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2016年9月17日 AM 08:07

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉  源流 十四を読んだ感想と決意 島幸弘

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二月六日の午後三時、山本伸一たち訪印団一行はデリー大学を訪問した。図書一千冊を寄贈する贈呈式に出席するためである。
同大学は、一九二二年(大正十一年)に創立されたインド最高峰の総合大学の一つで、中国・日本研究学科もあり、日本を研究
するための重要な機関となっている。知の殿堂には、誇らかに時計台がそびえ立っていた。到着した一行を、R・C・メヘロト
ラ副総長が温かい笑顔で迎えてくれた。メガネをかけた、白髪まじりの風貌は、重厚な知性の輝きを感じさせた。図書贈呈式は、
構内にあるタゴール記念講堂で、教職員や学生ら百七十人が出席して、厳粛な雰囲気のなかで行われた
 
あいさつに立った副総長は、一行への歓迎の意を表したあと、伸一が創価大学などの教育機関や美術館等を創立し、トインビー
博士との対談集など、多数の著作を世に出していることを紹介。そして、インドに興った仏陀の教えが東洋に大きな影響をもた
らし、その一国である日本が、自国の伝統を生かしつつ、近代技術の大発展を遂げたことを賞讃した。伸一は、恐縮しながら話
に耳を傾け、科学や経済の発展の陰で、精神性が失われつつある日本への警鐘の言葉ととらえた。精神性の喪失は、人間の獣性
を解き放ち、物欲に翻弄された社会を生み出してしまう。伸一は、精神の大国・インドから、日本は多くを学ぶべきであると考
えていた。
科学技術の進歩や富を手に入れることが、必ずしも心の豊かさにつながるとは限らない。モノの豊かさや便利さ、快適さを手に
したことによって、むしろ、日本人は心を貧しくしてきたといっても過言ではない。科学技術や経済の発展につれて、家族愛や
友情、人への思いやりは増してきたであろうか。歓喜や感謝の思い、満足感、充実感が心を満たしているだろうか。道行く人に
、どれほど笑顔はあるだろうか。
 
人間の幸せは、豊かな精神の土壌に開花する。心を耕してこそ、幸の花園は広がる。

 源流 十四を読んだ感想と決意

「心こそたいせつなれ!」日々の暮らしに笑顔があるのか?ささやかな幸せを感じ取っているのか?人が幸せを感じ取るときそこに笑顔と感謝がある。私たち創価の同志には笑顔・勇気・誇りがあるのだ