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2016年10月27日 PM 01:34

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 源流 四十七 を読んだ感想と決意 島幸弘

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二月九日の午後八時から、インディアン・エクスプレス社のR・N・ゴエンカ会長が主催する訪印団一行の歓迎宴が、
ニューデリーのホテルで行われた。「インディアン・エクスプレス」は、インド屈指の日刊紙である。
 
歓迎宴には、訪中を前にしたバジパイ外相、L・K・アドバニー情報・放送相をはじめ、多数の識者らが参加し、真心
に包まれた語らいの一夜となった。
ゴエンカ会長は豪放磊落で精悍な新聞人であった。七十代半ばとは思えないほど、快活で、哄笑が絶えず、エネルギッ
シュな話し方には不屈の闘志があふれていた。インドに到着した折も、真夜中にもかかわらず、空港まで出迎えに来て
くれた。
彼は、一九〇四年(明治三十七年)四月に、インド東部のビハール州に生まれた。青年時代に、イギリスからのインド
独立を勝ち取ろうと、ガンジーの運動に加わった。
 
自身の発行する「インディアン・エクスプレス」を武器に、イギリスが行っている数々の偽りを暴き、戦い抜いた。
インドが独立したあとも、政府による新聞への激しい圧迫の時代があった。しかし彼は、それに屈することなく、言論
人としての主義主張を貫いていった。
 
伸一は、その苦境を突き破ったバネは何かを尋ねた。ゴエンカ会長は胸を張った。
「人びとに対する義務です! 新聞は私個人に属するのではなく、人びとのためにあります。私は、単に人びとの委託、
信任を受けた、いわば代理人です。ゆえに、人びとに応えるために、私は支配者に屈服、服従することはできませんでした」
言論人の使命は、民衆の声を汲み上げ、その見えざる心に応え、戦うことにある。
 
精神の自由を剝奪しようとする権力は、まず表現・言論の自由を奪おうとする。それを手放すことは、人間の魂を捨てることだ。
また、人生の処世訓を問うと、こう答えた。
 
「決して破壊してはいけない。建設的であれ。これが、私の人生の主義です」

 源流 四十七 を読んだ感想と決意 島幸弘

人間としての表現と言論の自由は守られるべき基本的人権の重要事項である。しかし、この自由を勝ち取るためにどれほどの困難があった事か・・、現代に生きる私たちはあまりにも当たり前のような暮らしの中で自由というものを当たり前だと勘違いしている節もあるかもしれない。人としてのこの権利を大切にそして、感謝しながら自由に生きていきたい!生命それ自体が歓喜であり自由そのものだからこそそれぞれが価値ある存在であり桜梅桃李の個の個性を発揮しながら楽しんでいける人生を全うしていきたい!