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2016年10月

11月にSGI秋季研修会 60カ国・地域から270人が来日 (聖教新聞より転載)

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世界広布の英雄が集い来る、SGI(創価学会インタナショナル)秋季研修会が来月、盛大に行われる。
60カ国・地域から270人が来日予定。希望大陸アフリカをはじめ、世界五大州から、求道に燃える友が一堂に会し、11月18日「創価学会創立の日」を慶祝するとともに、明「世界広布新時代 青年拡大の年」へ、勢いよく出発を期す。
 
期間中は「SGI総会」を開催。また、各国の多彩な平和・文化・教育運動の報告会などが行われる。
さらに、「鉄桶の埼玉」で交流交歓会が開かれる。
 
池田SGI会長が世界広布の一歩を踏み出したのは、今から56年前の1960年(昭和35年)10月2日のこと。以来、54カ国・地域を訪問し、妙法流布への道なき道を開いてきた。
SGI会長の間断なき激励行によって、今や広布の伸展は世界同時進行に。創価家族のスクラムは全地球を包み、あの地にも、この地にも、平和と幸福の楽土が築かれている。
かつてSGI会長はつづった。
 
「世界の平和と安穏、人類の幸福を祈り、この地球を『善の連帯』で包みゆく私たちSGIの使命は、いやまして重大である」「我らSGIは、永遠に『一人立つ』精神を燃やし続ける! そして、いかなる人も尊極の仏の生命を持った存在であるゆえに、どこまでも『一人』を大切にし、励まし続けるのだ!」と。
研修会は、平和と人類の幸福のために「人間共和の光」を広げゆく、世界の友の新たな誓願の機会になろう。

 

〈小説「新・人間革命」〉 源流 四十二 を読んだ感想と決意 島幸弘

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ナラヤナン副総長は、一九二〇年(大正九年)に、インド南部のケララ州に七人きょうだいの四人目として生まれた。家は貧しかったが、勉強が大好きな少年であった。兄や姉は自分たちが小学校に通うことを断念し、彼を小学校に行かせた。
 
彼は長い道のりを歩いて通学した。目に触れる本や新聞は片っ端から読み、メモした。授業料が払えず、教室に入れぬこともあった。苦労に苦労を重ね、トラバンコール大学(後のケララ大学)に進み、首席で卒業した。大学のある町は、かつてガンジーが差別撤廃のために戦った人権闘争の舞台であった。
 
彼は、大学講師やジャーナリストとして活躍し、奨学金を得て、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに留学する。
ここでも最優秀の成績を収めた。帰国に際して、政治学者である同校のハロルド・ラスキ教授が、ネルー首相に紹介状を書いてくれた。
 
ネルーとの出会いが、彼の人生を変える。外務省入りを勧められ、外交官として新しい一歩を踏み出すことになる。
ビルマ(後のミャンマー)、日本、イギリス等で勤務したあと、タイ、トルコ、中国大使を歴任。この一九七九年(昭和五十四年)、ネルー大学の副総長に就任したのだ。
 
彼の存在が、カーストによって差別する偏見を打ち破る先駆の力となった。人間の生き方が、社会の変革を促す。
ネルー大学に到着した山本伸一たちは、副総長室に案内された。そこには、白髪にメガネをかけた、ナラヤナン副総長の穏やかな笑顔が待っていた。
 
「ようこそ、わがネルー大学へ!」
「お忙しいところ、時間をとっていただき、ありがとうございました。民衆の大学者であるナラヤナン副総長とお会いできる
ことを、楽しみにしておりました」
 
「私もです。今日は、山本先生を、わが大学の“一日教授”としてお迎えします」
 
「とんでもない。“一日学生”です」
 
このやりとりに爆笑の渦が広がった。

 源流 四十二 を読んだ感想と決意 島幸弘

人の人生はその人がどのような思いで生き抜き、生ききったのか?その瞬間瞬間に自分らしく自分自身の思いで精一杯生きていく事。その生き方に自分自身が誇れ、他社からの評価も自然についてくる。なんのために生まれ、どのように生きるのか?すべて自分で決め自分の責任で生きていく人生こそが桜梅桃李の花咲く人生を歩んでいける事になるのだろう!

