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2017年1月16日 AM 10:31

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 大山 十二を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一は、創価の正義の大道を見つめ、そして足下の喫緊の課題に視線を移した。
 “今、何よりも優先しなくてはならないのは、僧たちの非道な攻撃をやめさせ、会員を守ることだ。これまで学会が、何度も、さまざまな宗門の要求を聞き入れ、譲歩を重ねてきたのも、そのためである”
 彼は、各地の会員に対する悪侶の暴圧を聞くたびに、胸が張り裂けんばかりに痛んだ。苦悩し、呻吟する同志の顔が瞼に浮かび、悲痛と激怒の叫びが聞こえた。その事態を脱却しようと、重ねてきたさまざまな努力も、今や、副会長である鮫島源治の発言によって無に帰してしまったのだ。
 “戸田先生が「命よりも大切な組織」と言われた学会である。その学会を、会員を、断じて守り通さねばならない。そのために、いかなる道があるのか……”
 彼は、最愛の会員のためなら、一身に集中砲火を浴びることも恐れなかった。事あれば一人で、一切の責任をとろうとの決意を固めていた。それは、彼が第三代会長として立った日からの、変わらざる誓いであった。
 このころ、学会は、絶頂期を迎えていたといってよい。
 日本にあっては、名実ともに宗教界の王者となり、確固たる一大平和勢力となった。そして、民衆の大地に根を張った創価の同志の連帯は、世界を結ぼうとしていた。
 実践の教学が、会員の生き方の規範、哲学として根差し、広宣流布の深い自覚のうえに、社会のあらゆる分野で活躍、貢献する多くの逸材が育っていた。仏法を基調にした、平和、文化、教育など、社会に開かれた広範な創価の運動も高い評価を受け、学会への共感と賞讃の輪は大きく広がっていた。
 いわば、最高の上げ潮をもって、学会は一九七九年(昭和五十四年)という、「七つの鐘」終了の佳節を迎えたのだ。伸一には、いつでも、師の戸田城聖に胸を張って勝利を報告できるとの自負があった。師に応えようとの一念こそが、彼の原動力であった。

 〈小説「新・人間革命」〉 大山 十二を読んだ感想と決意 島幸弘(聖教新聞より転載)

師匠と自分、ご本尊と自分、自分という人間がどのような規範で人生を生きていくのか?人の生き方にとってとても重要な問題である。個人が自由に生きるという事は、勝手気ままに自分自身の思い付きの感情で生きるという事もその一つであると思うが、人生一生を考えた時に多くの先輩たちが残している言葉の中に「若いころもっと勉強しておけばよかった。親の言う事を真面目に聞いておけばよかった。先生の言う事をきちんと聞いておけばよかった」など多くが若い時の自分の判断についた反省の事が多いように感じる。人生は経験でしかないのだから、当然様々な経験による反省はあるだろう。この仏法は現在と未来をより良く生きていくための物、過去の反省も重要だが、過去は現在と未来が良くなることによって、良い思いで話にもなる。問題は未来が明るく自己自身のより良い人生を自分自身で作り出せるかどうかだ!南無妙法蓮華経と唱える時に、自分自身の最も素直で純真な心が命の奥底から現れてくる。その素直な自分自身の生命状態で物事を判断し、自己変革していけば必ず所願満足の人生となるだろう!