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2016年8月22日 AM 08:49

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 清新 五十八を読んだ感想と決意 島幸弘

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山本伸一は、自身の人生の最大テーマは、「世界広布の基盤完成」にあると心に決めていた。世界は、あまりにも広く大きい。早くその事業に専念しなければ、世界広宣流布の時を逸してしまいかねないとの強い思いが、彼の胸には渦巻いていた。「七つの鐘」が鳴り終わる今こそ、まさに、その決断の時ではないのかとも思えた。二月一日、九州研修道場では、伸一が出席して、「伝統の二月」のスタートを切る九州記念幹部会が開催されることになっていた。幹部会の開会前、彼は、研修道場内の移動の便宜を図るために設けられた橋の、テープカットに臨んだ。小雪が舞い、霧島の山々は、うっすらと雪化粧をしていた。皆が見守るなか、木製の橋の入り口に張り渡されたテープを、女子部の代表がカットした。
 伸一は、集まっていた人たちに尋ねた。
 「この橋の名前は?」
 皆が口々に答えた。
 「まだ、ありません!」
 「先生、名前をつけてください!」
 彼は、即座に、こう提案した。
 「日印橋でどうですか? 日本とインドに友好の橋を架けるという意義と決意を込めて、つけさせていただければと思います」歓声と拍手が起こった。それから伸一は、先頭に立って橋を渡った。同行の幹部は、雪が薄く積もった橋を革靴で渡る伸一が転びはしないかと、はらはらしながら見詰めていた。彼は、橋を渡ることで、準備にあたってくれた同志の真心に、真心をもって応えたかったのである。その小さな行動のなかにも、世界を結ぼうとする伸一の、哲学と信念があった。――誠実と誠実が響き合い、心が共鳴する時、永遠なる友情の橋が架かる。利害と打算の結合は、状況のいかんで、淡雪のごとく、はかなく消え去ってしまう。友情の橋こそが、人間の絆となり、さらには、恒久平和を築く礎になる!(聖教新聞より転載)
「自分自身の考えと行動、振る舞いこそがその人の人生そのものであると池田先生を思い描くと感じています。自分自身の使命は何か?祖の真髄は何なのか?創価学会の信心は師弟から学ばせていただく事が基本になります。今日も純粋に素直にそのままの自分で考え行動して行こう!」