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2016年11月 8日 AM 07:23

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 源流 五十七を読んだ感想と決意 島幸弘

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ナーランダー遺跡の案内者が説明した。
 「僧院では、入学一年目の学僧は、個室をもち、寝具、机が与えられます。しかし、研学が進むにつれて共同での使用となり、卒業時には、真理にのみ生きる人間として巣立っていったといいます」
 つまり、精神の鍛錬がなされ、モノなどに惑わされることなく、一心に法を求め抜く人格が確立されていったということである。
 
 人格の錬磨がなされなければ、いかに知識を身につけても、真に教育を受けたとはいえない。
 戸田城聖は、創価学会を「校舎なき総合大学」と表現した。仏法の法理を学び、人間の道を探究する学会の組織は、幸福と平和を創造する民衆大学といえよう。山本伸一は、この「校舎なき総合大学」は、人間教育の園として、時とともに、ますます大きな輝きを放っていくにちがいないと確信していた。
 ナーランダーの仏教遺跡を見学した一行は、パトナへの帰途、休憩所に立ち寄った。腕時計を見ると、午後五時半である。
 
 口ヒゲをはやした休憩所の主が、どこから来たのかと尋ねた。年は四十前後だろうか。
 伸一が、日本からであると伝えると、主は両手を広げて驚きの仕草をした。
 
 「それなら、ぜひ、わが家に寄っていってください。この目の前です」
 「ご厚意はありがたいのですが、夕食の時間も迫っているので、ご家族の皆さんにご迷惑をかけてしまいます」
 
 「いいえ、家族も大歓迎します。インドでは、お客さんと教師と母親は神様といわれているんです。ですから、こうして歓迎することは、神様を敬うことにつながるんです」
 バジパイ外相を訪ねた折にも、聞かされた話である。こうした考え方がなければ、初対面の人を自宅に招いたりはしないだろうし、あえて関わろうとはしないにちがいない。
 伸一は、宗教が人びとの精神、生活に、深く根付いていることを実感した。宗教をもつことは、生き方の哲学をもつことである。

 〈小説「新・人間革命」〉 源流 五十七を読んだ感想と決意 島幸弘

宗教に対する偏見がとても多く、自分自身も偏見を持っている一人だと思う。生き方の哲学としての宗教・信仰はどのようにして選べばよいのかも通常は判断基準がないように思う。日蓮大聖人は、三証として、文証・理証・現証と基本的な判断基準を示しています。文証はそのような文としての証拠があるのか?理証とは、理論上その信仰の実践内容は成立するものなのか?現証、現実的に信仰した結果が出るのか?と宗教の価値判断の基準を端的に3つで示されています。私自身が20代に入り仕事などで悩み初めて創価学会を意識した時に初めは自分自身の変革(人間的成長)を希望し、勤行・唱題、学会の活動に徐々にチャレンジしていく中で、だんだんと自分自身に自信が湧いてきた感じがして、仕事・人生に対して前向きな感覚がついてきたように体験しています。何もしないで頑張って来た自分と創価学会の実践を始めた結果はすぐに現実のものとなり実感する体験となりました。