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2016年8月20日 AM 08:12

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 清新 五十七 を読んだ感想と決意 島幸弘

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九州は、日蓮大聖人の御遺命である「仏法西還」を誓願した恩師・戸田城聖が、東洋広布を託した天地であるからだ。戸田は亡くなる前年の一九五七年(昭和三十二年)十月十三日、福岡市内にある大学のラグビー場で行われた九州総支部結成大会に出席し、集った三万人余の同志に、生命の力を振り絞るようにして叫んだ。「願わくは、今日の意気と覇気とをもって、日本民衆を救うとともに、東洋の民衆を救ってもらいたい!」そして、万感の思いを込めて、特に男子青年に対して、「九州男児、よろしく頼む!」と、東洋広布を託したのである。
伸一は、「七つの鐘」が鳴り終わる年を迎えた今、二十一世紀への世界広布の新出発もまた、「先駆」を掲げる九州の同志と共に開始したかったのである。彼が九州研修道場に到着したのは、前日の一月三十一日午後六時のことであった。九州の代表幹部らと懇談し、勤行したあと、彼は一人で思索のひとときを過ごした。外は、しとしとと冷たい雨が降り、それが、かえって静寂を募らせていた。彼は、「七つの鐘」終了後の、学会と広宣流布の未来へ、思いを巡らしていった。
“今年は、会長就任から二十年目を迎え、日本の創価学会建設の基盤は、ほぼ完成をみたといえる。国内の広宣流布の礎は盤石となり、未来を託すべき人材も着々と育ってきている。また、学会は、仏法を根底にした平和・文化・教育の団体として、人間主義運動の翼を大きく広げつつある……”そう考えると、今後、自分が最も力を注ぐべきは世界広布であり、人類の平和の大道を切り開くことではないかと、伸一は思った。(聖教新聞より転載)
「組織も人生もその一生にわたる計画構想を持つことがとても重要である。何も考えず場当たり的に「頑張ればよい!」という勢いだけでは世の中は済まない。しっかりと使命感をもち、その途中の目標を経過しながら目的に近ずいて行く、その勇気と努力と根性が自分の人生の歴史となる。今の自分の人生のポジションはどこにあるのか?熟慮し一歩一歩実行して行きたいものだ」