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2016年5月 8日 AM 09:53

情熱店長ブログ

〈名字の言〉 2016年5月3日に、北海道・厚田の戸田記念墓地公園で桜が開花した。

5月3日に、北海道・厚田の戸田記念墓地公園で桜が開花した。連休後半の今が見頃で、多くの人が8000本の桜を楽しんでいる▼実は昨年、墓園の桜の多くが咲かなかった。つぼみを食べられてしまったのだ。“犯人”は全長15センチほどのウソという鳥。天候不順などで、山中の木の実等が少ないと、群れで里に下り、果樹の花芽や桜のつぼみを食害することがある。地球温暖化の影響を指摘する専門家もいる▼どうすれば桜を守れるか――この一年、桜守の人々は懸命に考え、対策を打ってきた。研究を重ね、ウソが嫌がる音を見つけ、定期的にマイクで流した。延べ10キロに広がる桜の一本一本を、何度も確認した。風雪や低温、潮風等に対する例年の対策に加え、作業は増えた▼「桜は毎年、普通に咲くものと思っていました。今年は本当に待ち遠しかった」と、ある来園者。皆が感じる“当たり前”の喜びも、人知れぬ数々の労苦から生まれることを、あらためて知った▼御書に「全ての願いが叶っていくさまは、潮が満ちてくるようであり、春の野に花が咲き薫るようなものである」(1110ページ、通解)と。花も人生も、断じて咲かせるとの一念と努力があって、美しく開く。一回りたくましくなった桜が、そう語り掛けている。(鉄)

日本の桜は1月中旬から沖縄の石垣島で始まり5月3日北海道で終わる。約3000kmの桜前線はの日本人の心根の象徴でもある」(聖教新聞より抜粋)