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2017年1月

お客様のご要望にお応えし、中古仏具を販売いたします!

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多くのお客様のご要望にお応えし、中古仏具の販売を開始いたします。

中古経机・中古リン・中古リン台・中古過去帳台(見台)、中古花台等…

商品が多いため、売れ切れ次第次の商品を商品アップして参ります。

 

ご希望のものがございましたらサイズやお色等をご指示いただけましたらご案内できる場合もございます。

お気軽にお問い合わせくださいませ。

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〈小説「新・人間革命」〉 大山 十六(聖教新聞より転載)

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山本伸一は、首脳幹部の一人ひとりに視線を注いだ。皆、眉間に皺を寄せ、口を開こうとはしなかった。長い沈黙が続いた。
 伸一が、一人の幹部に意見を求めると、つぶやくように語った。
 「時の流れは逆らえません……」
 なんと臆した心か――胸に痛みが走った。
 伸一は、自分が頭を下げて混乱が収まるならば、それでよいと思っていた。辞任は避けられないかもしれないとも考えていた。また、皆が対応に苦慮し続けてきたことも、よくわかっていた。しかし、それにしても不甲斐ないのは“時流”という認識である。
 “ただ状況に押し流されて、よしとするなら、いったい学会精神はどこにあるのか! 大事なのは、広宣流布のために学会を死守しようという奥底の強い一念ではないか!”
 伸一の声が静寂を破った。
 「わかった。私は、法華講の総講頭も、学会の会長も辞めよう。一切の責任を負う。それでいいんだな! すべては収まるんだな!
 しかし、会長の辞任は、宗門ではなく、学会が決めることだ。私が会長を辞めるのは、前々から考えてきたことであり、学会の未来を開くためだ」
 伸一には、“宗門が創価学会の会長を圧力で辞めさせるなどという前例を、絶対につくってはならない。また、そんなことになれば、宗門の歴史に、永遠に汚点を残すことになるだろう”との思いもあったのである。
 戦後、宗門が危殆に瀕した時、外護の赤誠をもって、それを救ったのは学会である。そして何よりも学会は、伸一を先頭に死身弘法の戦いをもって、実際に大聖人の御遺命通りに広宣流布を推進し、世界に妙法を流布してきた唯一無二の仏意仏勅の団体だからだ。
 伸一の話に感極まった首脳が言った。
 「先生! 誠に申し訳ありません……」
 広布の道は、第六天の魔王との壮絶な闘争である。信心をもって、その魔を見破り、戦い、勝ってきたからこそ、学会は広宣流布の大潮流をつくることができたのである。

 〈小説「新・人間革命」〉 大山 十六を読んだ感想と決意 島幸弘

「時の流れは逆らえません……」この言葉を発した方は最高幹部の一人として、いまだに発言した言葉は私の脳裏に焼き付いています。この言葉で例えれば宿業や宿命は変えられないと言ってることになります。時の流れを広宣流布にしてきた学会だからこそ、その流れを、魔の流れは絶対に変えていかねばならない!それが信心だ。私自身も父親との確執は20年以上、そして起業して25年になりますが、何度ではなく何百と倒産の危機もありました。さらに子育てで高校、大学と会社が倒産するかもしれない時期に三人とも先生の大学に学ばせることができました。不可能を可能にする信心をたくさん体験させていただき今日に至っています。信心の眼からすれば絶対間を見破れる、そして必ず打ち破ることができるのです。

今年は富士の如く生きて行こう!

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本年1月8日で60歳還暦となった! これまでの人生で一巡したのだ。多くのご縁でここまで助けられ支えられ生きてこれたのはご縁して頂いたすべての方のおかげさまである。これからの人生は富士の如くさらに堂々と我が人生を使命と責任、広布誓願を持て生きて行こう!

〈小説「新・人間革命」〉 大山 十五(聖教新聞より転載)

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四月四日の夜、宗門と学会の窓口になっていた山脇友政から、青年部長の野村勇に電話が入った。宗門の現況について、どうしても知らせておきたいことがあるというのだ。
 野村は、理事長の十条潔と共に山脇と会って話を聞いた。山脇は、さも困ったかのような顔で語り始めた。
 「鮫島発言によって、宗門は徹底して学会を攻撃する構えです。事態収束のためには、鮫島副会長を処分するのは当然ですが、それだけでは収まりません。山本先生にも、法華講総講頭だけでなく、学会の会長も辞めていただくしかないでしょう。
 そうしない限り、若手僧侶が矛を収めることは絶対にありません。宗門の怒りがさらに高じていけばどうなるか――最悪の事態を覚悟する必要があります。今回のことでは、日達上人も大層ご立腹です」
 「最悪の事態」との言葉が、十条の胸に深く突き刺さった。鮫島の不用意な発言で、学会側の僧俗和合への必死の努力もすべて無駄になり、それが、学会の支配を画策する邪智の謀略家たちの好餌となってしまったのだ。
 十条は、山本伸一と連絡を取り、大まかな話を伝え、緊急首脳会議の開催を要請した。
  