自分の中、自分の生命そのもの自体が「仏界」という尊厳そのものがある。この世に生まれたその人自身の使命がある。その使命を自覚し使命に生きる!創価学会の信心にはそれを実感できる大聖人の教学と三代会長の実践の確信と指導が厳然とあるのである。

 

〈小説「新・人間革命」〉 源流 四十二 を読んだ感想と決意 島幸弘

201610217108.png
ナラヤナン副総長は、一九二〇年(大正九年)に、インド南部のケララ州に七人きょうだいの四人目として生まれた。家は貧しかったが、勉強が大好きな少年であった。兄や姉は自分たちが小学校に通うことを断念し、彼を小学校に行かせた。
 
彼は長い道のりを歩いて通学した。目に触れる本や新聞は片っ端から読み、メモした。授業料が払えず、教室に入れぬこともあった。苦労に苦労を重ね、トラバンコール大学(後のケララ大学)に進み、首席で卒業した。大学のある町は、かつてガンジーが差別撤廃のために戦った人権闘争の舞台であった。
 
彼は、大学講師やジャーナリストとして活躍し、奨学金を得て、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに留学する。
ここでも最優秀の成績を収めた。帰国に際して、政治学者である同校のハロルド・ラスキ教授が、ネルー首相に紹介状を書いてくれた。
 
ネルーとの出会いが、彼の人生を変える。外務省入りを勧められ、外交官として新しい一歩を踏み出すことになる。
ビルマ(後のミャンマー)、日本、イギリス等で勤務したあと、タイ、トルコ、中国大使を歴任。この一九七九年(昭和五十四年)、ネルー大学の副総長に就任したのだ。
 
彼の存在が、カーストによって差別する偏見を打ち破る先駆の力となった。人間の生き方が、社会の変革を促す。
ネルー大学に到着した山本伸一たちは、副総長室に案内された。そこには、白髪にメガネをかけた、ナラヤナン副総長の穏やかな笑顔が待っていた。
 
「ようこそ、わがネルー大学へ!」
「お忙しいところ、時間をとっていただき、ありがとうございました。民衆の大学者であるナラヤナン副総長とお会いできる
ことを、楽しみにしておりました」
 
「私もです。今日は、山本先生を、わが大学の“一日教授”としてお迎えします」
 
「とんでもない。“一日学生”です」
 
このやりとりに爆笑の渦が広がった。

 源流 四十二 を読んだ感想と決意 島幸弘

人の人生はその人がどのような思いで生き抜き、生ききったのか?その瞬間瞬間に自分らしく自分自身の思いで精一杯生きていく事。その生き方に自分自身が誇れ、他社からの評価も自然についてくる。なんのために生まれ、どのように生きるのか?すべて自分で決め自分の責任で生きていく人生こそが桜梅桃李の花咲く人生を歩んでいける事になるのだろう!

自分の中、自分の生命そのもの自体が「仏界」という尊厳そのものがある。この世に生まれたその人自身の使命がある。その使命を自覚し使命に生きる!創価学会の信心にはそれを実感できる大聖人の教学と三代会長の実践の確信がある。

 

国連総会第1委員会でSGI参加の宗教コミュニティーが共同声明を発表(聖教新聞より抜粋)

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人間性を議論の根幹に人道軍縮フォーラム SGIの代表が登壇
 
【ニューヨーク16日】米ニューヨーク市の国連本部で開かれている国連総会第1委員会で12日、SGI(創価学会インタナショナル)が参加する
「核兵器の非人道性を憂慮する宗教コミュニティー」の共同声明が発表された。
一方、15、16の両日には同市内のペース大学で「人道軍縮フォーラム」が開催され、SGI代表が参加。
人間性を議論の柱に据えた軍縮運動の重要性を訴えたほか、宗教の役割を巡る分科会の進行を担当した。(記事・写真=萩本秀樹)
 
 毎年9月に開会する国連総会は、国連事務総長、総会議長、各国首脳による一般討論を経た後、議題ごとに六つの委員会に分かれて討論が始まる。
 そのうち、軍縮・国際安全保障問題を扱うのが第1委員会である。
 
