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2017年4月10日 PM 06:01

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 雌伏 十四を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一は、入会三十二周年となる八月二十四日を、長野研修道場で迎えた。新しい決意で出発を誓い、真剣に勤行した。
 昼過ぎには、青年たちと自転車で周辺を回った。戸田城聖が最後の夏を過ごした地を巡ることで、在りし日の恩師を偲びたかったのである。
伸一が研修道場に帰って来ると、ちょうど教育部(後の教育本部)の青年教育者の代表が、研修会に参加するため、バスで到着したところであった。
 メンバーは、バスの中で、「山本先生が研修道場に滞在中です」と聞かされ、喜びが弾けた。皆、研修道場の玄関前に並び、満面の笑みで伸一を迎えた。
 「皆さん、ありがとう! お会いできて嬉しい。では、一緒に記念撮影をしましょう!」
 彼は、メンバーと共にカメラに納まった。
 「私はこの通り元気です! 皆さんも創価の誇りを胸に、わが使命の道を、元気に勝ち進んでいってください。ともかく、何があっても、絶対に退転しないことです。この一点を深く心に刻んでください。広布の道を踏み外していく人を見るのが、私はいちばん辛いし、胸が痛むんです」
 この日の夕刻も、伸一は、地元の同志の家を訪問し、集った人たちと懇談した。
 翌二十五日午前、教育部のメンバーと研修道場の庭でテニスをし、激励を重ねた。
 コートは、研修会に来た人たちの思い出になるように、地元メンバーが急ごしらえしたものであった。
 このあと、伸一は、皆と一緒に勤行し、出発するメンバーを拍手で見送った。
 彼は、制約のあるなかで、どうすれば同志を励まし、勇気づけることができるか、祈りに祈り、智慧を絞った。御聖訓には「信心のこころ全ければ平等大慧の智水乾く事なし」(御書一〇七二ページ)と仰せである。
 広宣流布への強き一念と祈りがあるかぎり、いっさいの障壁を打ち砕き、必ず勝利の道を切り開いていくことができるのだ。

 〈小説「新・人間革命」〉 雌伏 十四を読んだ感想と決意 島幸弘

自分自身の境遇は自分自身で決めて作り出している。頑固頭の自分と決別する勇気をもって、素直になることが一番だ。いつまでも難しい顔をしてわかっているような勘違いをして行くと自分自身が望んでいない現実がそこに現れる。無作の三身と言われる本当の自分自身の生命状態になるための信心である。素直な心は安心で穏やかで人にやさしく自分自身にも優しくなれるのだ。