 空は雲に覆われていたが、満開の桜が、王者の風格をたたえて枝を広げていた。
 五日午前、伸一は東京・立川文化会館での学会の首脳会議に出席した。宗門との問題に、いかに対処するかを協議する場である。集っていたのは十条をはじめ、数人の中心幹部である。皆、沈痛な面持ちであった。
 初めに山脇が伝えてきた話の報告があり、さらに、宗門の僧たちの動きが伝えられた。
 伸一は、いよいよ魔が、その目論見をあらわにしたと思った。彼を会長辞任に追い込み、創価の師弟を離間させようとする陰謀である。それは、結果的に、広宣流布を進めてきた仏意仏勅の団体である創価学会を破壊することにほかならない。魔の蠢動は、信心の眼をもって見破るしかない。

 〈小説「新・人間革命」〉 大山 十五を読んだ感想と決意

破壊は一瞬、建設は死闘なり、魔の本性の働きは仏意仏勅の創価学会の破壊に出た!悪鬼入其身、僭聖増上慢、自界叛逆難がいっぺんに姿を現した。人生においても何度か自分の境涯に於いて、このような事が起こる。私も何度か経験したことがある。並大抵のことではこの状況を収める事はできない。同じ道も歩めなくなる。しかして革命とは今までと同じ道を歩むことではなく、一歩上のステージを歩む勇気と決断と実行しかない!日々の闘争とは一線を画した本当の人間革命の現実だと確信する!

 

〈小説「新・人間革命」〉 大山 十四(聖教新聞より転載)

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翌四月三日午後、山本伸一は、聖教新聞社の販売店主会に出席した。
 学会を大波が襲うなかにあっても、彼の戦いはとどまることはなかった。
 伸一は、尊き使命の友が人生の堂々たる勝利者になることを念じて、力強く訴えた。
 「販売店の皆さんは、夜明け前からの仕事であり、ともすれば睡眠不足になりがちであると思います。しかし、しっかりと自分で工夫して体調管理に努め、無事故で、わが使命を果たし抜いていっていただきたい。
 事故を防ぐ要諦とは何か――それは、信心においても、生活においても、しっかりと基本を守るということです。基本を怠るというのは油断であり、さらに、そこには慢心があります。
 特に信心の世界にあっては、基本を疎かにし、名聞名利にとらわれ、要領よく立ち回ってきたりした人は、必ず最後は失敗しています。人の目はごまかせても、仏法の因果の理法からは、誰人も逃れられないことを心に刻んでいただきたい。
 どうか皆さんは、あらゆる面で基本に徹し、何があっても紛動されることなく、どこまでも真面目に、誠実に、一つ一つの課題に全力で取り組み、勝利していってください。その積み重ねのなかに、人生の輝きがあることを知っていただきたいのであります。
 販売店というのは、地味で目立たず、休みもなかなか取りにくい大変な仕事です。しかも責任は重い。しかし、皆さんがいるから、また、皆さんと共に新聞を配ってくださる配達員さんがいるから、読者に新聞を届けることができ、広布の前進がある。
 私は、誰よりも、冥の照覧を確信して進む皆さんに敬意を表し、日々、安全と無事故を祈り、題目を送り続けております」
 伸一は、そこに健気な同志がいる限り、どんなに疲れ果てていようが激励をやめることはなかった。いかなる事態に置かれようが人びとを励まし、また、仏法を語り続けるために、わが人生があると決めていた。
 
 小説『新・人間革命』語句の解説
 ◎冥の照覧/「冥」とは、奥深く、目に見えないことで、ここでは凡夫には見えない仏神をいう。仏や諸天善神が、人びとの一念や行動をことごとく知っていること。 〈小説「新・人間革命」〉 大山 十四(聖教新聞より転載)

〈小説「新・人間革命」〉 大山 十四を読んだ感想と決意 島幸弘

信心とは道理である。世間が世の中がどんなに変わろうとも道理は変わらない、信心は変わらない。まじめに一歩一歩自分自身が基本に純粋に、使命と責任をもって我が広布誓願の人生を歩んでいこう!

