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2016年9月23日 AM 07:40

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 源流 十九を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一が「インド文化研究会」のメンバーと共にローディー庭園を散策していると、少年たち数人が来て、少し離れたところから珍しそうに一行を見ていた。
伸一は、手招きし、「みんなで写真を撮ろう」と声をかけた。大槻明晴がヒンディー語で通訳した。はにかむ少年もいれば、歓声をあげる少年もいた。一緒にカメラに納まった。
彼は、お土産に持ってきた、創価大学のバッジを子どもたちに渡していった。
 
「私たちは、日本から来ました。これは、私が創立した大学のバッジです。大きくなったら、必ず日本に来てください」
伸一は、それぞれの家族のことなどを聞いていった。父親の職業は、多くがドライバーであった。語らいが弾んだ。少年たちは、日本だと中学二年にあたる年代である。
 
「みんなは、友だちなの?」
少年の一人が、白い歯を見せて答えた。
「いつも一緒にいるんで兄弟みたいです」
「良い友だちをもつことは、人間としていちばん幸せなことなんだよ。一生の財産になります。良い友だちがいれば、日々も楽しい。
また、互いに励まし合えるから、辛いことや嫌なことがあっても、負けないで強く生きることができる。
しかし、独りぼっちだと、寂しいし、心は弱くなっていきます。また、悪い友だちと付き合っていれば、いつの間にか、自分も影響され、悪いことをしてしまうようになる。
だから、互いに良い友だちでいてください」
 
伸一は、こう言いながら、さらに、オレンジやボールペンを彼らに配った。
小柄な少年が、元気に尋ねた。
「写真ができたら、もらえますか」
「わかりました。必ず送ります」
 
同行の幹部が、皆の住所と名前を控えた。
少年たちを見ながら、伸一は確信した。
“彼らは、将来、日本人といえば、今日のことを思い出すだろう。語り合えば、心が響き合う。
世界が友情で結ばれるならば、それは、世界平和の確たる基盤となる!”

 源流 十九を読んだ感想と決意 島幸弘

世界平和といっても、まずは人間同士がお互いに仲良くなる事が大切、先生はこのような時にも未来の宝の子供たちと胸襟を開いた関係を築く事ができる。わたしもそのような人になっていこう!