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2017年4月17日 AM 11:12

情熱店長ブログ

世界広布新時代第25回本部幹部会への池田先生のメッセージ

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一、日本全国、全世界の創価家族と、今年も晴れやかに、輝き光る「我らの五月三日」を祝賀することができ、これほど、うれしいことはありません。
 55カ国・地域のリーダーの皆さん方、桜舞う花の都・大東京へ、本当にようこそ、お越しくださいました。
 偉大なる求道の一人一人と固い心の握手を交わしつつ、題目を送っております。皆で熱烈に大歓迎しましょう!(大拍手)
 きょうは聖教新聞の配達員大会であり、一番お世話になっている「無冠の友」の皆さんに、心から感謝申し上げます。
 聖教新聞の創刊号の1面を飾ったのは、戸田先生の執筆による論陣「信念とは何ぞや?」でした。聖教新聞は「生命尊厳」の揺るぎなき信念を掲げた言論であり、その配達に当たってくださる皆さんは、究極の信念の闘士であります。
 一、忘れ得ぬマンデラ元大統領が、27年半もの獄中闘争を貫き通した、心の支えは何であったか。
 それは、お母さんが「自分の信念の正しさを信じ、信念のために闘いなさい」(長田雅子訳『ネルソン・マンデラ 私自身との対話』明石書店)と、最後の最後まで書き送ってくれた手紙であった。この母の励ましこそが、尽きることのない「誇り」と「喜び」の源泉になったというのであります。
 信念に生き抜く母たちの励ましほど、尊く強い正義の光はありません。我ら創価家族が、何があろうと、広宣流布という最極の信念の大道を明るく毅然と前進できるのも、太陽の母たちがいるからであります。
 5月3日「創価学会母の日」を前に、世界一の婦人部の皆さん方に、感謝と讃嘆の大拍手を送りたいと思うが、どうだろうか!(大拍手)

全て覚悟の上

 一、我らの信念は、御本仏・日蓮大聖人に直結する大信念であります。
 大聖人が、武蔵国、すなわち、ここ大東京の先達である池上兄弟に送られた御聖訓を一緒に心肝に染めたい。
 それは、池上兄弟が二度目の勘当という苦難の真っ只中で頂いたお手紙です。
 当時、社会的生命の圧殺にも等しい勘当の難を、兄弟は、ひとたびは乗り越えたものの、再び、より厳しい迫害に襲われました。
 病気の再発や、事業の度重なる逆境など、人生には何度も越えねばならない困難がある。いわんや、広宣流布の途上にあっては、「山に山をかさね波に波をたたみ難に難を加へ」(御書202ページ)と仰せの通りに、険しい使命の難関が打ち続くことは、もとより覚悟の上である。その時こそ、まことの信心が試される勝負の時といってよい。全て、皆が永遠に仏になりゆくための仏道修行だからである。
 大聖人は、池上兄弟に厳然と仰せになられました。
 「必ず三障四魔と申す障いできたれば賢者はよろこび愚者は退くこれなり」(同1091ページ)と。
 兄弟は、この御指導のままに一歩も退かず、勇んで前に進み抜いた。魔に付け入る隙を与えない団結で、夫人たちも一丸となって戦い抜いた。
 そして、ついに「冬は必ず春となる」(同1253ページ)との勝利を迎える。それは、勘当が解けるだけではなく、猛反対であった父親が入信し、見事なる「一家和楽」を勝ち開くまでに至ったのであります。
 「難を乗り越える信心」の実証は、眼前の苦境を打開するのみにとどまらず、周囲の仏法への理解を一変させ、国土世間までも劇的に変えていくことができる。これが「賢者」の大歓喜の逆転勝利なのであります。
 やがて、池上家の人々は大聖人をお迎えすることができ、大聖人は万年まで託されるが如く、最後に「立正安国論」の講義をなされました。
 不思議にも、わが学会は、御本仏が魂魄を留められた大東京を本陣として、「立正安国」の旗を高く掲げて誕生したのであります。

対話を勇敢に

 一、60年前の7月、大阪事件の弾圧の渦中に炎の東京大会を行ってくれた歴史も、私と妻の命から離れることはありません。雷雨の中の大阪大会も、わが胸奥に不滅の輝きを放っています。誉れ高き「ああ感激の同志あり」の劇です。
 あの日あの時、戸田先生は関西本部で私に言われました。
 「社会の不幸に目をつぶり、宗教の世界に閉じこもり、安穏として、ただ題目を唱えているだけだとしたら、大聖人の立正安国の御精神に反する。
 この世の悲惨をなくし、不幸をなくし、人権を、人間の尊厳を守り、平和な社会を築いていくなかにこそ仏法の実践がある」
 「君が先頭となり、大難と戦うことで、君だけでなく、本末究竟して、みんなの一生成仏の道が開かれることになる」と。
 民衆の幸福のため、社会の安定のため、世界の平和のため、我らはいよいよ「賢者はよろこび」と戦い進むのだ。そして、信念の対話を勇敢に広げ、地涌の若き賢者を聡明に育みながら、人類に立ちはだかる、ありとあらゆる試練を断じて勝ち越えていく「立正安国の大連帯」を築き上げていこうではないか!
 一、大聖人は池上兄弟や四条金吾夫妻など愛弟子の勝利を、「何よりも爽快なり」(同1175ページ、趣意)と喜ばれました。「仏法は勝負」であるゆえに、最後は正しい信心が必ず勝つと示し切ることが、妙法の無限の功力の証明であり、未来へ贈る希望の光なのです。
 世界広宣流布の壮大な未来へ、何ものも恐れぬ「感激の同志」のスクラムで、一人一人の「人間革命の凱歌」を、我ら「東京の凱歌」を、そして「師弟の凱歌」を轟かせゆくことを共々に決意しあって、私のメッセージといたします。
 全国、全世界の同志の皆さん、本当にありがとう! 皆、お元気で!(大拍手