創価中古家具調仏壇買取りしました!21日土曜日入荷予定です

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兵庫県より中古仏壇の買取りを行いました。お引越し先にサイズの問題でお持ちいただけないとの事でした。頂いたお写真で仮査定を行い、お申し出のお客様から是非本査定をお願いしたいとの事で今回買取りの流れで19日にヤマト家財便さんがお伺いして、21日土曜日に当店到着して頂けます。その後本査定を行う予定です。

中古仏壇は購入から15年以内を目安に行っています。仏具がそろっている事、仏壇の自動開閉がスムーズで、色やけ、キズ、ハガレの無いものが基本です。当方でクリーニングやメンテナンスを行い。中古仏壇として再生して全国の皆様に安心をお届けしています。

日本一の創価学会中古仏壇販売店ならではの心使いをしながら商品化してまいります。

 

本部幹部会で紹介された池田先生の指針 2017年1月17日(聖教新聞より転載)

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世界広布新時代 青年拡大の年」の開幕を祝賀する「世界広布新時代第23回本部幹部会」(7日、巣鴨の東京戸田記念講堂)の席上、池田先生のスピーチ映像が上映された。この映像は、1994年1月に行われた「新春幹部会」でのもの。本年の躍進を期し、勇気と希望の声を響かせながら、地域広布にまい進する友の指針として掲載する。
 
 一、全国の皆さま、あけましておめでとうございます!
 皆さま方が、健康で、希望に燃えて、幸福になっていかれますように、裕福でありますように、そしてご長寿であり、無事故でありますように――私は毎日、真剣にご祈念してまいります。
 「人材育成」――。私は本年、この重要な課題に、全力をあげる決心である。その意味を含め、少々、お話しさせていただきたい。
 一、作家・吉川英治氏の随筆(『折々の記』、『吉川英治全集』52所収、講談社)に、こうあった。
 「育つものを見るのは気もちがいい。ぼくは、育つものが好きである」
 吉川氏は、「土」でいうなら、新芽が土を割って出る5月の大地が好きだという。私も同じである。
 「反対に、おなじ土でも、たとえば現代の寺院などに立ち入ると、あの数世紀間も踏みかためられたまま、冷んやりしきった土」は、「育つものを生む何の力も失った」土であり、「何の希望もよろこびも足の裏から触れて来ない」と氏は比較している。
 その通りと思う。至言である。
 また、「人間のばあいにしてもそうである。『もう育ちはない』と思われる人と対坐していると、堪らない退屈が座間にただよい、こっちも、やりきれないものに鬱してしまう(憂欝になる)」と。
 氏は「育つ人、育ちのない人の差」は、年齢には関係がない、年をとっていても「ゆたかな生命のひろがりを覚えさせる」人もいる、と書いている。
 随筆を、氏は、こう結んでいる。
 「地球自体の生態は、四季不断に、何かを育てたがっているものにちがいない」と。
 宇宙には「育てる力」がある。生命には「育つ力」がある。
 氏の言うように、地球は、いつも何かを「育てよう」としている。春も夏も秋も冬も。花を育てよう、野菜を育てよう、木を育てよう、と。
 宇宙の「育てる力」。生命の「育つ力」――その根源が妙法である。その実践が信心である。
 「妙とは蘇生の義なり」(御書947ページ)と日蓮大聖人は仰せである。
 妙法に連なっていけば、どこまでも生き生きと「成長」「発展」の軌道を進んでいける。個人も、団体も、国も、この方程式は変わらない。ゆえに信仰者とは「育ち続ける人」でなければならない。
 また、仏意仏勅の創価学会は「育ち続ける団体」である。そして「人材をつくる」団体、「有為な人間を社会に輩出する」団体なのである。
 伸びていく樹は美しい。伸びていく人間は美しい。生き生きと光っている。
 成長もなく愚痴や批判ばかり、妬みばかりの人生は、感動もなく、美しくもない。
 法華経の薬草喩品に、こうある。
 「一切の諸樹は 上中下等しく 其の大小に称いて 各生長することを得」(妙法蓮華経並開結248ページ)
 ――すべての諸々の樹木は、(性質や能力などで)上の木も、中ほどの木も、下の木も、平等に、その大小にしたがって、それぞれが生長できる――と。
 人間にも、さまざまな機根がある。しかし、だれびとたりとも、「信心」があるかぎり、妙法の雨に潤い、ぐんぐん伸びていける。育っていける。その広々とした生命の法理が、ここには説かれている。
 私どもは生活に「根」を張り、希望の「太陽」に顔を向けて生きたい。そして本年を、老いも若きも、生き生きと「伸びゆく年」にしてまいりたい。
 一、日蓮大聖人は、関東の天地で活躍する門下の曾谷殿――今の千葉県、茨城県の一部にあたる下総の曾谷教信に、こう仰せである。
 「今法華経と申すは一切衆生を仏になす秘術まします御経なり、所謂地獄の一人・餓鬼の一人・乃至九界の一人を仏になせば一切衆生・皆仏になるべきことはり顕る、譬えば竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るるが如し」(御書1046ページ)
 ――今、法華経という経は、一切衆生を仏にする秘術をそなえた御経である。いわゆる地獄界の一人、餓鬼界の一人、(さらに畜生界、修羅界……という)九界の一人を仏にすれば、一切衆生が、みな仏になれるという法理が、あらわれる。たとえば、竹の節を一つ破れば、他の節も、次々に破れるようなものである。
 (十界互具であるゆえに、たとえば地獄界の一人が成仏できるということは、その地獄界を具す九界の人々も成仏できる証明となる)――。
 病気、経済苦、心の苦しみ――地獄の苦悩にある「一人の人」。その人を成仏させられるかどうか。その人が絶対の幸福をつかめるかどうか。それができるのが法華経である。それができることが、一切の人を救える証明となるのである。仏法は大きい。一切を救う。その大きさも「一人の人間」に集約され、すべて含まれているのである。
 「一人」が成仏すれば、周囲の人々をも成仏の軌道へ導ける。
 一家も、一族も、また友人も、たとえ地獄界、餓鬼界の苦しみにある人であっても、希望や幸福へと方向づけてあげられる。それが妙法の力である。
 「一人の人間革命」が、やがて「世界の変革」をも、成し遂げていく――その根本原理も、ここにある。
 ゆえに、大事なのは、強盛なる信心の「一人」である。一人の「一念」であり、「心」である。
 環境がどうあれ、魂の「金の城の人」が一人いれば、「黄金の人材」さえ一人いれば、すべてを良き方向へ、幸福の方向へと開いていける。
 この「真剣の一人」を育て、「真剣の一人」に育ちながら、私どもは進んでいきたい。
 学会員一人一人が、真金の人と輝くならば、全人類も、「幸福」へ、「安穏」へ、「平和」へと導いていけないはずがない。
 事実、学会の発展と、歩調を合わせるかのように、日本と世界の歴史も、大きく転換してきた。
 その意味から、学会こそ、「日本の柱」「世界の光」との気概で進みたい。
 私どもは、この偉大なる仏法を、さらに深く体得し、広布に生きる人生の喜びを満喫しながら、前進してまいりたい。
 そして、この一年、「境涯の拡大」「功徳の拡大」「友情の拡大」「広布の拡大」「団結の拡大」「励まし合いの拡大」へ、“破竹の勢い”で進んでまいりたい。
 「拡大しよう」という一念、祈りによって、自分自身の人生が大きく、楽しく広がっていくのである。
 全国の皆さまが、風邪をひかれませんよう、重ねてお祈り申し上げ、年頭のスピーチとさせていただきたい。