 毎年、軍縮関連の決議が多く採択される第1委員会は、核軍縮・不拡散の動向を見極める上で大きな注目を集める。とりわけ本年は核兵器禁止条約
 の来年中の交渉開始を求める報告書が、8月に国連公開作業部会で採択され、提出された中での国連総会の幕開けとなった。それを受けた決議案が
 10月末に採決される見通しの中、第1委員会では各国代表や国際機関、市民社会による議論が連日、本格的に行われている。
 
 石渡SGI平和運動局長らSGI代表は12日、第1委員会の一環として行われた市民社会プレゼンテーションに参加。席上、SGIがWCC
(世界教会協議会)、PAX(オランダの平和団体)などと共に参加する「核兵器の非人道性を憂慮する宗教コミュニティー」の共同声明が発表された。
 
 同コミュニティーによる共同声明は、ワシントンでSGIが主催した宗教間シンポジウム(2014年4月)で発表された声明を基盤に、ウィーンでの
「核兵器の非人道性に関する国際会議」(同年12月)や国連本部でのNPT(核不拡散条約)再検討会議(15年4~5月)などでも発表されてきた。
 
SGIは、この宗教間の取り組みで中心的な役割を担っている。
今回の声明にはキリスト教、イスラム、仏教等の信仰を基盤とした22団体から30人(16日現在)が賛同を表明している。ここでは、国家の安全や
国際関係の安定、政治状況などいかなる理由をもってしても、核兵器の存在と使用は正当化されるものではないことを明記。
 
国連加盟国に対して、世界中の被爆者の苦しみを心に刻み、核兵器の非人道性を軍縮への努力の根幹に据えることや、核兵器禁止条約の交渉開始へ市民社会の力を結集することなどを訴えている。

〈小説「新・人間革命」〉 源流 四十一を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一は、ジャッティー副大統領と会談した九日の午後、ニューデリーにあるジャワハルラル・ネルー大学を訪問した。
教育交流の一環として、図書を贈呈するためである。
同大学は、その名が示す通り、故ジャワハルラル・ネルー首相の思想を基調に、新しい学問の創造をめざして創立され、
言語学部を除いて大学院課程のみの国立の大学院大学である。当時、学生総数は約二千二百人、教授陣は約五百人であった。
 
伸一は、この訪問で、コチェリル・ラーマン・ナラヤナン副総長と語り合えることを、ことのほか楽しみにしていた。
インド社会には、「不可触民」と呼ばれ、カースト制度の外に置かれて差別され続けた最下層の人たちがいた。副総長は、
その出身だが、国家を担う逸材として期待されていたのである。
 
カースト制度は、インドの近代化を推進するうえで、超えねばならない大きな障壁であった。既にカーストによる差別は
禁じられていたが、慣習として根強く定着していた。
 
「生まれ」によって人間に貴賤のレッテルを貼ることに真っ向から対決し、人間は生まれではなく、行為によって賤しくも
なれば貴くもなると説いたのが釈尊であった。
 
マハトマ・ガンジーもまた、インドの独立とともに、最も卑しめられてきた最下層の「不可触民」の解放を最大の悲願とし、
その人びとを、「ハリジャン」(神の子)と呼んで、最大の敬意を表した。
 
カースト制度は、都市部にあっては職業カーストとして細分化され、清掃一つとっても床とトイレとでは、行う人のカーストが異なる。
しかし、それによって、人びとの仕事が保障されているという現実もあった。それだけに、この制度の克服は容易ではなかった。
 
だが、何よりも大切なことは、偏見と差別をもたらしてきた、人びとの心のなかにあるカースト制度を打破することであろう。
それには、万人が等しく仏の生命を具えた、尊厳無比なる存在であると説く、法華経の教えに立ち返ることだ。

 源流 四十一を読んだ感想と決意 島幸弘

インドのカースト制度は、差別制度として世界でもとても有名です。人間は平等であり、その尊厳は大切にしなければならないが、職業にこのような制度が蔓延してしまうと、今度はその制度が職業の保証にもなってしまう。これによって生活ができる人々も存在するという現実の事実。これを変革する事は至難の業であると私も思う。

ここでもう一つ深く考える事にしよう。カースト制度は見直されて現在では制度自体は無くなり表面上存在しないはずであるが、実際にいまだに継続している事実がある。人間の営みはそれを受け入れ存続する時にその流れが常識とされ継続していくものでもある。

制度という実態はないが、人間の思考自体に差別の心ががあれば、その考えが現実化し一人の人間から差別のある世界が出来上がることも事実である。これが「いじめ」の原因にもなっている。

創価学会・日蓮大聖人の信仰は人はみな平等であり、人間の尊厳は尊び、あらゆる宿命・宿業に泣かされる日々を自らの生命に存在する仏界の力を持って変革していく力がある。

一人の人間革命は・・から続く人生の勝利劇を全地球の人々に広げていきたい!

