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2017年1月12日 AM 09:52

情熱店長ブログ

本部幹部会への池田先生のメッセージ 2017年1月8日(聖教新聞)

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一、広宣流布を成し遂げゆかんとする全世界の創価家族と共々に、希望に燃えて、明るく、仲良く、にぎやかに、新春を出発することができました。
 とりわけ、一番寒く、一番忙しい、この時期に、はるばる来日してくれた、偉大なるSGIの指導者の皆さん方を、御本仏・日蓮大聖人も、三世十方の仏菩薩も、どれほど讃嘆なされているょうか。
 研修会で参加のアメリカの皆さん、メキシコの皆さん、ヨーロッパの皆さん、香港の皆さん、タイ・インドの皆さん、そして、韓国の皆さん、本当にご苦労さまです。世界の求道の友を、私たちは「 ああ感激の同志あり」と熱烈に歓迎しようではありませんか!(大拍手)
 「青年拡大の年」の開幕を飾る、地涌の若人たちの今日の歌声は、私の生命にも、何よりうれしく、頼もしく響いてきます。
 音楽隊、鼓笛隊、そして、合唱団等の皆さん、いつもいつも、ありがとう!
 法華経に登場する妙音菩薩は行く所、向かう所、「百千万億」もの音楽を奏でながら、衆生に、生きる喜びと希望の生命力を贈ります。
 この「平和の文化」を現実社会に創造しゆく、創価の人間主義の大連帯を、わが青年部よ、歌声高らかに、思う存分、広げていってくれ給え!
 
師匠と定め70年
 一、フレッシュな新成人の皆さんも、誠におめでとう!
 思えば、私が恩師・戸田先生に初めてお会いをしたのは、成人を迎える直前に出席した座談会でした。敗戦まもない、深い闇に包まれた時代です。
 私は質問しました。
 「先生、正しい人生とは、いったい、どういう人生をいうのでしょうか」と。戸田先生は、にっこりと微笑まれて、大聖人の大生命哲理の上から、満々たる確信で、生老病死の打開の道を明快に示してくださいました。そして、こう言われたのです。「考えるのもよい。しかし、考える暇に、大聖人の仏法を実践してごらんなさい。青年じゃありませんか。必ずいつか、自然に、自分が正しい人生を歩んでいることを、いやでも発見するでしょう」と。
 先生は、貧しい庶民の、病弱な一青年を信頼し、励ましてくださいました。妙法の実践によって、若き生命から何ものにも負けない力を引き出し、民衆に、社会に、世界に貢献する未来を開くことができる。いな断じて、そうしてみせると、指導し、薫陶してくださったのです。
 この先生を師匠と定めて、私はまっしぐらに走り抜いてきました。
 そして70年――。波瀾万丈の大闘争を勝ち越えて、先生が約束してくださった通りに、一点の後悔もない「正しい人生」を生き抜くことができました。
 これは、私より6年早く、家族と一緒に入会した妻も、全く同じ思いで、師匠と同志に心より感謝しております。
 妙法と共に、学会と共に生きるならば、誰人も絶対に正しい生命の軌道を歩みゆける。このことを、私たちは人間革命の歓喜の劇をもって、道を求める世界の若人へ、一段と伝え弘めていこうではありませんか!
 青年の蘇生にこそ、人類の宿命をも転換しゆく希望の光があるからです。
 今月から始まる女子部の「ロマン総会」の楽しく朗らかな大成功も、婦人部の先輩方をはじめ、皆で祈り、応援していきたいと思います。
 
声を惜しまず
 一、本日は、各界で活躍する方々も参加されています。皆で大喝采を送ろうではありませんか!(大拍手)
 賢明にして誠実な民衆からの敬愛と賞讃に勝る栄光は、決してありません。
 大聖人は、妙音菩薩についての御義口伝に、こう仰せであります。
 「妙音とは今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る事は末法当今の不思議の音声なり、其の故は煩悩即菩提生死即涅槃の妙音なり云云」(御書774ページ)と。
 我らには題目という究極の妙音がある。
 ゆえに人生においても、社会においても、いかなる苦悩が立ちはだかろうと、断固として怯まず、一つ一つ幸福への智慧に転じ、自他共に境涯を開くことができる。試練が大きければ大きいほど、「心の財」も大きく積める。
 我らは、題目を「獅子の吼ゆるが如く」(同764ページ)唱え抜き、励ましの声を、友情の声を、勇気の声を惜しまずに轟かせながら、この地球上に、正義と人道と平和の寂光土を、いやまして建設し、拡大してまいりたい。
 
さあ凱歌の行進!
 一、今年は、トインビー博士と対談を開始して45周年。博士から託された「人類の心をつなぐ対話」という使命を、私は今も貫いております。
 文明を結び、未来を照らす世界の知性との対談集も、80点に及びます。
 トインビー博士が忘れ得ぬ語らいの最終章に、若き世代へ贈ってくださった励ましは、「忍耐強くあれ!」との一言でありました。
 この言葉に加えて、「負けじ魂の青春に勝利あり」、そして「異体同心の民衆に凱歌あり」と申し上げ、私のメッセージといたします。 
 さあ、共々に、胸を張って、「凱歌の行進」へ踏み出そうではないか!(大拍手)