 

フランクフルト15日】新時代第4回「欧州広布サミット」が15日(現地時間)、33カ国のSGIの代表・約300人が参加

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  過去最多となる33カ国の友が一堂に会し、晴れやかに開催された欧州広布サミット。冒頭、欧州青年委員会のリサ・コーワン総合委員長から、池田先生の記念のメッセージが紹介された。

 その中で先生は、「不信と憎悪が渦巻く社会にあって、私どもは、自身の仏性を信じ、人々の仏性を信じて、『自他共の幸福』のために更に、行動していきたい。この確かな精神革命の道を大きく開いていきたい」と強調。「皆が青年の気概で、仲良く、福運に満ち満ちて、わが境涯を拡大しながら、勇敢に朗らかに、希望と幸福と平和のスクラムを、限りなく広げていこうではありませんか」と呼び掛けた。
 今月、日本での研修会に参加したプリチャード欧州女性部長らによる報告の後、フジイ同書記長が本年の欧州の活動方針を発表。
 スペインSGIのエンリケ・カプート理事長、セルビアSGIのミレンカ・タジチ支部長らが活動報告した。
 続いて、キヨシ・オザワ委員長を中心とする欧州青年委員会が、昨年から始めた「歓喜の体験を語ろう」キャンペーンについて報告。“体験に勝る力はない”との確信で仏法対話を展開し、欧州全土に喜びの輪を大きく広げる青年の奮闘と心意気を語った。
 さっそうと会合運営に当たっていた創価班のウルフ・ベックさん(ドイツ・男子地区リーダー)も、模範の活躍をする一人だ。
 友人から仏法の話を聞き、入会したのは、一昨年の11月18日。入会記念勤行会の席上、彼は決意を述べた。
 「家族・親族、そして友人の中から、必ず2人に弘教を実らせます」。その誓い通りに、昨年12月にいとこを、今年の元日には友人への弘教を成就させた。躍動の息吹あふれる彼の体験は、地域の同志に触発を。「私たちも拡大に挑戦しよう!」との勇気の波が広がっている。
 ベックさんは、「本年も2世帯の弘教に挑戦します。そして、わが地区で4人の新たな男子部員を育成します」と力強く語った。
 サミットの中で、9カ国16人からなる欧州青年委員会全員が、長編詩「青年よ 21世紀の広布の山を登れ」の全文を英語で朗読した。
 「我らは今/広宣流布の山である/二十一世紀の山を/登攀せんとしているのだ!」「我が 青年達よ/妙法正義の旗を振りながら/満ちたりたる人生の自立のために/二十一世紀の山を/勇敢に登り征け!」――この呼び掛けに断じて応えようとの情熱あふれる朗読に大喝采が寄せられた。
 森中SGI教学部長、タカハシ欧州議長があいさつ。最後に全員で「誓いの青年よ」を大合唱した。(聖教新聞より転載)
 

