月、伸一は、新時代・第一回静岡県青年部総会を記念し、この歌に加筆した。二番の「世界の友は」を「正義の同志は」に、三番の「世紀の功徳と」を「師弟の陣列」に、最後の「いざや舞え」を「いざや勝て」とし、静岡健児の新出発を祝福したのである。
「時代に即応した進化、常に自分自身も人間革命し続ける信心をして行こう!」
小説「新・人間革命」〉 力走 十二を読んだ感想 島 幸弘
支部は、学会の枢軸となる組織である。その支部の幹部が、いかんなく力を発揮し、はつらつと広宣流布の指揮を執っていくことを願いながら、彼は語っていった。「皆さんが活動を推進するうえで、“困っている”ということがあれば、本部長等の幹部に相談してください。また、納得のできない指導をする幹部がいたら、遠慮なく、最高幹部に相談していただきたい。重ねて申し上げますが、支部のみんなが縦横無尽に活躍できるように、協議を大切にし、皆の意見を尊重していくことです。そして、支部壮年長、副支部長、支部副婦人部長、青年部等、皆の合意のもとに活動を進めてください。そこに最も安定した持続の前進があります。もしも協が行き詰まり、意見の一致をみない場合には、一緒に唱題することもいいでしょう。御書を拝して、信心の原点に立ち返ることも必要でしょう。大事なことは、“広宣流布のために心を合わせよう! 団結していこう!”という信心の一念なんです。ひとことに支部の幹部といっても、年代も異なるし、様々な考え方の人がいます。意見の違いはあって当然です。しかし、それを乗り越え、心を合わせ、団結していくことで、人間共和の模範を、地域に、社会に示していくことができます」伸一は最後に、「大切な、大切な支部員の皆さんを、くれぐれもよろしくお願いいたします。私に代わって守ってください。支部長・婦人部長の皆さんに心から感謝申し上げます」と言って、話を結んだ。支部長・婦人部長が本気になれば、支部は変わる。支部が変われば、全同志は歓喜と功徳に包まれ、広宣流布の凱歌が轟く
「学会の組織の運営の基本原則、何のための組織なのか?みんなで合意納得して行く家庭に異体同心の広布の前進がある」(画像・記事内容は聖教新聞から転載させて頂きました)
〈小説「新・人間革命」〉 力走 十一を読んだ感想 島 幸弘
物事は、小事が大事である。大事故の多くは、一つ一つの細かい事柄への注意を怠ったことに起因している。小さな配慮を欠いたことから、皆の信頼を失い、それが組織の停滞を招いた事例も少なくない。ゆえに、山本伸一は、関東の支部長・婦人部長の新出発にあたって、細かく、口うるさいように感じられるかもしれないが、注意すべき事柄について、訴えていったのである。「誰にもプライバシーがあります。いかに親しい間柄であっても、プライバシーは最大に尊重していかなければならないし、個人についての情報が漏れるようなことがあってはならない。幹部には守秘義務がある。それを、順守していくのは当然です。『わざわい(禍)は口より出でて身をやぶる』(御書一四九二ページ)との御聖訓もある。幹部の皆さんは、軽はずみな発言などで、支部員を苦しめるようなことがないように、聡明な対応をお願いしたい。さらに、支部員に対して強制的な言動は、厳に慎まなければなりません。支部幹部の役割は、支部員が安心して信心に励み、人生を歩んでいけるように守っていくことです。また、大勢のなかには、信心利用、組織利用の人もいるかもしれない。会員を守るために、それを鋭く見破り、よく注意していくようにお願いしたい。真の学会員としての道を歩まず、広宣流布のための仏子の集いである学会の組織を攪乱し、社会に迷惑をかけるような人を、看過してはなりません。
なお、これまでに何度も徹底してまいりましたが、会合終了の『八・三〇』は厳守していただきたい。無理は続かないものです。特に年配者の方々は疲れを残さないように、十分に休養をとっていただきたい。時間に関連して申し上げれば、連絡、報告の電話は簡潔にして、価値的に時間を使っていただきたい。また、幹部は、夜遅くまで会員の家にいるようなことをしてはならない。それぞれの家庭の憩いの時間もあるでしょう。けじめをつけていくことが大切です
「日々常識的に良識的にすべて人の振る舞いによる、襟を正して行きたい」(画像・記事内容は聖教新聞から転載させて頂きました)
〈小説「新・人間革命」〉 力走 十を読んだ感想 島 幸弘