本部幹部会で紹介されたSGI会長の指針 2016年10月18日(聖教新聞より転載)

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「世界広布新時代第20回本部幹部会」(今月9日、香川県高松市の四国池田文化会館)の席上、1994年4月に行われた本部幹部会での池田SGI会長のスピーチが紹介された。栄光の11・18「学会創立記念日」に向け、広布に走る友の指針として掲載する。
 
 一、「無冠の友」(本紙配達員)の皆さまに、毎日、本当にご苦労さまと感謝申し上げたい。
 二、三日でもたいへんなのに、なんと尊いことであろうか。その功徳は計り知れないことを確信していただきたい。
 
 婦人部の皆さまを中心に、「聖教新聞」の購読推進を、よく頑張っていただいている。“創価婦人学会”というべきか、つねに婦人部の皆さまが広布を支えてくださっている。
 
 一、大聖人は仰せである。「文字は是れ三世諸仏の気命なり」(御書381ページ)――(経文の)文字は、三世諸仏の命である(と天台は言っている)――。
 妙法を根底にした「聖教新聞」にも通ずるお言葉と拝される。
 
 また「仏は文字に依つて衆生を度し給うなり」(同153ページ)――仏は文字によって民衆を救われるのである――と。
 仏法の世界の「文字」には人を救う力がある。人を救う文字であり、新聞なのである。
 
 さらに御書では、涅槃経を引かれている。
 「願わくは諸の衆生悉く皆出世の文字を受持せよ」(同ページ)――願わくは、もろもろの衆生よ、ことごとく、みな、出世間(仏法の世界)の文字を受持しなさい――。
 戸田先生が、「『聖教新聞』を日本中、世界中の人に読ませたい」と言われたのも、このお心からであった。
 
 「人を救う文字」を広める。配達する――その方は、立派な弘法をされていることに通じる。
 功徳も生々世々に続き、また家族にもおよんでいく。仏法の世界は役職で功徳が決まるのではない。行動で決まるのである。信心で決まるのである。
 
 一、大聖人は、窪尼という婦人の信徒に、次のように書かれている。
 「三千大千世界に七日ふる雨のかずは・かずへつくしてん、十方世界の大地のちりは知る人もありなん、法華経の一字供養の功徳は知りがたしとこそ仏は・とかせ給いて候へ」(同1483ページ)
 
――三千大千世界(という一つの宇宙)に七日間、降りそそぐ雨の数は、数えつくせるかもしれない。また十方の世界にある大地の塵の数は、数え知っている人もいるかもしれない。
しかし法華経の一文字を供養する功徳は計り知ることはむずかしい、と釈尊は説いておられます――。
 
 これが妙法のすばらしさである。日々、妙法を弘め、広布を拡大しておられる皆さまの福運は言いつくせない。
 この大聖人の仰せを確信して、楽しく、自分自身で喜びをつくりながらの毎日であっていただきたい。その人が最も尊く、幸福な人である。
 
 「三世諸仏の気命」を広げる人、配る人は必ず生命力が強くなる。健康になっていく。これが不可思議なる仏法の因果の理法である。
 
 一、古来、中国では、桃や李は優れた人格の象徴とされた。
 唐代の詩人・李賀の詩にも、次のような一節がある。
 立場が変わり、境遇が変化した人への励ましの言葉であった。
 「自ら是れ 桃李の樹 何ぞ畏れむ 蹊を成さざるを」
 
 ――あなたは桃李(=桃や李)の木の如きもので花が爛漫とうるわしく咲いている、だまっていても人が寄ってきて、下には自然と小路ができるというものだ。
(『李長吉歌詩集』鈴木虎雄注釈、岩波文庫)
 
