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2017年5月 6日 PM 04:24

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 雌伏 三十七を読んだ感想と決意 島幸弘

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荒川文化会館に到着した山本伸一は、集っていた鼓笛隊のメンバーらと共に勤行し、鼓笛隊総会の成功、そして、鼓笛の乙女らの成長と幸せを願い、深い祈りを捧げた。
 また、荒川のメンバーの代表とも懇談し、活動の模様などに耳を傾けた。話題が一九五七年(昭和三十二年)八月の、伸一の荒川指導に及ぶと、彼は言った。
 「私は、あの闘争で、草創の同志と共に、あえて困難な課題に挑戦し、“勝利王・荒川”の歴史を創りました。この戦いによって、皆が“広宣流布の苦難の峰を乗り越えてこそ、大勝利の歓喜と感動が生まれ、崩れざる幸福境涯を築くことができる”との大確信を、深く生命に刻みました。
 あれから二十余年がたつ。今度は、皆さんがその伝統のうえに、さらに新しい勝利の歴史を創り、後輩たちに伝えていってください。
 広宣流布の勝利の伝統というのは、同じことを繰り返しているだけでは、守ることも創ることもできません。時代も、社会も、大きく変わっていくからです。常に創意工夫を重ね、新しい挑戦を続け、勝ち抜いていってこそ、それが伝統になるんです。つまり、伝えるべきは“戦う心”です」
 “戦う心”という精神の遺産は、話だけで受け継がれていくものではない。共に活動に励む実践のなかで生まれる魂の共感と触発によって、先輩から後輩へ、人から人へと、伝わり流れていくのである。
 伸一は、言葉をついだ。
 「今こそ、荒川の一人ひとりが、山本伸一となって敢闘してほしい。一つの区に、未来へと続く不敗、常勝の伝統ができれば、学会は永遠に栄えます。皆が、そこを模範として学んでいくからです。荒川には、その大使命があることを忘れないでください。
 私は今、自由に会合に出て、指導することもできません。こういう時だからこそ、皆さんに立ってほしい。すべてに勝って、学会は盤石であることを証明してほしいんです」
 決意に輝く同志の眼が凜々しかった。

 〈小説「新・人間革命」〉 雌伏 三十七を読んだ感想と決意 島幸弘

“戦う心”という精神の遺産は、話だけで受け継がれていくものではない。共に活動に励む実践のなかで生まれる魂の共感と触発によって、先輩から後輩へ、人から人へと、伝わり流れていくのである。」2月より地元支部長と共に家庭訪問をしている。悩むより家庭訪問した方が解決により近くなる。家庭訪問し各家庭の実情を身で体験し自宅に戻りお題目をおくる、祈る。こうして毎月の先駆の日を迎えていく!