創価学会仏壇の桜梅桃李のお知らせ・日常が、ここでご覧になれます。

  • 桜梅桃李.com
  • 昭和57年創業以来38,000件以上の創価学会仏壇を安心価格でお届けしています。
  • 昭和57年創業以来38,創価学会・SGI仏壇の事ならお気軽にご相談ください
  • 0120-7676-43 電話受付 10:00~18:00 水曜・日曜定休
サイズから選ぶ

2016年5月 4日 PM 12:22

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 力走 三十五を読んだ感想

201654122734.jpeg

高知でも、会員を学会から離反させて、寺の檀徒にするため、宗門僧らによる学会への陰湿な誹謗・中傷が繰り返されてきた。そうしたなかで、歯を食いしばって創価の正義を叫び抜き、学会員を守り抜いてきた人たちを讃え、励ましたかったのである。
  伸一の一行が高知文化会館に着いたのは午後五時半で、辺りは夜の帳に包まれていた。文化会館は、高知市の中心部を流れる鏡川に面して立つ、鉄筋コンクリート四階建ての堂々たる会館であった。この夜、伸一が真っ先に出席したのは、草創からの功労者の代表百五十人との懇談会であった。懐かしい多くの顔があった。
 風雪に耐えて、広宣流布の険路を勝ち越えてきた勇者たちの頭髪は、既に薄くなり、また白いものが目立ち、額には幾重にも皺が刻まれていた。しかし、その瞳は、歓喜と求道と闘魂に燃え輝いていた。
 「わが姿たとえ翁と見ゆるとも心はいつも花の真盛り」(注)とは、高知が生んだ日本植物学の父・牧野富太郎の言葉である。伸一は、高知を訪問できた喜びを語り、皆を抱きかかえる思いで訴えた。「“戸籍の年齢”と“生命の年齢”とは違います。気持ちが若ければ、“生命の年齢”は青年です。永遠なる楽しき広布旅です。高知県創価学会を日本一にするために、私と共に、もう一度、頑張ろうじゃないですか!」

 小説『新・人間革命』の引用文献
 注『牧野富太郎自叙伝』講談社

「私の心がいつも青年のようであるならば、生命はいつも輝き生涯青春の人生を歩むことができるだろう」(聖教新聞より転載させて頂きました)