 たとえ一本でも、美しく咲き香る木があれば、あたり一面がなごみ、華やぐ。組織も同じである。「真剣な一人」がいれば、全体が大きく変わっていく。
「一人」が立てばよいのである。
 仏法の世界とは、こうした「人間性の花」を咲かせながら、あの地にも、この地にもうるわしい友情を広げていくものである。
  組織の論理だけで押し切っていくということがあってはならない。
 
 「ああ、あの人はすばらしいな」「あの心、あの生き方に感動する」――そのように人格を慕われて、おのずから広布の道ができていくのである。
 
 一、これからも力を合わせて、栄光の歴史を、ともどもに建設してまいりたい。
 皆さま方の無事故、ご健康、ご長寿、だれよりも幸せで裕福な人生を、私は一生懸命、祈っている。

 

〈小説「新・人間革命」〉 源流 四十を読んだ感想と決意 島幸弘

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ジャッティー副大統領は、しばらく視線を落とした。憂いに満ちた目であった。やがて、その目は、次第に輝きを増していくように感じられた。
それは、未来を担う子どもたちのために、インドを発展させようとする決意の光であったのかもしれない。
 
今回の訪印中、山本伸一は、子どもたちと努めて言葉を交わし、兄弟、姉妹について尋ねてみた。
すると、「十二人いましたが、三人死んで、九人です」などと、亡くなった兄弟、姉妹のことが、よく話題になった。
疾病で他界したケースが多かった。零歳児の死亡率もかなり高いようだ。
 
人は、まず何よりも生き抜かねばならない――副大統領は、この切実なテーマに向き合い、格闘していたのであろう。
インドでは、「男の子を産むことは一つの生活防衛になる」という話も耳にした。
 
子どもたちは、親が学校に通わせなくとも、働き手となる。社会保障が十分でない状況では、子どもの多い方が、
やがて暮らしは楽になるという論理が働く。貧しさゆえの多産、そして人口過剰――大国インドの指導者の苦悩が感じられた。
 
副大統領は、言葉をついだ。
「第二の問題は、子どもの人格形成をいかに図るかです。これには、道徳と精神の道を歩ませなければなりません」
伸一は、指導者たちが、未来の発展のために、インドの深き精神性を青少年に伝え、教育に力を入れようとしていることを強く感じた。
二十一世紀の世界を考えるうえでも、極めて重要な着眼点であると思った。
 
物心両面にわたって、子どもを守り育てていくことは、大人の責任であり、義務である。
「すべての人を尊重せよ。しかし子供の場合は普通の百倍も尊重し、その汚れを知らぬ魂の純粋さを損なわぬよう努めよ」
(注)とは、ロシアの文豪トルストイの箴言である。
 
社会の新たな改革は、未来からの使者である子どもたちに、希望と勇気の光を送るところから始まるといってよい。
 
 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 レフ・トルストイ著『文読む月日(中)』北御門二郎訳、筑摩書房

 源流 四十を読んだ感想と決意 島幸弘

世の中で一番大切なものは何か?人それぞれかもしれない、表現としても様々かもしれない、その場の大切さもあれば、究極の大切さもあるだろう。この仏法ではやはり「生命」という事になるだろう。そしてその生命の躍動できる時、そして涅槃の時を迎える。「生も歓喜・死も歓喜」現在の自分たちにできること、それは今の時を大切に考え、自分自身の価値創造を一番に注目することではないかと思っている。創価学会の信心は自分自身の最大価値を自分自身で発生していく能動的で自発的な信仰であり大生命哲学でもある。まちがってもおすがり信仰などではないのだ。

自分自身の価値創造は、自分に縁する他の人々にも同様に価値を創造していくきっかけを与えていける。つまり相互に価値創造していく流れをこの人生で実証できる仕組みでもあるのだ。そして、その姿を持って自分の子供に人生の価値を教えていく!地域の子供たちに未来は自分自身で明るく希望を持てる時代を作っていくんだとのプラス思考の生き方を承継していきたいものだ!

