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2017年4月18日 AM 09:54

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 雌伏 二十一を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一が激励した人のなかに、佐久から来た柳坂亘・志津夫妻がいた。二人は、研修道場の庭の整備のために、伸一の滞在中も、連日のように通って来ていたのである。
 亘は、六十歳前後の造園業を営む壮年であった。伸一は夫妻に言った。
 「研修道場を大切にしてくださる柳坂さんの思いは、私の心でもあります。
 私は、ここを訪れた方々が、英気を養い、信心を錬磨し、最高の思い出をつくり、決意を新たにして、各地の広宣流布に邁進していっていただきたいと念願しています。
 そのためには、整備された、すがすがしい環境が大事です。お二人は、その重責を担ってくださっている。尊いことです。
 その労苦は、仏法の因果の理法に照らして、無量の功徳、大福運になっていくことは間違いありません。どうか、いつまでもお元気で、研修道場を守ってください」
 記念撮影が終わったのは、午後四時近かった。撮影回数は三十回ほどになり、一緒にカメラに納まった人は三千人を超えた。
 伸一は、記念撮影の準備・運営にあたった役員の青年たちに語りかけた。
 「ありがとう! 参加者は皆、喜んでいたよ。皆さんのおかげです」
 そして、駐車場の草刈りなど、陣頭指揮を執っていた長野県の男子部長に言った。
 「雨の中、泥まみれになって草刈りをしていた姿を、私は永遠に忘れません。学会員に尽くし抜いていく。それが私との共戦です。
 長い人生には、失敗も、挫折もあるかもしれない。しかし、それでも前へ進むんです。いちばん大事なことは、何があろうが、生涯、学会から離れず、同志のため、広布のために、献身していくことです。
 自分が脚光を浴びようとするのではなく、冥の照覧を信じて、広宣流布に生き抜くんです。それこそが本当の勇気です。
 その時に、自身が最も輝くし、その人こそが、人生の最高の勝利者です。私は、みんなのことを、じっと見続けていきます」

 小説『新・人間革命』語句の解説
 ◎冥の照覧/「冥」とは、奥深く、目に見えないことで、ここでは凡夫には見えない仏神をいう。仏や諸天善神が、人びとの一念や行動をことごとく知っていること。  

 〈小説「新・人間革命」〉 雌伏 二十一を読んだ感想と決意 島幸弘

何があっても立ち止まらず、学会のため、広布のために尽力していく!前へ前へそして題目をあげてあげて自分らしい清々しい人生を歩んでいこう!