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2013年6月 4日 PM 07:16

情熱店長ブログ

名字の言6月4日掲載分聖教新聞社より引用

「微笑みかけているような実り豊かな地」(時岡敬子訳)――明治初期に来日した英国の紀行作家イザベラ・バードが感動した、日本の田園風景だ▼稲は、これから株が分かれて茎や葉が増え、穂も出始める。花粉の形成も始まり、最も注意しなければいけないのが梅雨時の低温。九州から関東甲信にかけて平年より早い入梅となった今年、冷害を防ぐため、田んぼの水を深く張って調節するなど、農家は気が抜けない毎日となる▼営農の努力は、品種改良の分野でも続けられてきた。江戸時代には『会津農書』や『清良記』などの農書が各地で著され、早くも多数の品種名が出てくる(鵜飼保雄・大澤良編著『品種改良の日本史』悠書館)▼20年前の大冷害を経験した農漁光部の話が心に残る。その壮年は「信心してっから……負けてはおれねえ」「毎日が勉強。毎日が戦い。『これでいい』はない。でもやっぱり、農家はおもしろい」と笑顔だった▼雨が水田の緑の絨毯を潤し、稲の葉を伝う露となる光景は美しい。田園の幾何学模様が無数の人々の努力の結晶だと知れば、なおのこと、心の琴線は波打つ。移ろう季節の、折々の美しさ。それとともに生きる喜びをかみしめつつ、広布の勝利へすがすがしく進みたい。(由)

私達の地域でも畑では野菜がどんどんと育ちゴールデンウイークには毎年田植えが行われています。それにしてもよくぞここまで育つものだと安易に感心していた自分の浅い見識を見透かされた今日の名字の言でした。「何もしなくても豊作、日本はいい気候だな?」何てノー天気な私なのだろうか?