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2016年6月 1日 AM 06:34

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 力走 五十八 を読んだ感想 島 幸弘

20166163438.jpeg万次郎は、帰国資金を作るため、ゴールドラッシュに沸くサンフランシスコへと向かう。遭難から九年既に二十三歳になっていた。金鉱で採掘に取り組み、資金を得た彼は、サンフランシスコから商船でハイに渡り、ホノルルにとどまった仲間と再会し、日本へ戻る計画を練った。いまだ鎖国は続いている。結果的にその禁を破ったのだから、死罪も覚悟しなくてはならない。彼は、琉球をめざすことにした。琉球は薩摩藩の支配下にあるが、独立した王国であったからだ。上陸用のボートを購入し、上海に行く船に乗せてもらった。琉球の沖合で、ボートに乗り換えた。彼が、琉球、鹿児島、長崎、土佐で取り調べを受け、故郷に帰ったのは、嘉永五年(一八五二年)、二十五歳のことであった。万次郎は、常に希望を捨てなかった。行く先々で、その時に自分ができることにベストを尽くした。だから活路が開かれたのだ。(聖教新聞より転載)                                         「人は様々な境遇で生きている、いや行きぬいている!そして困難に出会った時に一つの決断をする。それはやるか?やめるか?人生とはその決断の連続かもしれない、そして自分で自分の人生は決めている」