〈小説「新・人間革命」〉 力走 六十一を読んだ感想 島 幸弘

2016年6月 4日 AM 10:29

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 力走 六十一を読んだ感想 島 幸弘

201664103629.jpeg
「信心の基本は信行学にあります。教学を研鑽し、こうして試験に取り組んでいること自体が、人間としても、仏法者としても、尊い求道の姿です。また、それは、福運と功徳を積む源泉となっていくことを確信してください。皆さんは、一人も漏れなく信心の勝利者となるよう、お願いします」
 受験会場から廊下に出て運動場を見ると、二百人ほどの人たちが待機していた。受験者の付き添いで来た人たちである。
 “この方々は、受験者の家を訪れ、任用試験に挑戦するように説得し、日々、励ましながら、教学を教えてきたにちがいない。誠実さ、真剣さ、粘り強さが求められる労作業であったであろう。そこにこそ、人材育成の王道があり、歓喜と充実がある。そして、創価の広宣流布運動の本流があるのだ!”
 伸一は、感動と感謝の思いを込めて言った。
 「皆さん、本当にありがとう!」
 そして、記念撮影を提案し、三回に分かれてカメラに納まり、出会いをとどめた。(聖教新聞より転載)
「信心で一番大事な求道心、自分自身を究極まで信じ切るために信、行、学がある。自分自身の大切な人生である。自分自身に希望と勇気と感謝をもてる人生のために創価学会の信心がある」

 

» 過去の記事を見る

loading