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2016年9月

展示会に伴い10/3~10/6まで出荷作業ができません。

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上記の通り、10/3~10/6まで静岡県の仏壇メーカーで、展示会と商品撮影会のため、出荷作業ができません。

出荷は、帰宅後の10/7~となります。注文の順に出荷をしてまいりますので、ぜひお日にちに余裕をもってご注文をお願いいたします。

 

また、10/3~10/6まで、ご注文・メール・お電話でのご対応は通常通りさせていただきますので、ぜひご利用くださいませ。

また、9/29木曜までにご注文いただき、ご入金まで終了している商品につきましては、10/3までに発送業務を行わせていただきます

9/30日を過ぎてしまった場合は、最短で10/7以降の出荷となりますのでご了承くださいませ。

在庫状況にもよりますので、個別にお問い合わせくださいませ。

 

ご不明な点等ございましたら、フリーダイヤル0120-7676-43 までお問い合わせくださいませ。

 

南三和支部 第98回先駆の日 壮年・男子部御書勉強会 開催しました(大白蓮華9月号、世界を照らす 太陽の仏法)

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早いもので~いよいよ本年11月に100回を迎える支部講義です。我が支部の伝統として今後も末永く続くことを願っています。今回は先生より全世界のメンバーに一番大切な創価学会の信心の根本である「信・行・学」を改めて確認して行きましょう!とのご指導のもと始める事に、壮年部の体験、続きまして私の講義に入ります。池田先生の大白蓮華の内容に沿って、自分自身のミニ体験を含め、当日午後から全国で開催されて青年教学2級試験にここの出席されている方々のお子様三名が受験致します。中でも我が家の三女も一緒懸命に彼女なりに勉強していました。がやはり腑に落ちない点など幾度か私に教えてほしいと言う事で、家族で教学の話ができた事が何よりうれしかったです。今回は信心の初めの「信」からのスタートでした。信者・行者とホワイトボードに書き込み、これを使って違いなどもお話しさせていただきました。今日の朝10月号の大白蓮華が届きましたら、信者・行者の事が掲載されていました。少々先走った内容だったかもしれませんが、信仰における「信」は根幹部分ですので、時間を割いてこのとらえ方を皆さんと一緒に確認し合う事ができたと思っています。

夏の暑さも収まりいよいよ教学の秋に入ります、しっかりと誓願の勤行唱題を行って、所願満足の人生を送っていきましょう!と終了いたしました。

最後にモバイルSTBから池田先生のご指導を拝聴して、充実した午前中を支部の壮年の皆さま方と過ごすことができました。次回は10月30日午前10時から第99回先駆の日開催致します

 

〈小説「新・人間革命」〉 源流 二十一を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一が、「長い人生で最も嬉しかったこと、そして最も悲しかったことはなんでしょうか」と尋ねた時、デサイ首相の楽観主義という生き方は、さらに鮮明になった。
 「私は、今までに悲しいと思ったことはありません。すべてのことを、嬉しい、楽しいと思っています」
 「なかなかそうはなれません。それでは、嬉しかった思い出のなかでも、いちばん嬉しかったことはなんでしょうか」
 
 すると首相は、笑みを向けて答えた。
 「一瞬一瞬が幸福であるのに、その一つの瞬間だけを取り出して、幸福であるなどと、どうして説明することができるでしょうか。
 
 私は、食べ物があっても嬉しいし、また食べ物がなくても嬉しいのです」
 そう実感できたからこそ、不服従運動という熾烈な闘争に身を投じることができたのであろう。首相は、これまでに四回、命がけでハンガーストライキを断行してきた。
 近年では、一九七五年(昭和五十年)四月、治安関係法の適用について中央政府に抗議し、要求が受け入れられるまで一週間の断食を行っている。その時、既に七十九歳になっていた。体重は一日に  二ポンド(約一キロ)も減っていったという。
 
 当時の心境を、首相は綴っている。
 「身も心も解き放たれ、幸福で、自分自身に対しても、世界に対しても、平安な境地であった」(注1)
 しかも、その直後、五度目の投獄が待っていた。獄中生活は十九カ月に及んだ。
 
