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2016年10月19日 AM 07:13

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 源流 四十を読んだ感想と決意 島幸弘

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ジャッティー副大統領は、しばらく視線を落とした。憂いに満ちた目であった。やがて、その目は、次第に輝きを増していくように感じられた。
それは、未来を担う子どもたちのために、インドを発展させようとする決意の光であったのかもしれない。
 
今回の訪印中、山本伸一は、子どもたちと努めて言葉を交わし、兄弟、姉妹について尋ねてみた。
すると、「十二人いましたが、三人死んで、九人です」などと、亡くなった兄弟、姉妹のことが、よく話題になった。
疾病で他界したケースが多かった。零歳児の死亡率もかなり高いようだ。
 
人は、まず何よりも生き抜かねばならない――副大統領は、この切実なテーマに向き合い、格闘していたのであろう。
インドでは、「男の子を産むことは一つの生活防衛になる」という話も耳にした。
 
子どもたちは、親が学校に通わせなくとも、働き手となる。社会保障が十分でない状況では、子どもの多い方が、
やがて暮らしは楽になるという論理が働く。貧しさゆえの多産、そして人口過剰――大国インドの指導者の苦悩が感じられた。
 
副大統領は、言葉をついだ。
「第二の問題は、子どもの人格形成をいかに図るかです。これには、道徳と精神の道を歩ませなければなりません」
伸一は、指導者たちが、未来の発展のために、インドの深き精神性を青少年に伝え、教育に力を入れようとしていることを強く感じた。
二十一世紀の世界を考えるうえでも、極めて重要な着眼点であると思った。
 
物心両面にわたって、子どもを守り育てていくことは、大人の責任であり、義務である。
「すべての人を尊重せよ。しかし子供の場合は普通の百倍も尊重し、その汚れを知らぬ魂の純粋さを損なわぬよう努めよ」
(注)とは、ロシアの文豪トルストイの箴言である。
 
社会の新たな改革は、未来からの使者である子どもたちに、希望と勇気の光を送るところから始まるといってよい。
 
 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 レフ・トルストイ著『文読む月日(中)』北御門二郎訳、筑摩書房

 源流 四十を読んだ感想と決意 島幸弘

世の中で一番大切なものは何か?人それぞれかもしれない、表現としても様々かもしれない、その場の大切さもあれば、究極の大切さもあるだろう。この仏法ではやはり「生命」という事になるだろう。そしてその生命の躍動できる時、そして涅槃の時を迎える。「生も歓喜・死も歓喜」現在の自分たちにできること、それは今の時を大切に考え、自分自身の価値創造を一番に注目することではないかと思っている。創価学会の信心は自分自身の最大価値を自分自身で発生していく能動的で自発的な信仰であり大生命哲学でもある。まちがってもおすがり信仰などではないのだ。

自分自身の価値創造は、自分に縁する他の人々にも同様に価値を創造していくきっかけを与えていける。つまり相互に価値創造していく流れをこの人生で実証できる仕組みでもあるのだ。そして、その姿を持って自分の子供に人生の価値を教えていく!地域の子供たちに未来は自分自身で明るく希望を持てる時代を作っていくんだとのプラス思考の生き方を承継していきたいものだ!