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2017年5月 9日 AM 11:44

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 雌伏 三十八を読んだ感想と決意 島幸弘

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午後六時半、山本伸一は、荒川文化会館を出発し、
鼓笛隊総会の会場である荒川区民会館へ向かった。
車に乗る時、同行の幹部が言った。
 
「ここから二百メートルほど行きますと隅田川です。
川の向こうは足立区になります」
 
「そうか、足立か。できることなら、足立にも行って、
皆を励ましたいな。
 
先日、足立の婦人から手紙をもらったんだよ。あれが、
みんなの思いなんだろうな。 ――先生が会長を辞任
されてから、本当に寂しくて辛くて仕方なかった。
 
そのうえ、週刊誌などが無責任な学会批判を重ねるので、
友人たちもそれを真に受け、ああだ、こうだと言ってくる。
 
悔しさで胸がいっぱいになる。でも、負けません。今こそ、
学会の、先生の正義を叫び抜いていきます。
 
 こういう内容だった。この闘魂が、“不屈の王者・足立”
の心意気なんです。私は感動しました。皆、歯を食いしばって、
頑張り抜いている。
 
本当に頭が下がる。皆さんには、断じて
幸せになってほしい。そのための信心であり、学会活動だ。
 
だから試練の時こそ自らを鼓舞し、広宣流布の庭で必ず勝利
の花を咲かせ、見事な幸の果実を実らせてほしい。
 
どうか、足立の皆さんに、『日々、お題目を送っています。
自分に勝ってください。宿命に勝ってください。
広布の戦いに勝ってください。そして、幸せの花薫る勝利
の人生を!』と伝えてください」
 
車中、伸一は、足立の同志たちを思い、真剣に心で題目を
唱え続けた。
   
「二〇〇一年 大いなる希望の行進」をテーマに掲げた
第三回鼓笛隊総会の最終公演が、二十六日午後七時から、
 
荒川区民会館で華やかに行われた。新世紀をめざす、
この“平和の天使”たちの活動も、学会が進めている
文化・教育の運動の一つである。
 
山本伸一は、鼓笛隊から再三にわたり出席を要請され
ており、皆を元気づけることができればと、招きに応じた
のである。
 
雌伏三十八を読んだ感想と決意 島幸弘
 
一人のメンバーがどのような人生で何を悩んでいるのか?
どのように先生はその事を考えられ行動されているのか?
師弟共戦の人生ならば、人生の師匠である池田先生の行動
を模範として自分自身の大切な人生を信心で捉え、行動で
実現していきたいものである。幸せ薫る勝利の人生を
自分自身で勝ち取るドラマの主人公なのだから。