 だが、首相は言う。
 「それは、私の人生において、最も有益な時であった」「拘留中、私は内省的に生きた。いかにして自身を向上させうるか。そのことを常に自らに問いかけていた。
  自分の欠点とは何か? 心は穏やかか? 誰かに嫌悪感をいだいていないか?――と」(注2)
 使命に生き、自身の向上をめざす人にとっては、逆境の時こそが、実り多き学習の場となり、自分を磨く最高の道場となる。
 
 小説『新・人間革命』の参考・引用文献
 注1、2 Morarji Desai著『THE STORY OF MY LIFE Volume3』Pergamon Press(英語)

 源流 二十一を読んだ感想と決意 島幸弘

自分自身が信念を持って生きている人生、しかし、ダサイ首相のように国のため民衆のための信念を決して曲げずに生きた結果投獄と言う現象が起きる。しかしダサイ首相は先生のご質問にまるで仏の境涯の如く返答をされている。結果投獄は自身の窮地でもなんでもなく、内省のためにとても有意義であったとして、自身の一つ一つの心をしっかりと点検している。凡夫即仏の境涯であるのではないかと私は思いました。であるならば私もこのように考え行動できる自分自身に成長できるように、心がけて日々そのようなふるまいの男の人生を送っていきたい!

〈小説「新・人間革命」〉 源流 二十 を読んだ感想と決意 島幸弘

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訪印二日目の二月七日――。
 午前十時半、山本伸一たちは、モラルジ・デサイ首相の官邸を訪ねた。ニューデリーのサフダルジャン通りにある、緑に囲まれた白い建物であった。
 首相は、間もなく八十三歳になるという。インドの多くの指導者がそうであるように、首相も、マハトマ・ガンジーの不服従運動に加わり、インド国民会議派として独立のために戦ってきた。投獄も  された。その信念の人の目には、若々しい闘魂の輝きがあった。
 
 伸一は、サイ首相にどうしても聞いておきたいことがあった。インドには中国との国境を巡る問題があり、まだ解決にはいたっていない。今後、この問題にどうやって向き合っていくかということ  である。ネルー帽を被り、メガネをかけた彫りの深い端正な顔に、柔和な微笑を浮かべて、首相は答えた。
 
「話し合いによって解決できることが望ましいと思っています。この問題が解決したならば、また友好的な関係になることができるでしょう。というのは、インドと中国は歴史的なつながりも深く、私 たちは中国を信頼し、兄弟のように思っているからです。
 
一九四九年(昭和二十四年)の中国革命以来、インドは中国を支持し、国連においても中国加盟を支持してきました。それなのに国境問題が起きたことは大変に残念です」
 重ねて伸一が、「今後の見通しは明るいと思われますか」と尋ねると、首相は、きっぱりと答えた。
 
「私はいつも楽観的でいます。悲観的であったことはありません」
 ガンジーも、「私はどこまでも楽観主義者である」(注)と語っているように、楽観主義は、指導者の大切な要件といってよい。
 
楽観主義と、努力や準備を怠り、“どうにかなるだろう”という生き方とは全く異なる。
 
楽観主義とは、万全の手を尽くすことから生じる、成功、勝利への揺るがざる確信と、自らを信ずる力に裏打ちされている。
 
 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 K・クリパラーニー編『≪ガンジー語録≫抵抗するな・屈服するな』古賀勝郎訳、朝日新聞社

 源流 二十 を読んだ感想と決意 島幸弘

大聖人の仏法は基本的に超前向きで大いなる楽観主義の思想である。だからこそ自分自身の中にあるマイナス思考をプラス思考に変換して行く事により、自分自身の力で自身の可能性を広げていける人間革命を体験しながら生きていけるのである。これこそが所願満足、一生成仏の人生を勝ち飾っていける王道の道であると確信しています。

