
【優しさに包まれる祈り】創価学会 中古仏壇 金剛堂 1340。女性デザイナーの感性が光る、柔らかな曲線と琉璃色の仏具。細部までこだわり抜いた逸品です。
こんにちは、桜梅桃李.comの島です。
本日ご紹介するのは、単なる「中古仏壇」という言葉では片付けられない、一つの「作品」とも呼べるお仏壇です。
金剛堂さんが作られた、家具調仏壇「1340(ニヤトー やまぶき)」
今ではもう、これほど見事な木目を揃え、これだけの素材を使ってお仏壇を作ることは本当に難しくなりました。
動画で語らせていただいた通り、このお仏壇を手に入れられた最初の持ち主様には、きっとドラマがあったはずです。「これが素敵だ」「これが欲しい」と、それなりの対価をお支払いになり、夢に見て、ようやく手に入れられた一台ではないでしょうか。
様々なご事情で手放されたのかもしれませんが、その「夢」と「価値」は、色褪せることなくここに在り続けます。
■ デザイナーの「感性」が宿る、優しさの形
このお仏壇の最大の魅力は、その「優しさ」と「柔らかさ」にあると私は感じています。
金剛堂さんには女性のデザイナーさんがいらっしゃると聞いていますが、まさにその感性が細部にまで光っています。
全体を包み込む柔らかな曲線(Rの処理)。
そして、心まで吸い込まれそうな、深く美しい「琉璃色(るりいろ)」の仏具。
つや消しのシンプルな本体だからこそ、この焼き物である仏具の「青」が、静かに、そして鮮やかに映えるのです。
この丸み、このアーチの処理。
ただの箱ではなく、祈る人を優しく包み込むようなデザインが、随所に施されています。
■ 職人芸と、見えない場所への「こだわり」
デザインだけではありません。
扉を開けた時に現れる、ご本尊様の背板(背中の板)には、五大(地水火風空)を思わせるような美しいデザインが施されています。
さらに、おリンの台がズレないように、台座に「くぼみ」が彫られている細やかさ。
バシンと直角に切ってしまうのは簡単ですが、あえて手間をかけ、祈る人のことを想う。
そのこだわりが、このお仏壇を「逸品」たらしめているのです。
このお仏壇の価値にピンと来た方、そして最初の持ち主様の「夢」を大切に受け継いでくださる方へ。
桜梅桃李.comが自信を持ってお届けします。