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2017年1月20日 AM 10:56

情熱店長ブログ

池田先生、ハンコック氏、ショーター氏のてい談集「ジャズと仏法、そして人生を語る」英語版が完成

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池田大作先生と世界屈指のジャズ音楽家ハービー・ハンコック氏、ウェイン・ショーター氏とのてい談集『ジャズと仏法、そして人生を語る』の英語版『REACHING BEYOND Improvisations on Jazz, Buddhism, and a Joyful Life(限界を超えて――ジャズと仏法、そして喜びにあふれた人生の即興)』が完成した(アメリカのワールド・トリビューン出版刊)。
 ハンコック氏はジャズピアニスト、作曲家であり、音楽界最高峰の栄誉・グラミー賞を14度、受賞している。2008年にはジャズで43年ぶりとなる「最優秀アルバム賞」にも輝いた。ジャズ史にその名を刻むサックス奏者、作曲家であるショーター氏は、これまで10度、グラミー賞を受賞。83歳になる現在も世界のフュージョン界をリードし続ける。
 2人は共にアメリカSGIの一員。またSGI芸術部長として、希望の音律を世界中に響かせてきた。
 池田先生と2人の出会いは1974年。以来、幾度となく師弟の出会いを重ね、2010年9月、本紙上で、てい談「魂の人間讃歌――ジャズと人生と仏法を語る」が往復書簡等によりスタート。13年には、その内容を加筆・再編集したものが、てい談集として日本で発刊された。
 本書では、ジャズとの出合いから、人材育成の要諦、さらには、核兵器のない世界、環境問題など、さまざまなテーマで対話が織り成されていく。
 現代における音楽の役割について話が及ぶと、池田先生は「強く前向きな生き方へと人々をリードしゆく『妙音』の音声を、いやまして高めていくべき時ではないでしょうか」と展望。
 ショーター氏が「人々に、人生のあらゆる課題に挑戦し、自らが持つ生命の傾向性やネガティブ(否定的)な側面に真正面から立ち向かい、勇敢に、前に踏み出すよう励ますことであると思います」と応じ、ハンコック氏は「不透明で、急激に移り変わる現代を生き抜き、勝利するには、師子王のような勇気が必要だと思います。池田先生は、ご自身が尽力される姿と振る舞いをもって、私たちにその完璧な模範を示してくださっています」と語っている。
 当意即妙の対話のセッションから、ジャズの精神と創価の人間主義の哲学とのハーモニーを堪能できる、珠玉の一書である。