仏壇の構造を熟知してこそ修理と言う作業が可能となっていきます。
桜梅桃李.comでは中古仏壇販売にも情熱を注ぎ真剣に取り組んでいます。創業37年の中で特にこの10年は特に中古仏壇を再生していくための取り組みを真剣に行ってきました。
私自身もメーカーに住み込みで仏壇修理や塗装技術なども学んできています。
しかし少々の経験では現実的に上記のような仏壇を分解、また塗装をハガシ、磨き、補修し塗装する。金具に至っては木部より取り外し、メッキし直し、
また装着するなど、自動開閉機の設置、調整などとは別次元の仏壇工芸の技術も必要になってきています。
上図のように、仏壇を解体しますとその部品数は数百以上、一点一点が重要な役割を担っています。
仏壇の構造は木部の材料・金具・塗装・自動開閉機械・内部電気配線・照明器具・外部スイッチなどがあります。
金具を一つ外すと言う作業だけでも、木部・金具自体がが損傷しないうように外していく時間と根気のいる労作業になります。
黒檀の杢がはがれています。
金具を取り、木部も塗料をハガシ、黒檀の地をきれいに再生し
塗装し直しました。 この後にメッキし直した金具を装着していきます