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2016年10月21日 AM 07:09

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 源流 四十二 を読んだ感想と決意 島幸弘

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ナラヤナン副総長は、一九二〇年(大正九年)に、インド南部のケララ州に七人きょうだいの四人目として生まれた。家は貧しかったが、勉強が大好きな少年であった。兄や姉は自分たちが小学校に通うことを断念し、彼を小学校に行かせた。
 
彼は長い道のりを歩いて通学した。目に触れる本や新聞は片っ端から読み、メモした。授業料が払えず、教室に入れぬこともあった。苦労に苦労を重ね、トラバンコール大学(後のケララ大学)に進み、首席で卒業した。大学のある町は、かつてガンジーが差別撤廃のために戦った人権闘争の舞台であった。
 
彼は、大学講師やジャーナリストとして活躍し、奨学金を得て、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに留学する。
ここでも最優秀の成績を収めた。帰国に際して、政治学者である同校のハロルド・ラスキ教授が、ネルー首相に紹介状を書いてくれた。
 
ネルーとの出会いが、彼の人生を変える。外務省入りを勧められ、外交官として新しい一歩を踏み出すことになる。
ビルマ(後のミャンマー)、日本、イギリス等で勤務したあと、タイ、トルコ、中国大使を歴任。この一九七九年(昭和五十四年)、ネルー大学の副総長に就任したのだ。
 
彼の存在が、カーストによって差別する偏見を打ち破る先駆の力となった。人間の生き方が、社会の変革を促す。
ネルー大学に到着した山本伸一たちは、副総長室に案内された。そこには、白髪にメガネをかけた、ナラヤナン副総長の穏やかな笑顔が待っていた。
 
「ようこそ、わがネルー大学へ!」
「お忙しいところ、時間をとっていただき、ありがとうございました。民衆の大学者であるナラヤナン副総長とお会いできる
ことを、楽しみにしておりました」
 
「私もです。今日は、山本先生を、わが大学の“一日教授”としてお迎えします」
 
「とんでもない。“一日学生”です」
 
このやりとりに爆笑の渦が広がった。

 源流 四十二 を読んだ感想と決意 島幸弘

人の人生はその人がどのような思いで生き抜き、生ききったのか?その瞬間瞬間に自分らしく自分自身の思いで精一杯生きていく事。その生き方に自分自身が誇れ、他社からの評価も自然についてくる。なんのために生まれ、どのように生きるのか?すべて自分で決め自分の責任で生きていく人生こそが桜梅桃李の花咲く人生を歩んでいける事になるのだろう!

自分の中、自分の生命そのもの自体が「仏界」という尊厳そのものがある。この世に生まれたその人自身の使命がある。その使命を自覚し使命に生きる!創価学会の信心にはそれを実感できる大聖人の教学と三代会長の実践の確信がある。