〈小説「新・人間革命」〉 力走 十四 を読んだ感想 島 幸弘

2016年4月 8日 AM 06:57

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 力走 十四 を読んだ感想 島 幸弘

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「病気のこと、心配しております。私も、強く、御祈念いたします。長い人生と長い法戦のうちにあって、さまざまな障魔があることは当然です。断固、病魔を打ち破って、また生き生きと、共に学会の庭で勇み活躍されますように、私たちは待っております。ともかく、少し、人生、思索の時間も必要なものです。それを御本尊様が、お与えくださったと思うことです」伸一は、手紙を書き終えると、十和田に言った。「栗山さんに無理をさせるわけにはいかないので、関西婦人部長の後任人事も検討した方がいいだろう」そして、人事の相談にのりながら、病への考え方について語っていった。「長い間、頑張り抜いてくれば、疲労がたまったり、病気になったりすることも当然あるよ。そもそも仏法では、生老病死は避けることができないと説いているんだもの。だから“病気になったのは信心が弱かったからだ。幹部なのに申し訳ない”などと考える必要はない。そう思わせてもいけません。みんなで温かく包み、『これまで走り抜いてきたのだから、ゆっくり療養してください。元気になったら、また一緒に活動しましょう』と、励ましてあげることです」

「仏法は慈悲、自分自身にも他の方にも慈悲を感じられるそのような境涯でありたい」(画像・記事内容は聖教新聞から転載させて頂きました)

 

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