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2017年1月 7日 PM 02:56

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 大山 五を読んだ感想と決意 島幸弘

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二月十九日午前、山本伸一は香港総督公邸に、マレー・マクリホース総督を表敬訪問した。総督は、友人である在日イギリス大使館のマイケル・ウィルフォード大使から、手紙を通して、伸一の人となりについて聞いており、会見を楽しみにしていたという。
語らいは弾んだ。繁栄へと向かう香港社会の行政上の成果や、福祉などの現状が話題となった。
また、総督は、香港中文大学の総長でもあることから、これまでの同大学と創価大学との教育交流にも話が及んだ。
伸一は、総長としての総督の尽力に深く感謝の意を表し、率直な思いを語った。
「青年と青年が友情で結ばれ、世界の未来について忌憚なく意見交換し、スクラムを組んで進んでいく――そのための両校の教育交流でありたいと考えています。
この交流を通して、国家や民族、宗教、風俗、習慣等の違いを超えて、同じ人間として共に苦しみ、悲しみ、喜び、連帯していける人材を、私は育みたいんです」
総督も、目を輝かせ、「イエース、イエース」と言いながら大きく頷き、賛同の意を示していた。
世界といっても、根本は「人間」と「人間」である。同じ「人間」という視座に立ち返れば心は通じ合い、共感し合えるものだ。
二十一世紀まで、既に二十余年となっていた。伸一には、世界の平和のために、人類の未来のために、急いで行動を起こさねばならぬ課題が山積していた。彼は、ただただ時間がほしかった。人生は時間との闘争である。
伸一たち一行は、この日の午後、九竜・大専会堂で行われた香港のSGIメンバーによる「’79香港文化祭」に出席した。
出演者総勢五百五十六人が、アジアの平和建設への誓いを、中国伝統の宮廷舞踊や収穫の舞、獅子舞、合唱、演奏などに託して熱演し、華麗で迫力あふれる舞台が繰り広げられた。
人びとの幸せを願い、行動する、はつらつたる生命の躍動は、芸術・文化創造の源となる。

〈小説「新・人間革命」〉 大山 五を読んだ感想と決意 島幸弘

世界平和は一人の人間と人間の関係で始まる。池田先生はすべての差いを乗り越えて一人の人間の最重要である価値ある生命に言及されている。日蓮大聖人もすべては一人の人間の仏の生命への探求で会った。一人の人間の偉大な人間革命は・・・やはり自分自身の使命に自覚し責任感を持って自分人生を生き抜くのみである。南無妙法蓮華経。