おはようございます。あなたらしく、最高に輝く! 桜梅桃李.comの島 幸弘でございます。朝の題目一万遍、1,138回目の朝を迎えました。
昨日は、2026年孫の夏合宿の最終日でした。その最後の日に、忘れられない出来事がありました。95歳になる私の父に、まだ一度も会ったことのなかったひ孫の一人を、会わせることができたのです。
95歳の父と、初めて会うひ孫たち
今回連れて行けたのは、孫が4人。わが家の孫は合わせて7人ということになります。その孫たちにとって、私の父は「ひいおじいちゃん」です。
四代が同じ部屋にそろう。考えてみれば、そう何度もあることではありません。
ようやく顔を合わせたところで、私は孫たちにこう言いました。「ジィジのお父さんに、みんなで質問をしてごらん。これから質問コーナーをやるよ」と。その一言で、子どもたちのスイッチが入りました。
「どこで生まれたのですか」— その質問が、扉を開けた
好きな食べ物は何ですか。好きな色は何ですか。子どもらしい質問が続きます。そして、この春に小学一年生になったばかりの孫が、初めて会ったひいおじいちゃんに、こう尋ねたのです。
「どこで生まれたのですか」
この一言で、父のスイッチが入りました。自分がどこで生まれたのか。どんな学校に通ったのか。そして、丁稚小僧に出された日のこと。95年分の記憶の中から、伝えたい言葉があふれてきた。
部屋が狭かったものですから、私は外に出て次男と話しておりました。父を囲んでいたのは、妻と娘たち、そして孫たちです。私は、その輪の外から、やり取りを聞いておりました。
意味が分からなくても、確かにつながった
「丁稚小僧(でっちこぞう)」と言われても、小学一年生には何のことか分からなかったかもしれません。孫たちの誰ひとり、その言葉の意味を理解してはいなかったでしょう。
それでも、確かに一本、つながりました。ひいおじいちゃんが、自分の口で、自分の生まれた場所を語った。それを、ひ孫が自分の耳で聞いた。この事実は、もう誰にも消せません。家族の歴史が、昨日、一段深いところで結ばれたのです。
題目も、信心も、同じだと思っております。どれだけ尊いものであっても、つながなければ、そこで終わってしまう。逆に、意味が分からないままでも、目の前で祈る姿を見せ、言葉を交わし、時間を共にしておけば、種は確かに残ります。継承とは、教え込むことではなく、つなげることなのだと、昨日あらためて体験させていただきました。
1,000年後の子孫へ、信心の実証を残したい。私がいつも申し上げていることですが、その1,000年の一歩目は、95歳の父と、6歳の孫が交わした、たった一つの質問だったのかもしれません。
レッツ!題目
今日も一日、よろしくお願いいたします。
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