〈小説「新・人間革命」〉 源流 三十九を読んだ感想と決意 島幸弘

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 山本伸一は、日々、インドの指導者たちと会い、意見交換することが楽しみであった。
 二月九日――空は澄み渡っていた。
 午前十一時には、バサッパ・ダナッパ・ジャッティー副大統領をニューデリーの官邸に訪ねた。官邸は、緑の多い官庁街の一角に立つ、白亜の清楚な建物であった。
 白いインドの民族衣装に身を包んだジャッティー副大統領は、六十六歳で、物静かな哲人政治家といった風貌の紳士であった。
 
 会談は、アショーカ王、カニシカ王といった仏教に縁の深い古代インドの王の話から始まり、その政治哲学へ、さらにタゴールの崇高な精神、平和主義へと及んだ。
 伸一が、副大統領に人生のモットーを尋ねると、即座に、「人間的であること、精神的であること、道徳的であることの三つです」との答えが返ってきた。
 
  さらに、人生を生きるうえでも、政治を行ううえでも、「人格の純粋性」が大切であることを強調した。
 そして、個人の内面、精神の世界に平和が確立されることが根本であり、それを全人類にまで広げていくことによって、現実の世界を、釈尊のいう“浄土”に変え
  ていきたいというのが副大統領の意 見であった。
 
 伸一は、両手を大きく広げ、「全く同感です」と賛同の意を示し、それこそが創価学会がめざす、人間革命を機軸にした平和運動であることを語った。
  また、この年が「国際児童年」であることから、子どもについてのインドの課題を尋ねた。
 
 「インドの子どもも、世界の子どもも、第一の問題は健康の増進です。そして、そのために十分な医療、薬品、食糧が不可欠です」
 副大統領は、まず“生きる”ことを確保する必要性を訴えたのだ。
 
 世界は、先進諸国のように、飽食で医療施設にも恵まれた国ばかりではない。発展途上国には十分に食べることができず、健康を維持できぬ子どもがたくさんいる。
 子どもたちの生命と生活を守ることは、常に世界が急務とすべきテーマである。

 源流 三十九を読んだ感想と決意 島幸弘

世界の未来はすべて子供たちにかかっている、そのためには充分や栄養と教育が必要である。私たち創価の同志も心して100年後、1000年後を思い考えねばならない現在の現証があるのではないかと思う!さあ人間革命のドラマのスタートだ!

特別特装ご本尊様(会館用特装ご本尊様)ご安置できる厨子型収納仏壇「栄光 鉄刀木 黒檀」のご紹介です

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創価学会仏壇専門店桜梅桃李 .comより
特別特装御本尊様(会館用特装ご本尊様)御安置可能な厨子型収納仏壇<栄光>の紹介です。

黒檀の精悍でシックな木目が特徴の仏壇です。落ち着いた雰囲気の中で心豊かに唱題に励むことができます。

製品名 栄光 黒檀 仏具セット付
設置 和室・洋室・拠点にも最適です
種別 伝統型厨子収納仏壇
サイズ
仏壇全体:高さ175cm x 幅65cm x 奥行き52cm
厨子内寸:64cm x 39cm
材質 黒檀(合成杢)
機能 自動扉・蛍光灯照明・引き出し3箇所
 
 
動画で説明も行っております。
ぜひ商品ページをご覧くださいませ。
 
 

 

特別特装ご本尊様(会館用特装ご本尊様)ご安置できる家具調仏壇「アンピオ オーク調」のご紹介です

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創価学会仏壇専門店桜梅桃李 .comより【特別特装ご本尊様(会館用特装ご本尊様)ご安置可能】家具調仏壇アンピオを入荷致しました。

 現金大特価商品です!当店・メーカー併せて在庫三点のみです。お早めにご注文下さいませ。


創価学会 家具調仏壇 アンピオ 【特別特装本尊様(会館用特装ご本尊様)ご安置可】
設置 洋室・拠点・リビングにも最適です
種別 家具調仏壇
サイズ
仏壇全体:高さ 152cm×幅56.5cm×奥行46.5cm
厨子内寸:高さ57cm×横幅38cm【特別特装本尊様(会館用特装ご本尊様)ご安置可能です】
扉二つ折り幅:約84.5cm
扉通常幅:約102.5cm
経机引き出した際の最大奥行:58cm

材質
MDF/オークシート張り

機能
内側自動扉・仏壇本体引き出し3箇所:経机引き出し三か所

猫戸2箇所

 

動画で詳しい説明も行っております。

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