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2016年5月23日 AM 06:42

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 力走 五十を読んだ感想 島 幸弘

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天宮四郎は、土佐の「いごっそう」を自負していた。ひとたび信心を始めたからには、徹しきってみようと腹を括った。学会の指導通りに朝晩の勤行を励行し、真剣に唱題を重ねた。苛立ちは失せ、酒を飲んで妻にあたることがなくなった。そして、腹部の痛みが消えた。健康は次第に回復していった。
 “すごいぞ! この信心は本物や!”
 その喜びが、夫妻を弘教へと駆り立てた。
 しかし、知人も、親戚も、皆、信心には、反対するのだ。学会を目の敵にする建設関係者も多く、仕事を回してもらえなくなった。やむなく、小さな河川の修復工事などをして食いつなぐありさまだった。
 しかし、信心によって、心身ともに窮地を脱し、こうして汗水たらして働けるようになったという体験が、彼らを支えた。
 天宮は、不思議でならなかった。
 “これまで、ほかの宗教には反対せんかった人が、創価学会いうたら、途端に血相を変えて、感情的になって非難し始める。ところが、いろいろ言うわりには、学会が、どんな教えかも全く知らん。入会したことがあるわけでもない。それやのに、とんでもないもんと、頭から決めてかかっちょう。学会の人が、正しい教えやからこそ皆に反対されると、語っていた通りだ”
 彼は、いよいよ確信を強くした。
 “俺は戦争で死ぬはずの人間やった。しかし、生き残って信心に巡りおうた。広宣流布のために生きちょうようなもんよ! 幡多の、大月町の広布に生涯をかけるんじゃ!”
 こう決意した彼は、地域で信頼を勝ち取るために、仕事にも誠実を尽くした。彼の手がけた仕事は、顧客の誰もが喜んでくれた。また、どんなに忙しかろうが、徹夜を重ねても納期を守った。天宮を見る周囲の目は、次第に信頼と尊敬の眼へと変わっていった。
 仏法即社会である。広宣流布のためという生き方の芯が確立されれば、社会生活への取り組み方や振る舞いも、おのずから変わっていく。信心の勝利は、生活の勝利となる。(聖教新聞より転載)

「信心は自分が幸福になるためにある、当然ただ拝んでもダメだ、自分自身が世のため人のために一生懸命に生きて行こうとお題目をあげていくと自分の命が感じ、そのための行動をしていくようになる。やがて信頼の輪が広がり仕事もうまくいくようになる、その結果自分自身の命に感謝の気持ちが湧き上がる、信心とは自分が貢献の人生を生きられる存在である事を自覚でき、その結果が実証として現れる。自分自身の存在に対して感謝できるようになる事でもある」