 

〈小説「新・人間革命」〉 大山 十三(聖教新聞より転載)

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山本伸一には、以前から考えてきたことがあった。それは、会長の交代であった。
 一人の人間が長期間にわたって責任を担っていたのでは、人材は育ちにくい。令法久住のためにも、早く後継の流れをつくっておきたいというのが、彼の願いであった。
 会長就任十年を経た一九七〇年(昭和四十五年)に、いつかは辞任したい旨の意向を何度か執行部に伝えたが、会長は「終身」であることを理由に反対された。
 また、七四年(同四十九年)に、宗教法人としての創価学会の代表役員を理事長に委譲した際や、七七年(同五十二年)にも交代の話を出したが認められなかった。
 しかし、会長就任以来十九年を経て、「七つの鐘」も終了する。“折を見て会長の交代を”とも考えていた。彼は、まだ五十一歳であり、幸いにして元気である。“会長を退いても、皆を見守りながら、応援していくこともできる”との思いがあった。
 仏法者として世界を展望する時、伸一には、やらねばならぬことが多々あった。
 世界平和の建設のため、より広範に具体的な行動も起こしていきたかった。世界の指導者との対話も、さらに重ねていく必要性を感じていた。仏法を基調にした文化、教育の推進にも、一段と力を注ぎたかった。そして何よりも、世界広布は、いよいよこれから本格的な建設期を迎える段階にある。
 だが、自分が世界へと大きく踏み出すならば、日本国内のバトンを受け継ぐ者は、激浪の海へ船出していくことになる。学会は絶頂期にあるとはいえ、暗雲が垂れ込め、嵐が吹き荒れているのだ。それは、決して容易な航路ではない。大試練を覚悟しなければなるまい。後を託す幹部には、信心の透徹した眼で魔を魔と見破り、勇猛果敢に戦い進んでいく決意と行動が不可欠になろう。伸一は、今こそ皆に勇気をもってほしかった。
 古代ローマの哲人セネカは言う。
 「逆境の衝撃も勇気ある人の心を変えることはない」(注)
 
 小説『新・人間革命』語句の解説
 ◎令法久住/「法をして久しく住せしめん」と読む。法華経見宝塔品第十一の文。未来にわたって、妙法を伝えていくこと

 〈小説「新・人間革命」〉 大山 十三を読んだ感想と決意 島幸弘

新たな展開の時、人は変化を忌み嫌う性質がある。凡夫のはかなさでもあろう。一歩踏み出す勇気、そして踏み出した使命と責任はその本人しかわからないものだ。先駆けのパイオニアにはその時の理解者は皆無かもしれない。時代は、歴史はその時動く。新たな船出の時こそが一人における偉大な人間革命の始まりであり、それは人類革命の礎になるでろう。今日の私の一歩踏み出す勇気は未来をきっと開いて行く事だろう!

黒檀のリン台のつまみを製作しました。

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右側が本来のリンを引き出すための黒檀おつまみであった。こちらはメーカーが接着剤だけでつけていたので、設置場所から落ちてしまった。対応策としてドリルで穴をあけてネジを入れて再度取り付ける予定であったが、黒檀が割れてしまい使い物にならなくなった。
当方で新た黒檀を使い、中にネジを入れて製作、これについては内部の特注家具を製作されている黒島さんのアイデアと技術のご協力を頂き、下記のように製作できました。最後に紙やすりで仕上げてから塗装の3回塗りで仕上げました。