中古仏壇展示、実物見れます!神奈川県、福島県、千葉県、埼玉県から来店

9月22日秋のお彼岸には古河文化会館横の当店に4組7名のお客様がお仏壇を実際に見たいと来店され午前中から夜19時過ぎまでご覧いただけました。
神奈川県横浜市、福島県いわき市、千葉県松戸市、埼玉県本庄市、茨城県古河市の地元からも夢工房もぜひ見たい!との事
雨の中でしたが、皆さんとたくさんお話もできてつながりも一層深くなりました。全国のお客様が実際に店舗に来ることは難しいので、
できるだけ動画を使い私自身の事、仏壇の事、仏壇業界の事などお客様が欲しい内容をどんどんユーチューブにアップして行きます。
また、お客様からのご要望、ご希望の仏壇のこの場所をアップで見せて!その仏壇の自動開閉機はどうなってるの?今使っている
仏壇はこんな感じとお写真など頂ければ、お困りの対応方法などもお伝えする事ができると思います。毎日この仕事をお客様のために
必要な情報をお届けできるように桜梅桃李.COMチャンネルとしてユーチューブでわかりやすく動画でお伝えして行きますのでドンドンご質問などくださいね!
お待ちしています!
 
お仏壇ご購入をお考えの方は、是非ご参考にされたら良いのかと思います。
 
〒306-0205
茨城県古河市関戸845-5 (創価学会古河文化会館となり)
 
車:圏央道:五霞インター下り新四号バイパスから約10分です
電車:宇都宮線古河駅 事前にご予約いただければ駅まで送り迎えいたします
 
フリーダイヤル:0120-7676-43
メールアドレス:info@oubaitori.com
 
 
 
 
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マンションなどのお仏壇は家具調仏壇がお勧めなのか?

仏壇選びのポイントとコツについてお伝えしています。昨日も桜梅桃李.COMに仏壇を見に来られるお客様っが横浜、いわき市、松戸市、本庄市と関東と東北の福島県からご来店いただきました。お客さまからお仏壇購入のきっかけ、当店をお選びいただいたこと、そしてご希望の仏壇のサイズ、色合い、材質などの事お聞かせいただきました。お客様からのご要望は私の宝です。しっかりと受け止めてこの仕事に反映し全国の創価同志に創価仏壇の問題解決の情報をお届けして行きます
 
 
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桜梅桃李では全国の創価学会員の皆様に心を込めてお仏壇をお届けしています。
お仏壇ご購入をお考えの方は、是非ご参考にされたら良いのかと思います。
 
〒306-0205
茨城県古河市関戸845-5 (創価学会古河文化会館となり)
 
車:圏央道:五霞インター下り新四号バイパスから約10分です
電車:宇都宮線古河駅 事前にご予約いただければ駅まで送り迎えいたします
 
フリーダイヤル:0120-7676-43
メールアドレス:info@oubaitori.com
 
 
 
 
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創価学会仏壇に関する事で悩み、私にできるアドバイスや対処内容をお伝えします。

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昨日は、神奈川の横浜:福島県いわき市:埼玉県本庄市:茨城県古河市からお仏壇をご覧に来店頂きました

4組7名のお客様全員がルネサンス仏壇センターと中古仏壇専門展示場の夢工房をご覧いただくことができました。もちろんありがたい事ですが2組の方からご成約もいただき大変うれしく感動しております。また福島県いわき市からご夫婦で来られたお客様は地元で当店より購入いただけました複数の方よりご紹介され来店されました。

今回特にお客さまと仏壇に関して数多くのお話しをお聞きする事が出来たくさんの事を学ぶことができました。

今月に入り特にユーチューブに動画をアップ数もあとわずかで500本になります。何のためにこんなに動画をアップしてきたのか?それはお客様に私自身の人間性と私が扱っています創価仏壇をなるべくわかりやすくご案内したいからなのです。

ネットで全国に創価仏壇を販売している桜梅桃李.comは、三大秘法である本門の戒壇である仏壇を扱っています。日蓮大聖人の仏法を正しく現代によみがえらせたのはもちろん創価学会の三代会長がいらっしゃったからです。私がこの仕事について35年、創価仏壇は時代とともに本当に進化してきました。これからも進化し続けて行くと思います。その歴史の中では日本の高度成長期とバブル時代と対局する時代を経験してまいりました。自動開閉機などはその最たるもので多くの製作会社がありましたが現在製作している会社は非常に少なくなっています。仏壇メーカーもたくさんありましたが、現在はわずか数件になっています。

