扉が片方剥がれてしまったので、張り直し出来ますか?

2019年2月21日 AM 11:41

仏壇の修理

扉が片方剥がれてしまったので、張り直し出来ますか?

扉が片方剥がれてしまったので、張り直し出来ますか

お客様から1通のメールの問い合わせがありました。先ほどお電話いただきました。

このアングルは、仏壇の上方向から撮影したもので、仏壇は三方開きのもので約30年ぐらいになります。

右下部分がハガレて反ってきたので、きれいに張り替えたいとの内容です。現在はセロテープで止めているそうです。

当時の現在も仏壇の造り自体はそれほど変わっていませんが、お客様はこちらの木材が無垢で作っていると思われていたそうですので、はがれた事に驚いたそうです。無垢材を使用しますと長年使用するうちに木材が乾燥と湿気との環境で湾曲しワレが生じます。そのために芯材(もとになる木やMDFで基本を作る)の上に薄くした板を貼って作る事になっています。

今回は、その製造時の接着の関係か、仏壇を置かれている環境の関係かわかりませんが接着してる部分がハガレ、割れてしまったようです。

この修復には、基本的には扉全体を一度ハガシ、研磨して元の芯材に戻し、同じような木目の板を貼り合わせ、色合いを調整した塗装を行う事になりますので、費用的にも掛かってきます。

このお客様の認識では、木工ボンドで簡単(低料金含む)に張り替え、傷も無くなるのでは?とお考えでしたので、お客様の考えと想像の内容と現実的な修復のための技術内容との差が出る事、予算的にお客様的な考えに基ずく簡易なことではないので、そのようにお話をさせて頂きました。

下取りは聞きますか?とのお話もありましたが、今回のケースでお客様自体が表明しています「修復が必要」なレベルですので、有料での処分となるのでできませんとお応えいたしました。
もちろん、予算は実物判断で、木目等々気にしないので、同じような色合いと感じなら良いです!とのお応え、その上お任せいたします。とのお話でしたらお見積りのうえ、対応をすることは可能です。
桜梅桃李.comは創価仏壇に関する問題の解決の方法を無料でお伝えしています。お気軽にご連絡くださいませ。

 

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