創価学会仏壇の桜梅桃李のお知らせ・日常が、ここでご覧になれます。

  • 桜梅桃李.com
  • 昭和57年創業以来38,000件以上の創価学会仏壇を安心価格でお届けしています。
  • 昭和57年創業以来38,創価学会・SGI仏壇の事ならお気軽にご相談ください
  • 0120-7676-43 電話受付 10:00~18:00 水曜・日曜定休
サイズから選ぶ

2016年10月19日 AM 09:20

情熱店長ブログ

本部幹部会で紹介されたSGI会長の指針 2016年10月18日(聖教新聞より転載)

2016101992213.png
「世界広布新時代第20回本部幹部会」(今月9日、香川県高松市の四国池田文化会館)の席上、1994年4月に行われた本部幹部会での池田SGI会長のスピーチが紹介された。栄光の11・18「学会創立記念日」に向け、広布に走る友の指針として掲載する。
 
 一、「無冠の友」(本紙配達員)の皆さまに、毎日、本当にご苦労さまと感謝申し上げたい。
 二、三日でもたいへんなのに、なんと尊いことであろうか。その功徳は計り知れないことを確信していただきたい。
 
 婦人部の皆さまを中心に、「聖教新聞」の購読推進を、よく頑張っていただいている。“創価婦人学会”というべきか、つねに婦人部の皆さまが広布を支えてくださっている。
 
 一、大聖人は仰せである。「文字は是れ三世諸仏の気命なり」(御書381ページ)――(経文の)文字は、三世諸仏の命である(と天台は言っている)――。
 妙法を根底にした「聖教新聞」にも通ずるお言葉と拝される。
 
 また「仏は文字に依つて衆生を度し給うなり」(同153ページ)――仏は文字によって民衆を救われるのである――と。
 仏法の世界の「文字」には人を救う力がある。人を救う文字であり、新聞なのである。
 
 さらに御書では、涅槃経を引かれている。
 「願わくは諸の衆生悉く皆出世の文字を受持せよ」(同ページ)――願わくは、もろもろの衆生よ、ことごとく、みな、出世間(仏法の世界)の文字を受持しなさい――。
 戸田先生が、「『聖教新聞』を日本中、世界中の人に読ませたい」と言われたのも、このお心からであった。
 
 「人を救う文字」を広める。配達する――その方は、立派な弘法をされていることに通じる。
 功徳も生々世々に続き、また家族にもおよんでいく。仏法の世界は役職で功徳が決まるのではない。行動で決まるのである。信心で決まるのである。
 
 一、大聖人は、窪尼という婦人の信徒に、次のように書かれている。
 「三千大千世界に七日ふる雨のかずは・かずへつくしてん、十方世界の大地のちりは知る人もありなん、法華経の一字供養の功徳は知りがたしとこそ仏は・とかせ給いて候へ」(同1483ページ)
 
――三千大千世界(という一つの宇宙)に七日間、降りそそぐ雨の数は、数えつくせるかもしれない。また十方の世界にある大地の塵の数は、数え知っている人もいるかもしれない。
しかし法華経の一文字を供養する功徳は計り知ることはむずかしい、と釈尊は説いておられます――。
 
 これが妙法のすばらしさである。日々、妙法を弘め、広布を拡大しておられる皆さまの福運は言いつくせない。
 この大聖人の仰せを確信して、楽しく、自分自身で喜びをつくりながらの毎日であっていただきたい。その人が最も尊く、幸福な人である。
 
 「三世諸仏の気命」を広げる人、配る人は必ず生命力が強くなる。健康になっていく。これが不可思議なる仏法の因果の理法である。
 
 一、古来、中国では、桃や李は優れた人格の象徴とされた。
 唐代の詩人・李賀の詩にも、次のような一節がある。
 立場が変わり、境遇が変化した人への励ましの言葉であった。
 「自ら是れ 桃李の樹 何ぞ畏れむ 蹊を成さざるを」
 
 ――あなたは桃李(=桃や李)の木の如きもので花が爛漫とうるわしく咲いている、だまっていても人が寄ってきて、下には自然と小路ができるというものだ。
(『李長吉歌詩集』鈴木虎雄注釈、岩波文庫)
 
 たとえ一本でも、美しく咲き香る木があれば、あたり一面がなごみ、華やぐ。組織も同じである。「真剣な一人」がいれば、全体が大きく変わっていく。
「一人」が立てばよいのである。
 仏法の世界とは、こうした「人間性の花」を咲かせながら、あの地にも、この地にもうるわしい友情を広げていくものである。
  組織の論理だけで押し切っていくということがあってはならない。
 
 「ああ、あの人はすばらしいな」「あの心、あの生き方に感動する」――そのように人格を慕われて、おのずから広布の道ができていくのである。
 
 一、これからも力を合わせて、栄光の歴史を、ともどもに建設してまいりたい。
 皆さま方の無事故、ご健康、ご長寿、だれよりも幸せで裕福な人生を、私は一生懸命、祈っている。