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2016年10月10日 PM 06:57

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 源流 三十三を読んだ感想と決意 島幸弘

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バジパイ外相は雄弁家として知られる。ジェスチャーも大きく、部屋中に響き渡る声で、アショーカの政治を、さらに、民衆と共に戦ったマハトマ・ガンジーの精神を語っていった。
山本伸一は、ガンジーが民衆のなかに分け入り、対話を重ねたように、外相も、しばしばどこかへ出かけては、人びとと車座になって語り合い、真摯に耳を傾けていると聞いていた。
そして、一例をあげれば、パスポートが発給されるまでに長い時間がかかり、人びとが困っていることを知ると、発給システムの改善に取り組んでいる。
 
雄弁と饒舌とは異なる。人びとの心をつかむ雄弁は、皆の思いの代弁であり、一人ひとりの意見を忍耐強く聴く努力から始まる、熟慮と信念と情熱をもってする魂の叫びなのだ。
外相は、詩人だが、観念の人ではなかった。行動の人であった。少年期から社会運動に身を投じ、民衆の啓発に心血を注いできた。
インドの独立運動では、若くして投獄されもした。また近年も、与党であった勢力によって、獄につながれた。だが、その微笑には、不屈の精神がみなぎっていた。
 
ガンジーは「最終的には、遺恨なく、敵をも友に変えられるかどうかが、非暴力の厳しい試金石である」(注)と記している。
外相は、非暴力運動の精神を生かした政治や外交の在り方を、真剣に模索しているようであった。しかし、その道は、決して容易ではあるまい。
インド亜大陸をめぐる大国の複雑な駆け引きもあり、パキスタンとの緊張も高まっている。この激浪のなかでの舵取りは、過酷な現実との格闘となろう。
だからこそ外相には、アショーカやガンジーの精神を継承・堅持して、対話に徹し、新しい時代を開いてほしかった。
 
バジパイ外相は、後に首相となり、長年、対立していた中国との関係を改善している。
困難のなか、インドの未来を担い立とうとする外相との語らいは、伸一にとって忘れがたいものとなった。
 
 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 KRISHNA KRIPALANI編『ALL MEN ARE BROTHERS』UNESCO(英語)

 源流 三十三を読んだ感想と決意 島幸弘

歴史とは真実でもあり願望でもある。人と人との粘り強い対話を基本にどのように改善したらその方は喜んでくれるのだろうか?そしてお互いの関係が良くなればお互いに幸福になり繁栄の道筋ができるのだと思う。私には私にしかできない使命がある。私は自分自身の仕事(創価仏壇販売等に関する一切の問題解決の手助けして行く)に使命と誇りと責任をもって自分の人生をかけている。この誉れある人生に感謝し、すべてのお客様に貢献していける境界の力をつけていきたいと決意しました。