ご本尊は空間に浮かんでいる。虚空の儀式を現代に再現する『虚空厨子』の哲学
桜梅桃李.com de 島でございます。本日ご覧いただいているのは、虚空厨子の「ウィート」です。画面越しではなかなかお伝えしきれない、本物ならではの奥深い色味を湛えています。この塗装モデルには他にも、ティムグレーやアーバンカーキといった洗練されたラインナップがございます。すべては、現代の住空間にご本尊を最高に荘厳するためにデザインされたものです。
そもそも、私たちが拝するご本尊は「虚空の儀式」そのものです。空間に、宇宙に、厳然と浮かび上がっている実態。それを日蓮大聖人が鎌倉時代に一幅の曼荼羅として書き留めてくださいました。時代は2025年から2026年へと移ろうとしています。混迷を極める現代だからこそ、ご本尊をどのような空間にご安置し、どのような心で向き合うかが問われています。虚空厨子は、その「虚空」の広がりを現代に再現するために、伝統工芸の職人と格闘しながら作り上げた、私の魂の結晶です。
「かつては題目があがらなかった私が、虚空厨子を通して毎日1万遍の唱題に挑戦できるようになった。ご本尊根本の環境を整えることは、自分自身の生命の景色を変え、見る世界を劇的に変える力を持っている。」
私が作りたかったのは、単なる仏壇ではありません。皆様の生命が歓喜し、自然と題目があがる「場」です。この虚空厨子を通して、ご本尊の無限の力を感じ、最高の人生を切り拓いていただきたい。2026年という新たな門出を、この素晴らしい祈りの空間と共に迎えていきましょう!