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2016年10月13日 AM 09:33

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 源流 三十四を読んだ感想と決意 島幸弘

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バジパイ外相との対談を終えた山本伸一の一行は、ニューデリー郊外の、ヤムナー川近くにあるラージ・ガートへ向かった。
ここは、一九四八年(昭和二十三年)に凶弾に倒れたガンジーの遺体を荼毘に付した場所であり、美しい聖地公園になっている。
伸一は、インドを初めて訪れた六一年(同三十六年)以来、二度目の訪問である。
 
辺りの木々と芝生の緑が陽光に映える、穏やかな午後であった。
ゆるやかな丘の頂に、高さ数十センチ、四方三メートルほどの黒大理石の碑がある。
一行は、偉大なる魂の人(マハトマ)・ガンジーへの敬意を表するとともに、その精神の継承を誓い、献花を行うことにしていた。
ここは聖地であるため、皆、靴にカバーをかけ、花輪を先頭に、厳粛に歩みを運んだ。
 
ガンジーが貫いた非暴力・不服従運動は、人類史に人道と平和の輝きを放つ独立運動、人権運動となった。
令状なしの逮捕などを可能にするローラット法への抗議。イギリスの支配から経済的、精神的に独立していくため、インドの伝統工芸
であったチャルカ(紡ぎ車)を使っての綿製品生産。イギリス植民地政府の不当な塩の専売に抗議して行った塩の行進……。
 彼の運動の前には、常に暴力による抑圧が待ち受けていた。しかし、それに対して、暴力で抗することをせずに戦い続けたのだ。
 
ガンジーは言う。
「非暴力と臆病とは相容れないものである」「真の非暴力は、純粋な勇気を持たずには実践不可能だ」(注1)
彼の非暴力運動は、暴力や武力に対して、精神の力をもってする戦いである。そして、「勇敢であることは、精神性の第一の条件である」
(注2)と述べているように、“恐れない心”が求められる道といってよい。
 
大聖人は「日蓮が弟子等は臆病にては叶うべからず」(御書一二八二ページ)と仰せである。人間勝利の歴史を開く偉大なる歩みは、すべて勇気の覚醒から始まる。
 
 小説『新・人間革命』の引用文献
 注1 K・クリパラーニー編『≪ガンジー語録≫抵抗するな・屈服するな』古賀勝郎訳、朝日新聞社
 注2 ガンディー著『私にとっての宗教』浦田広朗訳、新評論

 源流 三十四を読んだ感想と決意 島幸弘

何かを変えていく=変革という事である。 変革はなかなか簡単にはできない!なぜか?凡夫の考えの中に「変わりたくない」という意識があるからだ。今回はインドを植民地化したイギリスの植民地政策、制度である。制度自体は、それを決めた当事者なら変えることは可能だが、その制度で生きている者にとって変えることはほとんど不可能なのである。従って悪政が続くとクーデターが起こり政権との権力の対立闘争が始まるのである。ガンジーは非暴力・不服従の運動を自らお越し多くの民衆の願いを民衆と共に実現していった。本来植民地という事自体があってはいけないものだと私は思っているが、現実の世界は現在も世界各地での紛争が続行され日本においても常に危機があることが事実である。私たち創価の思想を広げていかねば根本的な解決の糸口すら見つからないと思っています。広宣流布を願い自分自身の生き方の中で信心の実証を示しきっていきたい!