今後も折伏弘教が推進され世界広布は推進され拡大進展して行く事でしょうが、現実には世界広布新時代に入っているこの時代に創価仏壇業界は実は最大の危機に突入している状況にあるのです。私はこの苦しい時代だからこそ、これまでの仏壇業界のあり方で気がついてきた事を動画を使いブログを使いフェースブックにも掲載し全国の同志にお伝えして行きたいと思っています。創価学会仏壇に関する問題解決を仕事としていますので、購入から修理、調整、買取り、引取、処分まですべてワンストップで住むように考えさらにお客様からのユーザー目線を考慮受け入れてよりわかりやすく情報を提供してまいります。

お客様が望んでいる事、現在のお住まいの状況に、またお客様のこだわり、お客様からの購入に関する問題、ご希望商品とお客様ニーズの差など販売する側、製造する側の気が付かないことがたくさんある事がわかっています。また仏壇業界の現実についてもお客様はほとんど理解していません、製造するメーカーの立ち位置、私共商品をお客様に直接販売するお店と言う立ち位置、そしてその商品を実際に自宅でご使用いただくお客様のお気持ちは一番重要視して行く事が最重要だと思います。

弊社運営の創価仏壇買取り.comの買取り理由の一番は「引越し先に使っている仏壇が大きすぎて持っていけない」という理由です。その方々は当店で買取りをした場合、ご自身の仏壇はどうされていくのでしょう?もちろん一部の方は当店で小さいものに変えられる方も折られますが

狭い住居といっても家族構成などによっても、お部屋のレアウトによっても微妙な感じである事も確か?仏壇は家の中心に置くものでしょと言う考え方、感覚そのものが変わってきている事でもあります。私はできるだけお客様のお悩みをお聞きして、自分自身で対処できる事に気が付く訓練も始めています。

今後もより一層創価学会仏壇に関する問題解決の手助けをして、たくさんの創価同志のお役に立ってまいりたいと思っています。 ありがとうございました。

 

〈小説「新・人間革命」〉 源流 十九を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一が「インド文化研究会」のメンバーと共にローディー庭園を散策していると、少年たち数人が来て、少し離れたところから珍しそうに一行を見ていた。
伸一は、手招きし、「みんなで写真を撮ろう」と声をかけた。大槻明晴がヒンディー語で通訳した。はにかむ少年もいれば、歓声をあげる少年もいた。一緒にカメラに納まった。
彼は、お土産に持ってきた、創価大学のバッジを子どもたちに渡していった。
 
「私たちは、日本から来ました。これは、私が創立した大学のバッジです。大きくなったら、必ず日本に来てください」
伸一は、それぞれの家族のことなどを聞いていった。父親の職業は、多くがドライバーであった。語らいが弾んだ。少年たちは、日本だと中学二年にあたる年代である。
 
「みんなは、友だちなの?」
少年の一人が、白い歯を見せて答えた。
「いつも一緒にいるんで兄弟みたいです」
「良い友だちをもつことは、人間としていちばん幸せなことなんだよ。一生の財産になります。良い友だちがいれば、日々も楽しい。
また、互いに励まし合えるから、辛いことや嫌なことがあっても、負けないで強く生きることができる。
しかし、独りぼっちだと、寂しいし、心は弱くなっていきます。また、悪い友だちと付き合っていれば、いつの間にか、自分も影響され、悪いことをしてしまうようになる。
だから、互いに良い友だちでいてください」
 
伸一は、こう言いながら、さらに、オレンジやボールペンを彼らに配った。
小柄な少年が、元気に尋ねた。
「写真ができたら、もらえますか」
「わかりました。必ず送ります」
 
同行の幹部が、皆の住所と名前を控えた。
少年たちを見ながら、伸一は確信した。
“彼らは、将来、日本人といえば、今日のことを思い出すだろう。語り合えば、心が響き合う。
世界が友情で結ばれるならば、それは、世界平和の確たる基盤となる!”

 源流 十九を読んだ感想と決意 島幸弘

世界平和といっても、まずは人間同士がお互いに仲良くなる事が大切、先生はこのような時にも未来の宝の子供たちと胸襟を開いた関係を築く事ができる。わたしもそのような人になっていこう!

