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2016年10月 6日 AM 06:50

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 源流 三十 を読んだ感想と決意 島幸弘

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ガンジス川は、インドで「ガンガー」と呼ばれる。ヒマラヤ山脈のガンゴトリ山にある氷河などに源を発し、インド北部を流れ、幾つもの支流に分かれて、ベンガル湾に注いでいる。
その全長は二五一〇キロメートルといわれる。仏典にある、六万恒河沙の「恒河」とは、ガンジス川をいう。法華経の従地涌出品第十五の「六万恒河沙」は、ガンジス川の砂粒の六万倍との意味であり、それほど多くの、無数の“地涌の菩薩”が大地から涌出することを説いている。
 
ゆえに、このインドにも、数多の地涌の菩薩が出現することは間違いないと、山本伸一は、強く、深く確信していたのである。
彼は、懇談会であいさつしたあと、インドの同志と記念撮影することにした。
 
撮影の際、メンバーは、自分たちの中央に大きな椅子を置いた。伸一のために用意したのである。
それを見ると、彼は言った。
私は、遠くから集ってこられた方など、皆さんの労苦に賞讃と敬意の意味を込めて、脇に立たせていただきます。皆さんを見守っていきたいんです。この椅子には、皆さんたちの中心者に座っていただきましょう」
 
インド広布への決意をとどめ、カメラのシャッターが切られた。
後年、この写真を見ながら、メンバーの一人は語っている。
「苦しい時もありました。辛いことも、悲しいこともありました。でも、私は、この写真を見詰め、抱きしめて頑張ってきました。この写真のように、山本先生は、いつも私たちと共にいる、そばに立って、私たちを見守ってくださっている――そう確信することができたからです」
 
伸一もまた、写真を見ては、インドの同志を思い起こし、題目を送り続けたのである。
直接、会う機会はなくとも、互いの心は通い合う。唱題によってこそ、魂の絆が織り成され、結ばれていくのだ

 源流 三十 を読んだ感想と決意 島幸弘

先生との出会い、そして金の思い。その原点を命の奥底に刻み込み、自身の使命に生きる師弟共戦の人生。一度の出会いが自分自身の人生を大きく変化させ、人間革命のドラマは始まる。何のための人生か?今日も使命に生きる人生の喜びかな。