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2017年1月12日 AM 09:21

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 大山 九を読んだ感想と決意 島幸弘

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鮫島源治は学会の副会長であることから、追及の矛先は会長の山本伸一に向けられた。
宗門僧は、喧伝した。「鮫島発言に明らかなように、学会も、山本会長も、なんの反省もしていない」「宗門を誠心誠意、外護する気持ちなど、全くなかったのだ!」
学会側が事態を収束させるために苦心し、誠意を尽くして努力を重ねてきたことが、これで水泡に帰してしまったのである。
伸一は、宗門においては法華講の総講頭という立場であったが、宗門では、総講頭の辞任を勧告すべきであるとの声もあがった。抗議の文書を送ってくる僧もいた。
さらに、三月末、法華講連合会が緊急理事会を開いて、伸一に対して総講頭の辞任勧告を決議。勧告書を送りつけてきたのである。檀徒となった脱会者らは、「山本会長は責任を取って辞任せよ」と盛んに騒ぎ立てた。
  
満開の桜が、春風に揺れていた。
四月二日は、第二代会長・戸田城聖の祥月命日である。恩師逝いて二十一年となるこの日、学会本部をはじめ、各県・区の中心会館で追善勤行会が営まれた。
山本伸一は、理事長の十条潔や副会長の秋月英介、戸田の近縁者らと共に、東京・信濃町の学会別館で追善の勤行を行った。騒然としたなかで迎えた恩師の命日であった。
しかし、戸田の構想をすべて実現してきた伸一の胸中には、青空が広がっていた。弟子として自身の来し方に、一点の曇りもなかった。心のなかの師と、常に晴れやかに向き合えてこそ、真正の弟子である。
恩師が示した「七つの鐘」のうち、「第七の鐘」が、いよいよ鳴り終わる時を迎えようとしていた。広布の大河は、世界の大海原に注ぎ始めた。二十一世紀に飛翔する学会の盤石な基盤が築かれ、新段階に入るのだ。
伸一は、広宣流布が進めば進むほど、魔の蠢動も激しくなることを覚悟しなければならないと、強く自分に言い聞かせた。

 〈小説「新・人間革命」〉 大山 九を読んだ感想と決意 島幸弘(聖教新聞より引用)

池田先生は戸田先生のご構想を実現され、広宣流布の基盤を造られさらに世界新時代広宣流布拡大の指揮をとられ、次代の青年に託す信心継承のながれも構築されて現在に至っている。この期間に男子部・壮年部でいる自身の使命と責任を考え、更なる地域広布のために尽力する!