〈小説「新・人間革命」〉 源流 十八を読んだ感想と決意 島幸弘

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大槻明晴は、山本伸一と関西の各大学会の代表との懇談が行われた一カ月後の一九七二年(昭和四十七年)七月、インドへ渡り、ベナレス(後のバラナシ)のサンプールナアナンド・サンスクリット大学に入学した。二年後に帰国し、貿易会社で二年ほど働き、さらに七六年(同五十一年)三月から再びインドに留学し、ボンベイ大学(後のムンバイ大学)の大学院に学んでいた。
 
彼は、「七年後に皆でインドへ」という、伸一との約束の時を、インドの大学院生として迎えたのである。「インド文化研究会」のメンバーは、七九年(同五十四年)二月四日、ニューデリーに到着した。ガヤ、パトナ、カルカッタ(後のコルカタ)など、インド各地を十日間にわたって訪問し、仏教遺跡をはじめ、社会状況や人びとの生活などを視察するほか、現地メンバーとの交流を行うことになっていた。大槻は、懐かしい「インド文化研究会」の友をニューデリーの空港で迎えた。六日の午前零時過ぎ、ニューデリーに着いた伸一は、すぐさま彼らに伝言した。
「今日、私はデリー大学を訪問しますので、そのあとに、お会いしましょう。楽しみにしております」
 
そして、このローディー庭園で、メンバーとの再会が実現したのである。
先生! こんにちは!」青年たちの元気な声が響いた。
「やあ、元気だったかい。とうとう約束を果たしたね。目標にしてきたインドに集まったんだから、全員で記念撮影をしよう」
伸一と共に、皆でカメラに納まった。それから大槻の案内で園内を散策した。
 
伸一は、“広宣流布の決意に燃える青年たちが今、インドの地に集ったことを、戸田先生はどれほどお喜びか!”と思った。
師から弟子へ、そして、また弟子へ――世界広布は、その誓いと行動の継承があってこそ可能となるのである。

 源流 十八を読んだ感想と決意 島幸弘

広宣流布とは日蓮大聖人の人間尊厳の大仏法を未来まで正しく伝えていく聖業であり、自分自身の誇り、使命、責任を持って自身の人生を最大に価値あるものにして行く現実でもある

〈小説「新・人間革命」〉 源流 十七を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一たち一行は、デリー大学への図書贈呈式に続いて、大学関係者と教育問題などについて意見交換し、再会を約し合ってキャンパスをあとにした。
時刻は午後四時を回っていた。一行は、デリー大学にほど近い、ニューデリーの中心部にあるローディー庭園へ向かった。
ここは、十五世紀から十六世紀にかけて栄えたローディー朝の皇帝廟が残され、市民の憩いの場となっている公園である。
 
この公園で伸一は、「インド文化研究会」のメンバーと会うことになっていたのだ。
――一九七二年(昭和四十七年)六月、大阪を訪れていた伸一は、関西の各大学会の代表三十人ほどと懇談会をもった。その折、メンバーの一人がインド
へ留学することを報告した。語らいは弾み、伸一の提案で、それぞれがインドについて学び、七年後に皆でインドへ行こうということになった。そのグループが「インド文化研究会」である。
インドに留学する報告をしたのは、大槻明晴という外国語大学でインド・パキスタン語学科に学んだ青年であった。
 
彼は、世界の広宣流布に思いを馳せながら、教学を研鑽していくなかで思った。
“私たちは、羅什三蔵の訳した法華経に基づいて、仏法を研鑽している。しかし、インドのサンスクリット語から漢語に訳されるなかで、かなり中国的な解釈がなされてはいないだろうか。
世界広布を考えるうえでは、サンスクリット語にさかのぼって解釈していくことも必要なのではないか。また、そうすることによって、羅什三蔵の訳のすばらしさも再確認できるのではないか……”
そして大槻は、インドへの留学を決意したのである。
 
伸一は、世界広布に向かい、真剣に考え、行動しようとする彼の心意気が嬉しかった。
理想や夢を語ることは誰にでもできる。大切なことは、それを実現するために、“今、何をするか”“日々、いかなる努力を重ねるか”である。使命感、責任感は行動に表れる。

 源流 十七を読んだ感想と決意 島幸弘

志を高く持ち、自分自身の人生をかけて日々精進し夢に向かって一歩一歩前進して行く!何のために、誰のために、なぜ!自分自身が人生を通して世の中に貢献できる。そんな人生でありたい!