「年末の配送断念」という苦渋の決断――お客様の真心に傷をつけないための勇気
こんにちは、桜梅桃李.comの島幸弘です。
現在、12月の配送において「荷物の破損(事故)」が多発するという、あってはならない事態に直面しています。現地に届ける配送スタッフが、その場で初めて破損に気づくような状況です。楽しみに待たれているお客様の元へ、傷ついたお仏壇が届く。その瞬間のショックを想像すると、胸が締め付けられる思いです。
そこで私は、苦渋の決断を下しました。年内の「お仏壇の引き取り」および「リスクの高い配送」を、あえて断念することに決めたのです。せっかく決意をして新しいお仏壇を購入された方が、年末の最後の最後に「なぜこんなことに……」と悲しい気持ちになる。そんなリスクを承知で、無理に配送を強行することは、私の本意ではありません。
「一念が変われば、心が変わる」—だからこそ、その出発点は最高に清浄で、安心できるものでなければならない。お客様の真心を一ミリたりとも傷つけないために、今、立ち止まる勇気を持つ。それが「祈りと行動」を一致させる、経営者としての私の責任です。
気付いたならば、即座に実行する。それがたとえ、世間的には「断念」という形であっても、お客様の命を守り、真心を届けるための「最善の行動」であると確信しています。私のこの決断と思いを、正直に皆様にお伝えさせていただきます。